ゲーム開始直後のルーチンワーク【ハースストーン バトルグラウンド】

テクニック

毎試合やることが固定になっている基本的なプレイを紹介します。

トイレを先に済ませておく

前のゲーム終了後、すぐにプレイボタンを押してヒーローを選択してからトイレに行きたくなることはよくあります。特に熱中していて負けたりすると即プレイボタンを押しがちです。そうするとゲームが始まるまでに急いでトイレを済ませないといけないので焦ります。我慢した場合、思考時間を削れないのでゲーム終了まで行けず、集中力を欠いた状態で戦わなければならなくなります。ゲームが終われば一拍おいてトイレは大丈夫か確認しましょう。

スマホやパソコンでよそ見をしない

1ターン目や2ターン目はやることがほぼ固定で考えることも少なく時間が余ったりします。そういう時にスマホやパソコンでネットやTwitterを見がちです。ですがこれは車でよそ見運転をしているようなもので、後述のルーチンワークをきちんとできなくなったりするのでしない方が良いです。ゲームに集中しましょう。

要注意ヒーローがいるか確認する

まず《ネファリアン》《大悪党ラファーム 》《A.F.ケイ》の3ヒーローがいるかチェックします。これらのヒーローに対しては特別にやらないといけないプレイが出てきます。《ネファリアン》は終盤になってメカ部隊を組んでいる時などは対策をした配置をしないと大きな被害が出ます。8人の中にいれば忘れないように覚えておきましょう。

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《卑属なホムンクルス》は時間ギリギリに出す

1ターン目は時間が余って暇ですし、前述のように要注意ヒーローがいるかどうかの確認も含めてスコアボードで各プレイヤーにカーソルを合わせてチェックします。この時に《卑俗なホムンクルス》を出して体力が38になっているプレイヤーはかなり目立ちます。印象に残ってその後覚えられてしまうので、残り時間0秒で出して他のプレイヤーに余計な情報を与えないようにしましょう。

同様に、2ターン目や3ターン目に《憤怒の織屋》の能力を起動する時も残り時間ギリギリで行います。不自然に体力が1減っていると構成がばれてしまい、適切な配置をされるかもしれませんから。

こういうプレイはよそ見しているとできません。ぼーっとしていて最後に《卑俗なホムンクルス》を配置するのを忘れたりしないように注意です。

2ターン目は、スコアボードで各プレイヤーをチェックする

1ターン目の戦闘が終わった後、スコアボードで各プレイヤーの最も多く配置したミニオンの種族・数、戦闘結果、残り体力を見れば、どのグレード1のミニオンを配置したかはかなり特定できます。後になって情報として役立つことがあるので、全てのプレイヤーをチェックしてなるべく特定しておきます。

グレード1のミニオン同士の戦闘結果を覚えておきましょう。

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対戦相手が《大悪党ラファーム》なら、酒場グレード2には時間ギリギリに上げる

2ターン目の対戦相手がヒーロー《大悪党ラファーム》であれば、酒場グレード2に上げるのは残り時間0秒のギリギリに行いましょう(通常は即上げるターンです)。

《大悪党ラファーム》には、「2ターン目にグレードを上げずにグレード1のミニオンを買う、ヒーローパワー」というプレイがあります。この時に相手が酒場グレードを上げていればほとんどどのグレード1のミニオンを買っても勝てるのできちんとミニオンを奪えます。なので将来を見据えた最も欲しいミニオンを買えます。逆に相手も酒場グレードを上げずに盤面を強化していた場合はそうとは限らず最悪の場合ミニオンを奪えないので、話は簡単ではなくなります。《大悪党ラファーム》に、こちらが酒場グレードを上げない可能性について考えさせて判断を歪ませるために、ギリギリまで酒場グレードは上げない方が良いです。

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《野良猫》の配置を入れ替える

《大悪党ラファーム》対策です。本体ではなくトークンの方が先に攻撃するように、トークンを左側に配置します。これは《大悪党ラファーム》がいなかったとしてもやって損することは特にありませんし、忘れることがないように普段から必ずやると決めておきましょう。

《野良猫》を売る時に関しては、《大悪党ラファーム》がいる場合は本体を先に売ります。プールに避難させて盗まれないようにし、押し付けるトークンをキープするためです。

《A.F.ケイ》にトークンミニオンを流さない

ヒーロー《A.F.ケイ》は3ターン目の5コインの時から起動します。そのターンは大抵、「グレード1のトークンミニオンを買う、トークンを売る、3コインで酒場グレードを2に上げる」というプレイになります。なので《A.F.ケイ》は最初のターンからずっとトークンミニオンを求めて酒場を凍結するかしないかを判断しています、実際のところ放置(Away From Keyboard)はしていません。

通常、1ターン目にミニオンを買った後、酒場を凍結するかしないかは自分にとって関係ありません。なぜなら凍結しても2ターン目は酒場グレード2に上げるのでミニオンは買わず、酒場を流して3ターン目からグレード2のミニオンを買っていくからです。

なので1ターン目の酒場を凍結するかしないかはどうでも良いのですが、トークンミニオンがいれば凍結して、それをプールに流さないようにします。自分にとっては不要のトークンミニオンでも《A.F.ケイ》は狙っていますので、少しでも引ける確率を落としてそれを阻みます。《A.F.ケイ》に限らず最序盤から攻撃的な動きをするプレイヤーはトークンミニオンを欲しがりますのでその対策になります。

自分がトークンミニオンを持っていてそのトリプルを狙う場合には、凍結せずに酒場を流します。

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