すごいことをしようとせず、普通にやるのが良い

テクニック

引きが普通の大半のゲームで、悪くない動きをシンプルに選ぶ方法を紹介します。あまりすごいことをしようとせず、普通にやることです。具体的には、毎ターン戦闘で負けないようにテンポを出して、そのヒーローらしさを出して、一期一会の引きを活かすことです。

8位になりやすいパターン

体力が序盤から大きく減るゲームで、大まかに2パターンあります。

すごいことをしようとする

勝ち筋を追い求めすぎて、自らを追い込んでしまうパターンです。序盤を過ぎた9~10ゴールド目以降に、大ダメージを受ける弱い盤面のまま放置して顔面で受けるプレイなど。これをすると、その後リカバリーできるかどうかに大きな負担がかかって、引きが悪いとそのまま死にます。図式としては、勝ち筋を求めすぎる人がそこまで高望みしない人に負ける状態です。

このパターンは、自分の意思でそれに進んでいるわけなので避けられます。これを改善しましょう。

引きや当たりが悪い

これは自分の意思とは関係ないので、避けられません。このパターンだと、引きの悪さに屈して品質の低いミニオンを買うと勝負の戦線が折れてしまって本当にどうにもならない盤面になったりします。

普通にやるのが堅実

ほとんどのゲームでは、普通の引きです。そういう大半のゲームで、危険をあまり冒さず、悪くない動きをできて、隙を見てチャンスを狙う、そういう人は安定します。すごいことをあまりしようとしないということです。引きが良くもないのに勝とうとして自爆を繰り返していると、たくさん8位を取りますから。

すごいことをするのは、引きが良くてぶん回るようなゲームです。そういうゲームだと勝ち筋は自然に来るので、流れに従ってすごいことをするという感じで、しようとしてするものではないです。こういう側から普通の引きなのに勝とうとしている側を見たら、どれほど無理をしているかが分かります。引きが良くないのなら、相応のやり方があります。

1回1回の戦闘で負けないようにテンポを出す

シンプルに悪くないプレイを探す方法です。結局のところ、序盤から体力を高く保てていたらそれはひどくないプレイなのでそれをします。未来のことについては、体力を守ったその後で成り行きに任せて考えれば良いです。こうするのは、勝ち筋に拘るプレイは良かったり悪かったりよく分からないからです。それに対して、守れた体力は少なくとも価値があるからです。しかもプレイが簡単になります。肝要なのはターンごとの良いプレイを探すことで、それの積み重ねが良いゲーム。それに貢献します。

具体的には、

  • 大胆に動かず、なるべくグレードの早上げをしません。つまり戦闘で負けるような弱さになるプレイをあまりしません。まずやりたい動きを考えてそれが弱い盤面になると分かった場合、それを低く評価します。代わりに、気に入らないミニオンを買って盤面を埋めたり、グレードを上げずに回したり、トリプルから低グレード「発見」にしたりするプレイも候補にします。
  • ゴールド効率についてあまり気にせず、戦闘に絶対の自信がないのなら多少は非効率でも負けないラインまで強さを引き上げます。

1ターンスパンで毎回全力を出すような、あまり考えない人のようになりますが、結局のところそれが単純でありながら悪くない動きを生みやすいです。色々考えた結果そういうプレイになったり、負けたときにそういうプレイをできていなかったと反省したりと、これに集約されます。であれば、最初から難しく考えずにこれを行えば良いです。

ヒーローパワーを活かす、ヒーローらしさを出す

与えられたリソースを活用しないといけません。ヒーローにプレイを寄せて、ゴールドカーブやミニオンを選びます。早い段階から見切りを早くしてそのヒーローでできることをやらないと、体力はあっという間になくなりますから。

引きを活かす

一期一会の引きに適応して、一般的でなくてもその引きでできる一番良いやり方を探します。