ロードバイクを初めて半年間の間に月間2000km走るほどモチベーションを保ったり、トラブルのせいで1ヶ月間ロードバイクに全く乗れなくてモチベーションがなくなったりと天と地を経験しました。
結果として、継続するには丁寧に乗りながら新しい道を開拓をすることが大切だとわかりました。つまり面倒なトラブルを避けられればロードバイクに乗れなくなる期間が発生しませんし、新しい道を知ればライドコースが改善できるのでモチベーションが保てて、継続しやすくなるのです。詳しく説明します。
死んでも濡れた道を走らない
濡れた道や砂利道などの険道を走ると、危険なだけでなく掃除が面倒になったり機材の劣化を早めてしまったりします。普通のライドであれば、日を改めたり他の道を選択したりすればそういったリスクがなくなるのに、わざわざリスクを負ってまでその日のその道にこだわる理由がないです。
ですので、雨の後はできるだけライドには出ず、出たとしても路面が乾くのが遅い山間部には行かずに路面が乾いている道だけを走ります。晴れの日の場合でも、濡れた道に辿り着いた場合はUターンして予定していたコースを変更します。一部だけ濡れていて先に進めば問題なさそうな場合は、ロードバイクから降りて担いでそこを乗り越えます。
車とストレスへの対策
- 車に煽られても冷静さを失わない。煽り返してスッキリすることよりも、自分の安全やロードバイクが傷つかないことの方が遥かに大切です。
- イライラすると判断力が鈍って事故に繋がりやすくなります。その対策として、煽られた時を含め何かストレスを感じたときは、今そう感じているということを認識するようにします。「あ、今自分はイライラしてるんだな。」と。すると自然と冷静になれます。煽られるのは不快になるだけで、実害はありません。
- 信号で止まっている車の横をすり抜けて前に出ない。普段から隙間が通れるか通れないかの判断をしているとミスに繋がりますので、行けそうでも行きません。疲労状態になると判断力が鈍るので、最初からそう決めておく方がいいです。
- 危険なことがあったら、帰宅してからその状況と改善案をメモします。Garminを使っていれば、GarminConnectのアクティビティにあるメモ欄が便利です。そうやって少しずつデータを蓄積して改善していきます。
体の回復はトレーニングと同じくらい重要
ロードバイクにどれだけ乗れるかは、どれだけ体を回復できるかと同じです。回復量を超えて乗ると故障し、長期間ロードバイクに乗れなくなってしまいますので、トレーニングと同じくらい回復が重要です。ですから体のケアにはたっぷりと時間をかけて故障のリスクを減らします。ライドの前後を合わせて1時間、ライド中に1時間ほど時間をかけるとかなり故障しにくくなりました。
- ライド前:家でストレッチ10分。
- ライド中:最初30分、最後30分はそれぞれウォーミングアップ・クールダウンとして平坦路でペダルをくるくる回すだけ。特に最初にいきなり力を入れて踏むと故障の原因になります。
- ライド後:ストレッチ20分、アイシング20分、マッサージ15分。
故障しないためには食事と睡眠も重要ですが、食事に関しては以下で詳しく書いています。睡眠は8時間程度で疲労が抜けやすくなります。
同じコースばかり走らず、新しい道を開拓する
気に入ったサイクリングコースがあるとそれが定番になり、そこばかり走ってしまいがちになりますが、それだとコースの改善ができません。いつもと全く同じではない、ほんの少しだけでも行ったことがない道に進んでみます。そうすると思いがけずに良い道が発見できたりします。
例えば以下のようなちょっとした改善で、ライドがより安全になったりします。
上述したように普段わざわざリスクのある道を選択する理由はないのですが、新地開拓の場合は例外です。行ってみた先が林道などの険道だったとしても、その道は使えないという調査結果を得ることができるので十分です。走ってみないとわかりませんから。初見の道を走るのは新鮮で楽しいですし、良い道を発見できれば日々のライドコースの質が良くなったりバリエーションが増えたりして、モチベーションを保ちやすくなります。
このブログでは伊豆半島で開拓したあまり一般的ではない道も紹介しています。
まとめ
- ロードバイクと自分の体を丁寧に扱って、トラブルが発生するリスクを減らす。
- 新しい道を開拓して、コースを改善しライドの質を高めることでモチベーションを保つ。