CATEYE RAPID micro AUTO インプレ

ロードバイク

CAT EYE(キャットアイ)のオート式・USB充電式のテールライト、RAPID micro AUTO(ラピッドマイクロオート)を2ヶ月ほど使ったのでそのインプレです。

キャットアイは、国内シェア70%、国外シェア40%にのぼる日本のブランドです。このテールライトはオート式で、自動で電源をオンオフしてくれます。トンネルを出入りするたびにテールライトをオンオフするのは面倒で危険ですが、オート式だと楽です。USBケーブルによる充電式です。

約15lmのコンパクト&軽量ボディで高さが5cmです。小さいのでシートポストがあまり出ていない人でも取り付けられます(同じキャットアイのRAPID X3などは高さ7cm以上あります)。

操作性は普通

操作性としては、長押しをして電源を入れるとあとは「暗い+振動」に反応してあらかじめ指定した点灯パターンで自動的に光ります。電源のオンオフの時には一瞬光って操作したことを知らせてくれます。強制的に点灯・消灯を行う手動モードにすることもできます。

他のインプレを見ていると、点灯パターンが現在どの状態であるのかがわかりにくいという意見がありましたが、それに関しては困ったことがないです。というのも点灯パターンをいちいち変えることがありません。常にラピッドという一番省電力のモードで使っています。ですので基本長押しでオン、長押しでオフという操作しかしません。点灯パターンを変える機能は、ミス操作が増えるだけなのでむしろ無くして欲しいです。

ちなみに電池の持ちは、細かく時間を測ったりはしていないのですがすぐになくなるということはありません。というのも省電力モードで10回程ライドに出たらとりあえず充電するようにしていて、今の所、電池が切れたことがないんです。

感度センサーは敏感なほど良好

信頼度の高いブランドらしく、感度が素晴らしいです(以前ATARAXIAというメーカーのオート式のテールライトを使用したのですが、感度が悪くて暗いところでも点灯しませんでした)。このライトはトンネルできちんと光ってくれます。割と敏感なので点灯しなくても良さそうな少し薄暗い木々に囲まれた道などでも光ってしまうほどです。その辺りで点灯するかの判断は好みによります。安全を優先するのであればライドに出る前に電源を入れてライド終了まで電源を入れっ放しにしておいてもいいでしょう。

私の場合は、普段走るコースでトンネルが多くあるエリアの前に電源を入れてそこを抜けたら切るという使い方をしています。以前に手動式を使っていた時は、トンネルのたびに電源をつけたり消したりするのが面倒でした。

ブラケット式なのでつけ外しがしやすい

USBケーブルを使って充電を行うのでつけ外しする機会はよくあります。最初にブラケット自体をゴムバンドでシートポストに取り付けます。そしてライト本体はブラケットを介して「カチッ」と簡単につけ外しができます。充電式でこれは重要。RAPID X3のようなブラケットを通さずにゴムバンドで直接シートポストに取り付けるタイプだと、いちいちゴムバンドを取り外さないといけないので面倒です。直接シートポストにつけるタイプに比べると少し出っ張って見た目は悪くなります

このブラケットはキャットアイで共通のものなので、他のライトをつけたりすることもできます。

※このUSBケーブルは付属してきたものではないです。もう少し短いケーブルが付属します。

総評

かなり良いテールライトで気に入っています。見た目は良くない代わりに手間いらずな商品です。少しの手間がライドに行く面倒臭さに繋がったりしますし、楽さは大切です。購入した一番の理由は、ブラケットタイプでつけ外しが楽だからです。USB充電式であればこれは必須です。充電のたびにゴムバンドをいちいちつけ外しするのは面倒すぎます

感度や操作性など出来は良く、さすが有名ブランドという感じです。中華製などもっと安い商品に比べると値段は高いですが、それでも3000円程度で消耗品でもないので大した値段ではありません。

要望としては点灯パターンは固定で良いです、変えることがないですから。触らなければ勝手に変わることもないので気にするほどのことではありませんが。あとは充電用のUSBケーブルもこのご時世ではすでに持っている人が多そうなので必要ないです。サイクリストならサイコン用の物があったりします。