《希望の終焉ヨグ=サロン》の解説【ハースストーン バトルグラウンド】

ヒーロー

最強クラスであるヒーロー《希望の終焉ヨグ=サロン》の解説です。序盤にとても強く安定しています。ゲームの勝ちパターンを理解していればこのヒーローの強さもよく理解できてさらに使いこなせるようになりますので、そこを特に詳しく書きます。

序盤の盤面はモンスターのような強さ

ヒーローパワー:パズル・ボックス 2コスト
ボブの酒場のランダムなミニオン1体を雇い+1/+1を付与する。


2コインと通常よりも1コイン安くミニオンを買えるにも関わらず、+1/+1バフできる能力。+1/+1バフの相場は1コインですので、買うミニオンは選べないものの、ヒーローパワーを使うだけで2コインブーストしているのと同じです。仮に要らないミニオンを取ってしまってそれを売る場合、1コインの損失です。

序盤においては何でもいいからミニオンを買って盤面を埋めることが重要なので、買うミニオンを選べないデメリットは小さいです。使える総コイン量が少ない状態なので、相対的に2コインというブースト量の割合が大きくなり、他のプレイヤーよりも盤面に使えているコインの相当量が多くなります。結果としてミニオンの数が多くサイズが大きいというモンスターのような強力な盤面になり、普通のヒーローに序盤ではそうそう負けません

序盤が強くて、なぜ最強クラスなのか

残り体力の多いプレイヤーほど、長期的な視点でプレイできるから

盤面が強く残り体力が多いと、「後何度か負けたら死ぬかも」という心配をしなくてよくなります。そうすると長期的な視点を重視できて、リソースを温存して長い目で見て最も効率的にコインを使って盤面が強くなるように動けるんです。つまり上位を狙うプレイができます。逆に死ぬかどうか心配な状態であれば、下位を回避するために毎ターン全力を注いで盤面を強化しないといけないのでコインを使う効率は悪くなります。例えるなら、残り体力が多いプレイヤーは利子を少しずつ得ていくようなイメージ。富める者はますます富み、一度マウントを取り始めると止まりません

長期的な視点のプレイで最も分かりやすいのが、酒場グレードを上げることです。次の戦闘での負けを覚悟して、何点かの体力を支払うことで強欲に勝ち筋を近づきます。少し体力を削られたとしても勝ち筋(キーミニオン)さえ見つけられれば上位になれますから。こんな風にして他のプレイヤーよりも先行して酒場グレードを上げていける展開は、よくある勝ちパターンです。

それ以外だと盤面をロックせずに次のターン以降に動きやすくバリューを失いにくくするプレイもあります。

盤面をロックしないように注意【ハースストーン バトルグラウンド】
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下位を取るリスクが低いから

序盤に強いというだけで下位を取りにくくなるので価値があります。仮に中盤以降に失速して負けるにしても、序盤に貯金しておいた体力があるおかげでしばらく延命できます。その間に他のプレイヤーが死んで下位を回避する流れです。《シンドラゴサ》やバランス調整前の《パッチウァーク》が強い理由と同じです。4位以上であればレートは減らないので最低限は保証されているようなもので、《希望の終焉ヨグ=サロン》は安全なピックです。

《希望の終焉ヨグ=サロン》の勝率は67%で、全体の勝率60%を超えていて安定しています。

具体的な動き

1ターン目(3コイン)

1回リロールとヒーローパワーが使えます。提示される3体が良くなければ1回リロールできます。この1ターンに1回リロールできるのはこのヒーローの特権で、安定感を生み出す1つの要因です。

ミニオンの優先順位はスタッツの高さ。他のヒーローと違って《希望の終焉ヨグ=サロン》はトークンミニオンに強く拘る必要はありません。普通のヒーローがトークンを欲しがるのは3ターン目(5コイン)の時にそれを売ってグレード2のミニオンを2体買うためです。ですがこのヒーローの場合は、「ヒーローパワー、ミニオンを買う」という動きができるのでトークンが必須ではないんです。ただトークンミニオン《野良猫》《ロックプールのタイドハンター》はスタッツが悪くなく売った時の換金量が多くて優秀なので取れれば良いのは変わりません。

1ページ目を見てリロールするかどうかの判断基準としては、3体中2体以上が+1/+1バフが載って《卑属なホムンクルス》に負けないミニオンであれば十分なので、そこでヒーローパワーで使っても良いでしょう。

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2ターン目(4コイン)

酒場グレードを2に上げます。

酒場グレードを上げないプレイもありますがあまり良くないです。1ターン目か2ターン目にトークンミニオンがいる場合に、「トークンを売る、ヒーローパワー、ミニオンを買う」というプレイです。これをするとグレード1のミニオンが3体並びます。そうすると次のターン(5コイン)で、「3コイン支払って酒場グレードを上げる、ヒーローパワー」というプレイになりますね。目先の盤面は非常に強くなりますが、グレード1のミニオンはいずれパワー不足になりますし、酒場グレード3に到達するまでに時間もかかるようになるので微妙な時が多いです。

3ターン目(5コイン)、4ターン目(6コイン)

「ヒーローパワー、ミニオンを買う」というプレイです。4ターン目(6コイン)の時は1回リロールもできます。先にヒーローパワーを使って、その後で買います。もし先に買いたいミニオンを買ってしまうと、それにヒーローパワーでバフが載る可能性を捨ててしまいますから。ただし《ン=ゾスの落とし子》がある場合は、それにバフは載せたくないので先に買ってからヒーローパワーというのもありです。

注意点として、酒場に並ぶ4体のミニオンのうち2体が大ハズレで2体が強い場合は、無理にヒーローパワーを使わずに普通に2体買うのもありということです。すでに盤面が強いならば、失敗して失速するリスクを背負うよりも安全に行く方が良い時もあります。ただしハズレのミニオンに+1/+1のバフが載って悪くなさそうであれば、ヒーローパワーは使い得になるので使います。通常のミニオンとバフが載ったと想定したハズレミニオンのスタッツを比較して決めます。

こういった酒場のミニオンが弱い時に1リロールできるので安心です。

5ターン目(7コイン)

「4コイン支払って酒場グレードを3に上げる、1回リロール、ヒーローパワー」というプレイがあります。この1回リロールして、強いミニオンが多い酒場グレード3のプールを掘り進められるのが強いです。普通のヒーローであればグレード2のミニオンを買うしかないですからね。

最速で酒場グレード4、5と連続で上げるパワープレイ

《希望の終焉ヨグ=サロン》の酒場グレードを先行して上げていく勝ちパターンを体現するような強欲なプレイがあります。

  • 7コインのターン(5ターン目):4コイン支払って酒場グレード3に上げる
  • 8コインのターン(6ターン目):7コイン支払って酒場グレード4に上げる、(トークンを売る)、ヒーローパワー
  • 9コインのターン(7ターン目):8コイン支払って酒場グレード5に上げる、(トークンを売る)、ヒーローパワー

一気に酒場グレード5に達して、そこから勝ち筋になるキーミニオンを見つけて上位を狙います。盤面が強くてヒーローの体力がほとんど減っていない場合にこれを行います。戦闘で勝っている限り続行し、途中で負けて体力が大きく減ったりしたら中断するか判断します。

この動きではトークンミニオンが必要ですが、常に盤面いっぱいにミニオンを配置できている状態を維持できます。これだけ多くのコインを酒場グレードを上げることに使ってはいますが、ヒーローパワーとトークンを組み合わせて戦線を少しずつアップデートして維持します。

ここでもしトークンがあれば盤面が埋まっているので、それを売って酒場グレードを上げ、ヒーローパワー。

中盤以降、ヒーローパワーの使い忘れに注意

酒場グレード4以降は酒場に多くのミニオン(5体以上)が並ぶようになり、ランダムに選ぶこのヒーローパワーは使いにくくなります。ただし酒場に2体以上買いたいミニオンがいる場合は使うに値する場合もあります。

特にコインがなくなりかけている状態(残り4コインなどでこれ以上リロールしない酒場)では、普通に買っていたら1体しか買えずに1コイン余った状態でターンを終了することになったりします。そういう時にヒーローパワーが使い得になっていたりするんです。チャレンジして仮に失敗しても、その失う1コインは普通に買っていても失うものであるような時です。

こういう状況での使い忘れは多く、慣れていないと見落としてしまいがちです。そのターンのプレイを最後まで見通してから動き出さなければ、ヒーローパワーを使うべきかどうかの判断ができないからです。時間に追われて目についたミニオンに飛びついている状態では難しいので練習が必要です。

《希望の終焉ヨグ=サロン》と対戦する時の《マーロックのタイドハンター》の配置

初手での《マーロックのタイドハンター》の配置は、普通2/1が左です。《希望の終焉ヨグ=サロン》のミニオンのサイズは大きいですが、通常通り2/1が左で正しいです。

配置によって勝敗に違いが出てくるのは上記の4つの場合です。《メカンガルー》と《有徳の守護者》の時は、配置によって結果が入れ替わりますがここはどちらを選んでも同じと見れます。大切なのは《献身と英雄》《悪鬼の下僕》《憤怒の織屋》の時で、この場合は2/1が左の配置だと勝てます。《希望の終焉ヨグ=サロン》はヒーローパワーで運任せに拾ってくるので弱いミニオンである可能性もあり、少しでも勝って体力を削れるように2/1を左に配置します。

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