【ロードバイク】ツールボトルの中身【必要最低限】

ロードバイク

ロードバイクに乗ってライドに出る際のツールボトルの中身を紹介します。必要最低限に絞っていて、紹介する物以外で携行するのは、サイクルジャージの背中のポケットに入れるスマホ・貴重品(千円札とクレジットカードと家の鍵)・補給食のみです。サドルバッグやトップチューブバッグなどは使用していません。

携行品の重さはライドでどれほど楽に長距離走れるかに直結します。特に登りでは重さの影響が大きくなります。万が一に備えすぎると、普段のライドで体力を削られすぎて苦しくなったり走れる距離が短くなったりします。

そういう意味で紹介する装備は、軽装重視になっています。携行品は必要最低限にする代わりに体力を温存し、ライドを素早く終わらせてリスクを減らす戦略です。

ツールボトル

BBB ツール&チューブ ホワイト BTL-18L 102232

ツールボトルは容量650mlのLサイズの大きめの物を使用しています。サイドバッグなど他に収納用具を使わずに最低限の携行品を入れるとちょうど満タンくらいになるので、これ以上小さいサイズにはしない方が良いです。少し余裕は必要で、そこに出たゴミを詰め込んだりできます。中は普通の円柱ですが凸凹している部分があります。

チャックで開け閉めするバッグタイプと比べると、しっかりとボトルケージに収まるフィット感がありますが、そこは好みで決めて大丈夫です。

予備チューブ

ミシュラン エアストップ チューブ 4個セット 700×18/25C(バルブ長40mm)

チューブレスタイヤを使用していますが、パンクした場合は中にチューブを入れてクリンチャータイヤと同じ状態にして走ります。ですので予備チューブを入れています。現在のチューブレスではない、クリンチャータイヤの時に使用したことがあるのみですが、特に問題なく使えました(チューブレスは未だパンクしたことがありません)。箱のままだとスペースを取るので取り出して、他の物と擦れて傷がつかないようにサランラップで巻いて保護しています。

CO2ボンベ

TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット (バルブタイプ) 2600462
CO2 16g ボンベ ネジ有 [ 各社 パンク修理用 CO2 インフレーター対応 ] 5本セット / 10本セット

携帯空気入れは持たず、CO2ボンベのみを携行しています。CO2ボンベは、使い捨てで回数に制限はありますが一瞬で空気を入れてくれるという便利なアイテムです。パンクをした時のストレスが大幅に軽減されますし、小さくてスペースも取らないのでこちらの方がおすすめです。夏であれ冬であれ、携帯空気入れで空気を入れるのは大変すぎます。パンクして気持ち的にも焦っている中、夏の山などであれば虫が来るでしょうし、冬であれば寒くて仕方がないはずです。操作は難しくないので1本でも十分ですが、万が一失敗した時や2回目のパンクに備えてボンベは2本携行します。

タイヤレバー

MAVIC (マヴィック) WHEEL ハブ スポーク兼用レンチ 2本セット

MavicYksionProUST(チューブレスタイヤ)は、タイヤレバーなしでタイヤの付け外しができるとされていますが、できたりできなかったり安定しなかったので一応持ち歩いています。上手な人であればいらないかもしれません。これは玉当たり調整もできるMavicのチューブレスタイヤ専用のタイヤレバーです。

タイヤの切れ端

古いタイヤの切れ端です。タイヤに傷がついてパンクした時にそれを内側から塞いで当てるための物です。パンクした時は原因となった箇所を見つけてそこを塞いでからチューブを入れなければ再びパンクしてしまいます。チューブを入れる前に必ずタイヤをチェックして穴があれば塞ぎましょう。といっても接着剤などは必要なく内側から押し当てておくだけで十分です。なのでお札やお菓子のビニールの包装などでも代用できます。パンクした時にそれらがあるとは限らないので、これを携帯しています。

チューブパッチ

パナレーサー パンク修理 イージーパッチキット RK-EASY

穴の空いたチューブを塞ぐパッチキットです。小さなテープとそれを貼る下地(平らにする)を作るためのヤスリです。チューブレスタイヤなのでチューブを使うのはパンクした時のみです。そのチューブにすら穴が空いた時に使うという、万が一のさらに万が一のためのアイテムです。使ったことはありませんが、軽くてスペースもほとんど取らないので一応持ち歩いています。

携帯工具

TOPEAK(トピーク) Mini 9

携帯工具は重い上に使う機会もあまりないため、持たない選択肢もありです。最初はそうしていたのですがブラケットやボトルケージのネジが緩んだり、ディレイラーの調子が悪くなって急遽調整が必要になったりと何かと必要になる機会がありました。持っておくと安心感があるので携帯するようになりました。

絆創膏

ライドしていて小さな怪我をすることは多いです。指から少し血が出たり。使う機会はかなり多く、必須アイテムです。

予備コンタクトレンズ

コンタクトレンズをしている方なら必ず持ち歩きましょう。ライド中、目は見開いたり風を受けたりして乾燥しやすく、コンタクトレンズがポロリと落ちることはまれにあります。視力を失えば走ることができなくなってどうにもならなくなってしまいます。

補給食

かし原 塩羊かん 10本入×15袋

基本的に補給食は背中のサイクルジャージに入れて持っていきそれで済ませます。ツールボトルに入れておくこの補給食は、緊急用です。通常の補給食が尽きた状態でハンガーノック気味になった時に乗り切るためのもの。普段は食べずにずっと入れたままです。

この塩ようかんは喉越しが良いのが気に入っています。ライド中に疲労してくると食べ物をうまく飲み込めなくなったりしますので、パサパサではなくしっとりしているのは重要なポイントです。甘くて味も美味しいです。

まとめ

以上の携行品で12000km以上走りましたが、出先で困って立ち往生したことはありません。かつ最低限で軽く収まっているので、長距離を走っても負担が少ないです。

ツールボトルへの収め方としては、まず大きくて細長い「チューブ・CO2ボンベ・タイヤレバー」を先に入れます。次に小さな小物「チューブパッチ・タイヤの切れ端・絆創膏・コンタクトレンズ」を小さなジップロックに入れて隙間にねじ込みます。最後に、最も出し入れをする機会の多い携帯工具と補給食を入れます。

以前は、緊急用の500円玉・鼻炎薬・頭痛薬なども入れていたのですが、使う機会が全くなかったので外しました。薬などは、必要ならコンビニや薬局で買えますからね。

ちなみにロードバイクの鍵は携行していません。盗難対策として鍵が必要になる場所に寄らないようにしているためです。

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