酒場グレードを上げるタイミング【ハースストーン バトルグラウンド】

テクニック

酒場グレードをいつ上げるかは勝敗を分ける重要なポイントです。上げるべき時に上げないと1ターンを丸々リロールするだけで終わるデッドターンになったりしますし、上げるべきでない時に上げると盤面が弱すぎて致命傷を受けたりしますのでタイミングが重要です。酒場グレードを上げるポイントを解説します。

酒場グレードを上げるコスト一覧

酒場グレードを上げるコストは1ターン経過するごとに1ずつ少なくなります。1ターン中に酒場グレードを連続で上げることはほとんどないため、大抵上げた次のターンに初期コストから1減った状態が最速で上げる時に必要なコストです。

酒場グレード初期コスト1減った初期コスト
1→2
2→3
3→4
4→5
5→610

酒場グレードを上げる条件

酒場グレードを上げるのは、テンポが悪くバリューを高める行為です。目先の盤面の強さを最大にせずに戦闘で負けるリスクを背負う代わりに、将来的な強さを高めます。多くの場合、酒場グレードを上げるのは以下の2つの少なくとも一方を満たしている時です。

部隊がその酒場グレード相当の強さに達しているとき

1つ目は部隊がその酒場グレード相当の強さに達しているとき。グレード3やグレード4、それぞれの段階ごとに戦闘で負けない程度の強さがあります。そこに達したら酒場グレードを上げても大敗はしないので危険は少ないです。

さらにそのグレードまでで手に入るミニオンでできる部隊のアップデートには限界があります。例えばグレード3にどれだけ滞在してもある一定レベルを超えたらそれ以上部隊を強化するのは難しいです、そこで手に入るミニオンのパワーレベルには限界があるからです。つまりカンストしているような状態。そこに近づいたら酒場グレードを上げなければ成長効率は悪くなります

ヒーローの体力に余裕があるとき

2つ目はヒーローの体力に余裕があるとき。部隊の強さは今ひとつで戦闘で負けそうでも、負けて問題ないのであれば長期的な視点を重視して成長効率を高める選択肢が生まれます。「自分の部隊の強さ」と「その酒場グレードでカンストした時の強さ」の差が大きいほど成長効率は高まります。部隊から見て相対的に強い、当たりミニオンが酒場に多く並ぶようになるからです。その状態を目指してより高い酒場グレードに進みます。

例外:次の対戦相手が死体のとき

例外的に、次の対戦相手が死体であれば弱いので酒場グレードを上げるチャンスです。売り場に買いたいミニオンがなければ上げましょう。見逃さないように雇用フェイズが始まったら制限時間と共に必ず次の対戦相手を確認します。

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次の対戦相手が瀕死のときは、慎重になる

瀕死のプレイヤーは、延命を試みて酒場グレードをあまり上げずにテンポ重視でがむしゃらに盤面を強化してきます。その時にこちらが酒場グレードを上げたりとあまりバリュー重視のプレイをしすぎると、手痛く負けたりします。瀕死のプレイヤーにとどめを刺すのは簡単ではないので、こちらも心してかからないといけません。体力に余裕があったとしても、念のためにある程度盤面を強化しておくと安心です。

酒場グレードを上げるターンはすぐに上げる

酒場グレードを上げるプレイヤーはあまり盤面を強化できないのでそのターンはあまり強くありません。なのでその人と対戦するプレイヤーも酒場グレードを上げやすくなります。

酒場グレードを上げるとスコアボードのアイコンで強調表示されるので、相手に自分が酒場グレードを上げたことを伝わります。そうすると相手もつられて酒場グレードを上げてくれるかもしれません。だから酒場グレードを上げるターンはなるべく早く上げましょう。

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各グレードごとの解説

グレード1→2

特殊なヒーローを除き、ほとんどの場合2ターン目(4コイン)に上げます。グレード1のミニオンは弱く、ここで上げなければ次のターンも弱いミニオンを買うしかなくなりますし、強いミニオンが出てくるグレード3に上げるまでにも時間がかかるので良くありません。

2ターン目に酒場グレードを上げない場合がある特殊なヒーローは以下の通り。主に1コインでヒーローパワーを使えるヒーロー達です。

  • 《大悪党ラファーム》・・・対戦相手が《A.F.ケイ》でない場合。
  • 《ピラマッド》
  • 《ミルハウス・マナストーム》
  • 《菌術師フラァグル》
  • 《希望の終焉ヨグ=サロン》・・・トークンミニオンを複数買える場合。
  • 《マイエヴ・シャドウソング》
  • 《ガラクロンド》
  • 《ワグトグル女王》

グレード2→3

基本は、7コインのターンに上げる

7コインのターンに、4コイン支払ってグレードを3に上げて残り3コインで1体ミニオンを買うのが基本。酒場グレード3には部隊の軸になり得る《ハジキロボ》《ブロンズの番兵》《群れのリーダー》などの強いミニオンがいるので、それらを早く探せるようになるべく早く上げます。盤面が弱くてヒーローの体力が減っていても大抵そうするべきです、その場しのぎの延命プレイをするには早すぎます。

リスキーだが、5コインや6コインのターンに上げる

あまりやらない方が良いですが、5コインや6コインのターンに通常よりも早く上げる場合もあります。酒場のミニオンが弱くて買う価値がない時です。盤面が強ければ行いやすくなります。

これをすると盤面が弱くなってその後数ターンは負け続けるため体力が大きく減ります。また、リソースが少ないためプレイの選択肢が減って運の影響を強く受けるようになります。ミニオンの数が少なく盤面を埋めることが優先になるので、売るミニオンがおらずコインをやりくりする自由度がありません。酒場をリロールする余裕があまりなく、並んでいるミニオンを買って配置するしかなくなります。グレードを上げた後に良いミニオンが酒場に並ぶかどうかは運次第です。

結果的に、グレード3に他プレイヤーよりも先に到達しても盤面が弱くなってその補修に時間がかかるため、グレード4やグレード5に到達するのは通常のペースでグレード3に到達したプレイヤーよりも遅れたりします。また体力が大きく削られるため運が悪ければそのまま下位に沈むリスクを背負うことになります。総じてリスキーなプレイです。

5コインや6コインで早めにグレードを上げる場合は、雇用フェイズが始まったらすぐに上げてそれを対戦相手に伝えましょう。特に以下のような酒場グレードを早く上げたいヒーローが相手の場合は有効です。逆に《デスウィング》が相手の場合は雇用フェイズ終了ギリギリに上げて伝えない方が良いです。もし酒場フェイズを上げたことが伝わると、《ネズミ軍団》を持たれていた場合、左の方に配置されて被ダメージを大きくされます。

早くグレード5に到達したい《アレクストラーザ》であれば有力なプレイ。《A.F.ケイ》もちょうど6コインのターンにグレードを上げるコストが6になって綺麗にコインを使えますし、盤面が強いことが多いので有力です。《無限のトキ》は6コインのターンに上げるとヒーローパワーを効率良く使いながらミニオンを悪くない動きになります。

グレード3→4

グレード3には一部部隊の軸になれるミニオンがいますが、多くはありません。グレード4の方がパワーの高いミニオンの割合が多くそこに早く到達したいため、なるべく早くグレード4に上げます。遅くても10コインのターンまでには上げます。したがってグレード3に滞在するのは8〜10コインのターンの間、つまり2〜3ターンです。

基本は、9コインのターンに上げる

基本的には9コインのターンに、6コイン支払ってグレード4に上げ、残り3コインでミニオンを1体買います。この時に盤面が埋まっていれば1体売れるので、その1コインをリロールに回せばグレード4の酒場から1体買えます。この時にトリプルを組めればちょうど盤面を埋めながらコインを使い切れる綺麗な動きになります。

1ターン長く留まってから上げる

盤面が弱く体力が大きく減っている場合、他の多くのプレイヤーが上げる9コインのターンに上げずに盤面を強化するのもありです。また酒場に買いたいミニオンが2体以上並んでいる場合などはそれらを買いたいので、そのターンはグレードを上げるのを見送ることもあります。

グレード4→5

グレード4にはパワーの高いミニオンが多く、当面はそこに滞在して盤面を強化します。場合によってはゲーム終了までグレード4に滞在する場合もあります。メカ部隊を組んでいる時など。

グレード5に上げるには、最速でも8コイン必要でそのターンはほとんど他の動きができません。ある程度中盤に差し掛かってヒーローの体力も減ってきたりしているので、次の戦闘で勝つために盤面の強化にコインを使わなければならないプレイヤーがほとんどです。なのでグレードを上げるのにかかるコストがある程度減るまではなかなか上げられず、多くのプレイヤーがグレード4の状態でしばらく戦います。

トリプルを組むタイミングで上げる

グレード5に上げた状態でトリプルを組めば、グレード6のミニオンを「発見」できます。アーキタイプに合った切り札となるグレード6のミニオンが欲しい場合、トリプルを組むタイミングで上げます。グレード5で部隊の軸になれるミニオンは《ブラン・ブロンズビアード》《光牙の執行者》《バロン・リーヴェンデア》です。それ以外は微妙な場合が多いのでハズレを引くリスクを避けたい場合も、全体的なパワーの高いグレード6を狙います。こんな風にトリプルから「発見」するミニオンを操作するために酒場グレードを調整するプレイは、他の酒場グレードの時にも同様に行います。

最速の場合、8コインでグレード5に上げて1体ミニオンを売って1体買ってトリプルを組みます。そうすると元の盤面が7体だった場合、トリプルを組んだ後盤面は6体になります。

酒場グレードを上げずにグレード5を「発見」するのは、それらが非常に欲しい場合・グレードを上げるコストが高すぎる場合・コインを効率良く使えない場合です。雇用フェイズでリロールしている最中(コインがある程度減っている状態)にトリプルを見つけた場合、そのターンはコインが足りず「グレードを上げてからトリプルを組む」というプレイはできないときが多いです。かといってグレード6を狙うために酒場を凍結するならそのターンの動きが弱くなりやすいです。そういう時はテンポ重視でグレード4のままトリプルを組みます。

ペアがある時に、トリプルを見つける前に先に上げる

ペアを抱えた状態でリロールしてトリプルを見つけたとして、残りコインが少なくて酒場グレードを上げられず、かつ酒場に他に買いたいミニオンがいない場合に困ったことになります。その場でトリプルを組むとグレード5のミニオンの「発見」になりますし、かといってトリプルは逃せないので他に買いたいミニオンがないのに酒場を凍結するしかなくなります。そうするとそのターンにコインの無駄が発生して、半分デッドターンになります。さらに次のターンも「酒場グレードを上げる、ミニオンを買う」という盤面としては弱いターンになってしまいます。

そうならないように、トリプルを見つける前に先に酒場グレードを上げるのもありです。特にペアを2つ以上抱えていてリロールすればトリプルが見つかりそうな場合。

この例では酒場グレード3ですが、このターンに先に酒場グレードを上げておき、次のターンにリロールでペアの残りパーツを探してトリプルから欲しいグレード5の《ヴォイドロード》を狙います。このターンにリロールして《ナスレズィムの監督者》が見つかればグレード4しか「発見」できず困ったことになりますからね。

盤面が強く、方向性がない場合に上げる

方向性がなく、ペアもないような場合、グレード4に留まっていても盤面の拡張性があまりありません。リロールして探すものがない(少ない)状態です。それならばグレード5に上げて部隊の軸になるミニオンを探す方が良いです。そうすればグレード4をずっとリロールするだけで終わるデッドターンになる事態は避けられ、少なくとも進捗としては進みます。

これができるのは盤面が強くヒーローの体力に余裕がある時です。グレード4に留まっているプレイヤーには勝ちにくいのである程度ダメージを受けますから。したがって2〜3回負けても死なない、ヒーローの体力が25〜30程度ある時でないと難しいです。

グレードを上げたからといって次のターンに大きく盤面が強くなるわけではない点は要注意です。グレードを上げても良いミニオンを引けるとは限らない上に、使えるコインの数は10コインで変わらないからです。1ターンにできる動きには限界があります。グレードを上げれば加速度的にグレードを上げていないプレイヤーよりも強くなれますが、その追い抜く前の初動の段階では負けてしまう可能性があります。

グレード4に留まる価値があまりない部隊を組んでいるときに上げる

獣部隊の場合、グレード5に上げた状態でトリプルを組んで《母熊》を狙う動きが強いです。グレード5には《巨狼ゴルドリン》《バロン・リーヴェンデア》などのキーミニオンがいるのでそれらをリロールして探せます。こんな風にグレード5に到達するメリットが大きいので、ペアを抱えている段階で盤面が弱くても上げます。

マーロック部隊の場合、グレード5に《ブラン・ブロンズビアード》《キング・バガァグル》《原始フィンの見張り番》などの強いミニオンが多くいて、逆にグレード4には何もありません。したがってすぐにグレード5に上げます。

また《ブラン・ブロンズビアード》がいて「挑発」が多い場合、《強殻のクズ拾い》の全体バフが強力なので、それを狙ってグレード5に上げる場合もあります。

グレード5→6

グレード6に上げるコストは重く(最速の場合9コイン必要)、上げるタイミングはなかなかありません。グレード6に上げるとそのターンはそれ以外ほとんど動きがなくなって隙が大きくなりますから。またグレード5でパワーの高いミニオンが十分多くいて、その頃には部隊の方向性が定まっているのでリロールしてパーツを探す方が安定した動きになるからです。なのでどのプレイヤーもグレード6には達しないままゲームが終わることも多いです。

キーミニオンを探すために上げる

グレード6のミニオンが欲しい時、グレード6にはなかなか到達できないので大抵はトリプルを組んでその「発見」からアクセスします。それを行うためのペアがない場合、グレード6に上げる他ないので上げます。

これを行うのは盤面がすでに強い場合や、グレード6のミニオンが勝つために必要な場合です。ドラゴン部隊やマーロック部隊の時に多いです。スタッツが一定以上に大きくなればグレードを上げる余裕が生まれます。また負け筋が「猛毒」となって「聖なる盾」が必要になったりします。

盤面がアップデートしにくい場合に上げる

盤面をロックしている状態で、グレード5の状態でリロールしてもアップデートするのが難しい場合があります。盤面の完成度がすでに高く、アップデートするには「バフミニオン+即戦力ミニオン」など多くのパーツが必要になる場合です。

そういう場合、グレード6に上げて盤面のミニオンと入れ替えるに値するほど高いパワーを持つミニオンを探すのもありです。リロールしてもほとんど触れるところがないのだからグレードを上げるという考え方です。

これは獣部隊を組んでいる時に多いです。《母熊》が2体いて3体目を見つけてトリプルにして合体させて盤面を空けない限り、アップデートするのが難しい場合など。

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