8位になりたくないなら、その希望を反映したプレイをしよう

テクニック

《アニマの賄賂》《エリーズ・スターシーカー》《レノ・ジャクソン》《チビラグ》などの負けパターンとその回避方法を紹介します。

《アニマの賄賂》で、テンポ不足なら9コイン目にグレード4に上げない方が良い

《アニマの賄賂》は《ダンシン・ダリル》と違ってずっとグレード3に留まりません。より大きなスタッツを持つグレード4に上げ、しかも手当たり次第に買うのではなくスタッツの大きなミニオンのみを買います。ただすぐに上げるのではなく、クエストの強さを出して盤面を安定させてからです。9コイン目に、しかもテンポのない盤面ですぐにグレード4に上げるのは早すぎです。

特に《軍団の監督者》ゴールデンなら負けない盤面を作れるのに、それをせずに無駄にダメージを受けるのは8位になりに行くようなものです。これなら戦闘で負けない、という盤面を作れるなら作ること。全員がそうするのでそれでちょうど良い強さです。

8位になりたくないのなら、その希望を反映したプレイをすれば良いです。これだと真逆です。8位を多く取るときは、その希望とは裏腹に負けるように負けるようにプレイしています。

《デスウィング》の《ネズミ軍団》、《灰枝》の《ネズミ軍団》に削られ続けて負け。

《エリーズ・スターシーカー》で、弱いままグレード6に上げない方が良い

トリプルを組めないままグレード6に上げると、そこからグレード6のミニオンを配置しても間に合っていなくて弱いです。なので方向性のない状態を解決するためにグレード早上げからのヒーローパワーに頼るルートではなく、普通にやって間に合う方法で活路を見出す方が良さそうです。こういうスカスカの盤面は相手視点で見るとひどく弱く勝ち目が全くありません。対戦相手がグレード6でこの盤面だと意味不明に見えるはずです。

《ネズミの王》の《不気味な仮面》《放縦のレイザーゴア》、《リッチのバズィアル》の《邪悪な双子》《悪夢の融合体》に負け。

《アッゲム・ソーンカース》で、「血の宝石」を引けないと負ける

ヒーローパワーが2コインのヒーローのカーブで動きます。他には《希望の終焉ヨグ=サロン》《スキャブス・カッターバター》《ヤシャラージュ》。このタイプはグレード1に長く留まるので、獣・エレメンタル・ナーガといった経済的な種族が多くいる方が良いです。そこからトリプルでグレード5もしくは6「発見」。スタンダードカーブや5コイン目にグレード2に上げるジーフカーブでは、ヒーローパワーを活かしにくくなります。もしスタンダードカーブになった場合、5コイン目と、8コイン目に7コイン使ってグレード4に上げるときにヒーローパワーを使います。

4コイン目1体買う、1体売る、ヒーローパワー
5コイン目1体買う、ヒーローパワー
6コイン目1体買う、ヒーローパワー、1体売る、2コインでグレード2に上げる
7コイン目ヒーローパワー、1体売る、6コインでグレード3に上げる
8コイン目ヒーローパワー、1体売る、7コインでグレード4に上げる

このカーブからグレード5「発見」で《アッゲム・ソーンカース》。そこから「血の宝石」を引けず何もできないまま負け。手の打ちようがなく、どうしようもない引きのゲームはたまにあります。

《チビラグ》は2体いてもすぐにグレード5に上げない方が良い

《チビラグ》は成長速度として遅すぎて、2体いても十分にエレメンタルを引けていなければ盤面は弱いです。もしグレード4で2体来たとしても、盤面が強くなるまではグレード4で回した方が良さそうです。

《刻み刈り獲らん》のマーロックなどに負け。

グレード6「発見」のときに、間違ってグレード6に上げないようにする

次のターンにグレード6「発見」をするために、そのターンは酒場を凍結してグレード5に上げる場合があります。それでいざ次のターンになると既にグレード5なのにグレード6に上げる勘違いをすることがごく稀にあります。グレードを上げてから「発見」という動きが染みついているからです。集中力がなくなっている時に起こりやすいので注意。