速くプレイするコツ、勝敗を分けるのは終盤のちょっとしたところ

テクニック

時間がない終盤の少しのミスでそれまでの全てが台無しになったりします。そうならないためにはプレイの速さが重要で、そのポイントを紹介します。後は、トップ4になったらロビーをスピードアップさせること、重すぎるクエストについても書きます。

速くプレイするコツ

コインが少なくてプレイの選択肢があまりない中盤まではそれほど難しくありません。問題はそこからで、それまで良くできていても最後のちょっとしたところをしくじると台無しになります。そこができないとなかなか勝てません、最後の競り合いで負けるからです。操作量が多くなって時間がない中で細かいところまでミスなくプレイするには、速さが大切です。時間が足りないから、細かいところまで気が回らないわけです。

最初から細かいミスを気にしない

これが最も大切で、細かい順番やスタッツを気にしてそのターンのプレイを最後まで見据えてから動き出そうとはしないことです。そうすると手が止まります。そういう風にゆっくり考えるカードゲームではなく、世界に入り込んでどんどん手を動かす戦闘機の操縦のようなゲームです。外してはいけない大切なポイントだけ間違えないようにすれば、多少雑で小さなミスは出ても速いなら良いです。そういうプレイをしているときは勝ちやすいです。時間が足りなくなるともっと致命的なミスをしますし。

ターンの最後まで見据えようとして手が止まる場合、手が止まっている時点で難しいのでそれは諦めてミニオンを盤面に出していきます。確定している行動から先にやってしまうんです、順番ミスが発生する可能性があるとしてもです。そうやって実際に動かしてみて、手札とコインが減ったら整理されて分かりやすくなります。

悩んで手が止まったときには、それについて考えながら簡単にできることを先にやる

間違った配置になっていたらその修正をしたり、酒場を凍結したり、スコアボードで相手の種族をチェックしたり、考えずに手を動かすだけで良いことを悩んでいる間は手が暇なのでやります。特に配置をいじりながら考えるのは重要。悩んでいるミニオンを買って配置したらどうなるかをシミュレーションしたりすることで、考えが進みます。配置してみるとうまく使えなくてあまり良くない、などが分かります。

残り時間に合わせて、プレイの精度と速度を調整する

まず制限時間内に終わらせるのが大前提なので、低い精度でプレイして手札とコインをどんどん消費して選択肢を減らします。買うかもしれないミニオンが出るまで、大量のリロールも先にやってしまいます。そうやっていくと、ある時点でそのペースだと時間内に完了できると分かるときがあります。そうなったら速度を落として考えたりして精度を高めて時間を使うことで調整します。プレイに合わせて時間を使うのではなくて、時間に合わせてプレイのレベルを変化させるんです。

その日に既にたくさんプレイしている

ウォーミングアップが済んでいれば速いです。逆に、その日の最初もしくは休憩明けのゲームは遅くて負けやすいです。

勝敗を分けるのは、終盤のちょっとしたところ

《洞窟ヒドラ》で負け。相手が《アニマの賄賂》などで《洞窟ヒドラ》《アトラメデス》といった横薙ぎ攻撃を使ってきそうな場合、複数「挑発」を用意して、「蘇り」がそれより先に発動する「断末魔」で消えないように配置すること。警戒を怠ったらその瞬間に来たりします。

普通の獣部隊から《乗りカエル》コンボにピボットする場合、特に時間がありません。どんどん手を動かして残り時間がたっぷりある段階で骨格を作ってしまうこと。そうやって余裕を残してから相手に合わせた配置など、細かい所を手入れします。こんな風に制限時間はいっぱいいっぱいまで使い切るのではなく、完了してから余白がある方が良いです。予想外のことが起こったり、何かに気付いたりしますからね、ギリギリだと対応できません。

トップ4になったら、早めのオールインでロビーをスピードアップさせる

3人生き残っている三つ巴の状態は、プレイが難しくなりますしレートが増えるかどうか際どくなります。2人の相手それぞれの対策が正反対になることがあって、片方の対応をすればもう片方に負けたりします。そうやって粘り合いで長引いた末に3位を取ればレートはほとんど増えません。

そういう面倒な状態にならない、トップ4の戦闘後すぐに決勝戦になるのが理想です。だからトップ4の戦闘では少し早めでもオールインして、ロビーをスピードアップさせて簡単にする方が良さそうです。

クエストを使わずにグレード6「発見」では、間に合わない

あっさり負けるゲームでは大抵クエストを使えていません。そうならないようにするには、間に合って使えるクエストを選択すること。例えば、メカありの《帳簿の改竄》が強いからといって飛びついてはダメで、重すぎないか要確認です。「25体召喚する。」であればセットアップができていない限り相当重いです。

そういった使えないクエストを選ぶと、自力で方向性を得る必要が出て高グレードを「発見」する、という悪い方向に行ってしまいます。クエストを使わずにグレード6「発見」すると、クエスト使用者に体力を削られ過ぎて盤面を安定させる猶予がないまま倒されます。ほぼ負けが確定するルートです。