できることをするターンを挟むのが大切

テクニック

グレードを上げたいのにテンポ不足でそれができない場合、効率が悪くても低グレードに留まってできることをしないといけません。それを判断して行うのは難しく、その方法を紹介します。

できることをしないといけない状況

バディに微妙にテンポがあるのでグレードを上げたいです。グレード4でテンポを出す手がかりもあまり見えませんし。ただそうすると次の戦闘で大ダメージを受けてその次に死んでしまいそうです。
  • 9~11ゴールド目あたり。
  • グレード4(もしくは5)にいる。
  • テンポは不足している。
  • それでも盤面はそこそこのスタッツのミニオンで埋まっていて、現在のグレードで盤面を強化しても大して強さは変化しない。
  • トリプルを組めていない(組めていたらプレイの指針を得ていることが多いです)。
  • ペアは1つまでしかない(2つ以上あればリロールして探します)。
  • 酒場に良い動きは見えていない。

これは行き詰まった状態。そこで希望として最もやりたいプレイは、勝ち筋を綺麗に保って動くグレード上げです。この状態でグレードを上げないと、品質の低いミニオンを買ってしまう、効率の悪いゴールドの使い方をする可能性が高いですから。でもテンポが不足しているので、実際にグレード上げは機能しません。そうすると死んでしまいますし。

したがって、効率が悪いと分かっていながらも低グレードに留まるしかなくなります。大したことはできませんが、できることをするターンを挟むわけです。そしてテンポを維持できる、生かしてくれるものから方向性を見出したりします。先にテンポを入手して、グレード上げはそれからです。

やり方

将来的に腐ってしまうゴールドの使い方だと分かっていても、リロールしながら微妙なバフを連打したりテンポのあるミニオンの組み合わせを揃えたりしてテンポをひねり出します。グレード4にあまり受けがない、良い動きが見えていない状態で無理矢理こじ開けるので効率は悪いです。つまり、使うゴールドの割に得られるテンポの量は少なくて将来性もあまりないです。本来グレードを上げたいのに上げないわけですから。

微妙なバフの例

テンポのあるミニオンの組み合わせの例

この3体を置いた状態で《血の宝石》を使ってグレード4で成長できます。こういうコンボは最初からあるわけではなくて、最初に1体買ってそれを起点として作ります。例えば《巨猪の預言者》がいる状態で《ミニオン団子》を買ったり。こういった動きは創意工夫が必要で難易度が高いです。綺麗な方向性があるわけではないですからね。

難易度は高い

テンポ不足の状態で、「このグレードには受けがない」と早々に絶望してグレードをポンと上げる危険な動きをするのは簡単です。そして定期的にそのまま8位になります。その考えなくても良い楽になる願望を断ち切って、できることをするラインを選ぶのは難しいです。死んでしまうパターンを嗅ぎ取って、それを避けるために効率が悪いのを我慢して身をよじるように粘るわけですからね。しかもその判断は早くないといけません、悩んで制限時間が不足するとグレード上げに傾きますし。

レートが高いほど死んでしまう値段は高くつくので、この身をよじる頻度は上がります。自信を持って強いといえる盤面になっていないとグレードを上げられません。だから少しでも危険なら念を入れないといけないんです。この念入れを積み重ねているのがハイレベルなプレイヤー。

できることをする効率の悪いターンを入れたからといって勝てないというわけでもないです。ぶん回ることはなくてもすぐには死なないので、ゲームは長引きます。長引けば「猛毒」なども登場する時間帯に入って状況は複雑になり、打てる手も出てきます。