複数の巨大なミニオンを毎ゲーム作り出せる、安定して強いバディ環境の《貪り喰らうものミュターヌス》の解説（２５.６.２パッチ）です。バディをバラバラに使うかゴールデンにして使うかで安全性が違っていて、両方のやり方を紹介します。
安定感があってとても強い
ヒーローパワーでまとめた巨大なスタッツをバディに移して、それを強いミニオンに移します。そうやって巨大なスタッツを毎ゲーム作り出せて、安定感があって強いです。ほぼノーリスクでレートを増やせて、ナーフされるタイプ。BANは、強化先として優秀なメカやドラゴンがいると良いです。ヒーローパワーと相性の良いナーガも良いです。
大まかに２つのやり方があります。３つのバディをバラバラに使うやり方と、ゴールデンにして一度に使うやり方です。３つをバラバラに使う方が安定感があります。
３つをバラバラに使うやり方
手順としては、
- １体の巨大なミニオンを作る。
- １つ目のバディにそのスタッツを移す。
- １つ目のバディを貪って３体の巨大なミニオンを作る。
- ３体の巨大なミニオンの一部を貪って、その数を減らす。
- ２つ目のバディにそのスタッツを移す。
- バフ先として優秀な「聖なる盾」などのミニオンを集める。
- ２つ目のバディを貪って、巨大なミニオン達を作る。
できるだけ毎ターン貪ってスタッツをまとめて、１体の巨大なミニオンを作る
盤面には常に巨大なミニオン１体と貪る用のミニオンがいるだけ。スタッツはヒーローパワーで１つにまとめます。毎ターン貪って、１ゴールド余らせたりしてもゴールド効率はあまり気にせず、どれだけスタッツが巨大になるかを重視します。ミニオンを大量に並べないように注意。スタッツを分散させてしまうと、後々それらをバディに移せず無駄になりますから。ヒーローパワーは１ターン１回なので時間が足りなくなります。
カーブはジーフ気味。盤面を広げないので長く低グレードに留まらず、スタンダードやウォリアーにはなりにくいです。４ゴールド目にグレード２に上げるかは状況によります。スタッツの大きなミニオンを買ったりトリプルを狙ったりしてグレード１に留まることもありますし、そうでないならグレードを上げる方が良いかもしれません。６ゴールド目にはグレード３に上げることが多いです。それまでに経済的ミニオンを引けていれば、そこで貪りながらグレードを上げられます。
６ゴールド目までにスタッツは巨大なミニオン１体にまとめておきます。
１つ目のバディを貪って適当なミニオン３体にスタッツを移す
７ゴールド目に１つ目のバディを入手して、それにそれまで育ててきた巨大なミニオン１体のスタッツを移します。
８ゴールド目にそれを貪って巨大なミニオン３体を作ります。どうしてここまでターンごとの動きを固定させるかというと、８ゴールド目はグレード３に留まる相手が強い盤面を作る危険なターンなので、ここで早めにスパイクしたいからです。
育てる３体のミニオンの品質にはあまり拘る必要がありません。というのも、結局その後に２つ目のバディを育てるためにそれらを貪れるからです。だから、合計スタッツが大きい「聖なる盾」などがないミニオンもそれはそれで良いです。もちろん「聖なる盾」などの優秀なミニオンも良く、もしそうならそれは貪らずに置いたままにもできます。
３体の巨大なミニオンの一部を貪って、その数を減らす
２つ目のバディにスタッツを移したいので、それまでに盤面のミニオンの数は減っている方が良いです。だから、２つ目のバディボタンを押すまでに巨大な３体のミニオンの一部を貪ってその数を減らしておく方が良いです。そうしている間に、グレードを上げたり、《ハジキロボ》のような品質の高いミニオンがいれば買って手札に抱えておいたりします。
２つ目のバディを両方配置して、盤面のミニオンを貪る
１０ゴールド目あたりに２つ目のバディボタンを押せるようになったら押して、バディ２体を配置します。その状態で盤面の巨大なミニオンを貪ってバディにスタッツを移します。３体分全部をバディに移すのは難しいので、１体分でも移せたら十分です。
危険ですが最大バリューを出したいのなら、バディを出す前に巨大なミニオンを食べてスタッツを再び１つにまとめます。それからそれをバディに移します。
バフ先として優秀な「聖なる盾」などのミニオンを集める
育てたいミニオンを集めて、配置します。優秀なのは何度もリフレッシュをかけられる《ハジキロボ》、後々《赤のナディーナ》を使えるドラゴン、横薙ぎ攻撃を持つ《洞窟ヒドラ》など。
２つ目のバディを貪って、巨大なミニオン達を作る
そうしたら巨大になった２つ目のバディを貪ります。２つ目のバディでもう片方のバディを確実にバフするためには盤面に、
- 貪る巨大なバディ。
- もう片方のバディ。
- それ以外の強いミニオン。
- それ以外の強いミニオン。
の４体がいる状態。
その後はテックカードを集める
一連の手順を終えたら、十分なテンポがある代わりにそれ以上の成長性がない盤面になります。ただ巨大なミニオンがいるだけ。そこからさらに成長するために《茶人シオター》や《魔力のアスペクト・カレクゴス》などを使いだすのは微妙です。盤面のミニオンは既にその時間帯しては十分に巨大で、バディによるバフに比べたら誤差レベルの成長しかしないからです。また、頭数が少ないのにそれをさらに強化すると「猛毒」や《大暴走リロイ》に弱くもなるからです。したがって、それらを使うとむしろブレーキをかけてしまいます。それよりも他のプレイヤーより大きくリードしている勢いを保ったまま倒しきる方が話が早いです。
そこで、巨大なミニオン達はそのまま置いておいて、その脇を固めるテックカードを集めます。《マンティッドの女王》《大暴走リロイ》《ハリセンボア》《グロースケイル》《献身の英雄》《赤のナディーナ》など。
それらを集めるだけのゴールドとグレードはあるはずです。バディによる手順は、ヒーローパワーを１ターンに１回しか使えない関係で毎ターン１ステップずつしか進めないので、その間にゴールドを持て余したりしますし。かつ１つ目のバディ使用後は強いテンポを持っていてグレードをどんどん上げられますから。
ゴールデンにして一度に使うやり方
手順としては、
- １体の巨大なミニオンを作る。
- バフ先として優秀な「聖なる盾」などのミニオンを集めて手札に抱える。
- バディをゴールデンにして、それに１で作ったスタッツを移す。
- ５体のバフ先ミニオンを置いた状態で、ゴールデンバディを貪る。
これで５体の巨大なミニオンを作ります。３つをバラバラに使うときと比べると、均等に５体と多くのミニオンにスタッツを分散できます。完成すれば強いですが、それまでの隙が大きいです。長い時間をたった１体の巨大なミニオンを戦力として置いているだけの弱い盤面になって棒立ちですし。だから強いプレッシャーをかけられるロビーでは機能不全になるかもしれません。ただ毎ターンミニオン１体を貪るだけの盤面のアップグレードを繰り返しながら真っすぐにこのやり方をするのはリスキーです。それだとテンポは十分ではありませんから。
このやり方ができるのは、最短ではなくゆっくりと進められるときです。つまり、毎ターンミニオン１体を貪るだけのテンポ以外のテンポを得られるとき。例えば、ナーガがいて複数の「呪文錬成」を貪って永続スタッツを得られるようなときです。これはバディ環境ではないときにこのヒーローでできる強い動きです。それだけである程度のテンポがあって強いので、ゴールデンバディを作るやり方を進める時間の猶予があります。