ロビーレジェンド:シーズン4春季選手権Day2での、プレイの指針・印象的なプレイやヒーロー選択を紹介します。
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プレイの指針
ちょっと他人より強い盤面を作る
最終的に銀メダルを取ったプレイヤーは、唯一ゲーム中で一度も7~8位を取っていません。負けても4~6位で大負けしません。手品のように、気づけば6~8位の脱落者が出る時間帯を乗り越えています。
- 中盤あたりの盤面は、引きにもよりますが方向性の決まった綺麗な盤面というよりは多少ごちゃっとしつつ、常に「何か強い、ちょっと他人より強い」という感じです。それが脱落者が出る頃までずっと続くので、順位が安定しています。ギアが早くから変わってそれが保たれる感じです。
- 序盤に弱い盤面になって危険なときは、8ゴールド目にグレード3に留まったりして修正します。それで気付けば優勢な盤面になっています。
- 1つ1つの戦闘での勝ちが有効打となって、それでポイントを稼ぎます。1~2位が多くなくても、この積み重ねで最終的には差がつきます。
- 《ハジキロボ》《ベースギル》が盤面にいることが多いです。
「聖なる盾」《スクラップ・スクレーパー》を切り捨てて、《歩く要塞》《ドラッカリの呪い師》のバフを集中させたり。
コツコツと盤面を強化し、ごちゃつきつつテンポを出すのが上手いです。中盤はこんな感じになっていることが多いです。
6~8位にならないために必要なテンポが、それが決まる時間帯にちょうどあります。
ゴールドがあるから、可能だから、グレード5に上げるわけではない
トリプルを組むときにグレード5に上げてグレード6「発見」をするかどうかです。ゴールドに余裕があるから、できるからやるのではなく、様々な理由でやらないのもありです。手なりで上げるのではなく、考えてみましょう。
- 体力が危険で、他のアクションをする余裕を残して少しでもテンポを出すため。
- 《ビグルスワース君》で、前のめりにテンポを出してヒーローらしさを出すため。強いミニオンは自分で探さなくてもヒーローパワーからも入手できて、そのための分のゴールドはテンポに回せます。
- 欲しいミニオンがグレード4にいたり、グレード6にいなかったりするため。
体力が減っていて「挑発」も欲しいのか、グレードを上げませんでした。
ちなみに9ゴールド目などの早い段階のトリプルだと、盤面の頭数を減らしてまでグレード6「発見」することはあまりないです。基本的に、無理なく動けて大幅にテンポを犠牲にしないのが前提。
引きが微妙なときは、守る
引きが悪いときは、未来がなくて近いうちに死にます。そこでできることは、未来のことは重視せず少しでもテンポを出して相手を倒し、なるべく順位を上げることです。
《ゲイルウィング》は、相手がアンデッドなので《シーンドライの聖射手》を2体置いてまで狙っています。ここで負けて残り体力15以下になると8位があり得ますし。こんな風に自分の立場に応じてできることをします。攻めだけでなく、守りも上手いです。
《ストームブリンガー》+「呪文錬成」でテンポを出しつつ、粘り強くグレード4を回して活路を探します。引きが微妙なときに上手くプレイするのは難しく、力の差が出るポイント。
印象的なプレイ
《ヴォルジン》+「超電磁」+《分極ビートボクサー》
入れ替えて大きくした「超電磁」のスタッツを《分極ビートボクサー》でコピーします。偶然出た《ヴォルジン》のヒーローパワーからこれに気付くのは難しいです。
《インゴウインコ》+《磨き二フィン》
来ているミニオンを組み合わせてできる成長をします。
《ン=ゾス》+《ドクター・ブームボックス》+《ケンゴーの弟子》
とても強いです。《ケンゴーの弟子》に「挑発」を付与するのは一般的ではないですが、《ン=ゾスの魚》より先に死にさえすれば良く、それで充分な威力が安定して出ていました。もし「挑発」が1体だけだとバックラインが狙われますし、これで防御力が上がっています。
これをカウンターするための《シーンドライの聖射手》は《ドクター・ブームボックス》に狙われて機能しにくいです。「挑発」《ドクター・ブームボックス》でバックラインを狙うのもありですが、それは「聖なる盾」で守られています。
《ビグルスワース君》+《憤怒の織屋》でグレード上げを遅らせる
体力を高く保ってヒーローパワーを活かせるようにする、ヒーローらしさを出す戦い方です。
《インゴウインコ》+《ライラクのメタルヘッズ》+《今夜はジャズるボア》
《ライラクのメタルヘッズ》はぶん回る要素。
巨大な《シンランナー・ブランキー》を作り、それを他のミニオンで守る形。最後までグレード4に留まり、そこでも《シーンドライの聖射手》《ハリセンボア》《献身の英雄》などの「毒袋」対決に役立つパーツを探せます。
意表を突く巨大な「挑発」
直前の戦闘。
突然、超巨大なミニオン1体だけに「挑発」。後ろのミニオンを守りつつ、大量に有利トレードします。これは読めないですし、効果抜群でした。
印象的なヒーロー選択
《マーロック・ホームズ》>《マスター・ウェン》
より安定感のあるヒーローです。
《フェイリン大使》>《大悪党ラファーム》
《大悪党ラファーム》は強そうに見えて上手くいかないことが多いヒーロー。《コックのクッキー》なんかもそうです。それが分かっていたらそういうヒーローは避けて、別のヒーローを試すのもありです。
《ネズミの王》>《エリーズ・スターシーカー》
経済的ミニオンである海賊・エレメンタルがBANされていても《ネズミの王》。2ゴールドのヒーローパワーを高く評価しているのかもしれません。このタイプは5ゴールド目までに経済的ミニオンを引けていなくてもそこで動きがあるのが良い点。
《シャダウォック》>《ピュートリサイド教授》
相性の良い悪魔はいないですがナーガのいる《シャダウォック》。グレード上げを急ぐ《ピュートリサイド教授》は、グレード4に強いミニオンが多いため間に合わず機能しにくいです。
《ザイレラ》>《チケッタス》
経済的ミニオンである、海賊・エレメンタル・ナーガの全てがBANされていても《ザイレラ》。2ゴールドのヒーローパワーを高く評価しているのかもしれません。また、《チケッタス》は負けやすいですし。