ミニオンを買うかどうか迷う時、迷う理由がいくつかあるのでそれぞれどう対応するか書きます。それ以外にも勝つためのTips、最終盤面を思い描くこと、ピボットする時はすり足で行うこと、テックカードは見る前に先行して対処すること、などを紹介します。
恒久的に使うミニオンを確認して、最終盤面を思い描く
中盤になったら、そのロビーで何ができて何をやって最終的にどういう盤面を築くのかを計画します。これがないと行き当たりばったりのプレイになって必要な残りカードが何なのかよく分からなくなりますし。計画する方法は、中盤になってミニオンのサイズが大きくなってきたら、ゲーム終了まで使い続けるミニオンが出てくるのでまずそれを確認します。3体程度ミニオンを育てられるとすれば、残りを何で埋めるかを考えるわけです。大抵は《大暴走リロイ》《マンティッドの女王》《献身の英雄》《バロン・リーヴェンデア》《トンネル爆破係》《赤のナディーナ》《ガストコイラー》あたりの即戦力ミニオンですね。
ミニオンを買うかどうか迷った場合
リロールしている時、必要なミニオンが来たら考えることもなく即座に買います。これは確実に良くなるミニオンで、簡単です。問題は買うかどうか悩むような際どいミニオンです。
堅実な方向でちょっと効率が悪い、という場合は買っても問題ない
微妙なバフ効率で迷うパターンです。志望校を低く設定するタイプのミニオン、《ミナジェリのジャグ》のようなミニオン。1コインにつき+2/+2程度のバフ効率が買っても問題ないライン。これは《ミナジェリのジャグ》を2種族に使う時の効率です。弱いですが中盤から連打していればそれなりの盤面ができるので大失敗になりにくくなります。盤面が強ければもっと上を目指して買わなくても良いですが、盤面が微妙であれば余裕がなく切羽詰まっているので買った方が良さそうです。こういった堅実な方向のミニオンを買った場合、仮にあまり良くなかったとしても念を入れ過ぎた状態になるだけですぐにどうこうということにはなりません。だから良いんです。
使う対象がいないミニオンの先行買いはしない
《オメガバスター》部隊を組んでいる時に、《インゴウインコ》がいないのに《ヨミガエラガラヘビ》を先に買っておくようなプレイです。その先どうなるか分かりませんし腐ることが多いので、あまりやらない方が良いです。
良くなるのか悪くなるのかよく分からないミニオンは買わない
《錆きの聖者》がいる時に《マジウザ・オ・モジュール》を「超電磁」するために買うかどうか迷うような場合です。良くなるかもしれないですが《大暴走リロイ》などの裏目もありますね。つまりよく分からないミニオンです。そういうミニオンをわざわざコインを支払って買うのは損です。確実に良くなる、例えば《自己増殖型メナス》のようなミニオンもあるのに、わざわざリスクも内包しているミニオンを買うのは進捗として進んでおらず良くありません。もっと確実に良くなると確信できるミニオンだけにコインを使うべきです。
別の部隊に乗り換える時は、その瞬間を狙われないようにすり足で行う
特定の部隊からもっと強い部隊に乗り換える時の話です。この時に綺麗に盤面を整地して新しい部隊に必要なミニオンだけにしたり、コインを無駄なく使ったりして盤面が弱くなってしまわないように注意です。時間の経過とともにプレイヤーは強くなっていく中、自分だけ逆方向に弱くなってしまうと大ダメージを受けて後を引きますしその瞬間に一撃で倒されることもあります。そうならないようにするには、多少盤面が汚くなったり(2つの部隊が混ざっている中途半端な状態)、コインの損が大きかったりしても盤面の強さをなるべく維持できるようにすり足で動いていくことです。
やられてから見てから対処するのではなく、先行して対処する
相手の盤面を見てから対処したり、相手のテックカードを一度受けて戦闘に負けてから対処するのではなく、それを先に予想して対処しないといけない時があります。明らかに相手がやってきそうなことが分かる場合がありますよね。《乗りカエル》部隊に対して《ヴォイドロード》や《トンネル爆破係》など。そういうカードを使われると分かっていながらも、使われるかどうかを実際に一度確認しようとするのをやめた方が良いということです。
見てから確実に対処する、これはあまり機能しません。相手はこちらに一度見られたら、見られた以上また別の策を講じてくるわけで、こちらの対策を腐らせてくるかもしれません。そんな風に先行先行で相手に動かれて振り回されると不利です。何をしてくるか分からないと相手に思われるように、こちらが振り回す側になった方が良いです。そのためには相手を信じて積極的に動かないといけません。見えないテックカードを見て動くわけですから。先ほどの《乗りカエル》に対する《ヴォイドロード》のような攻撃をすからせる作戦に対しては、盤面を5体や6体に減らして《マイクロマミー》や《ネズミ軍団》を《乗りカエル》よりも左に置いて時間を稼ぐ、といったプレイを《ヴォイドロード》を見る前から先にするということです。
1位と8位の差はほんのちょっとした違い
ちょっとしたプレイが明暗を分けて、1位になるものが8位になったりします。
- 中盤まではプレイはそこまで難しくなかったとして、終盤に入ってからのちょっとした警戒を怠る配置。《マンティッドの女王》1体に負けたりなど。
- 時間が足りなくてカードを使い切れないパターン。
- 死にかけている時、ほんのちょっとした気づきで生き残れたり。そこから一気に逆転できたりします。それがないとそのまま8位。
ちょっとした注意力やスピードの差で順位が正反対になります。この順位を分けるちょっとした部分を乗り越えられないとずっと負け続けます。僅差ですが、そこを相手に取られ続けるんですね。そこを超えられないと卓越したレートにはならず微妙なレートをさまよい続けます。調子の悪い時は特にそうです。より警戒心を強く、より速くプレイするには、勝っても負けても休まずプレイし続けることです。