展開が速いロビーでの立ち回り【ハースストーン バトルグラウンド】

テクニック

8人で戦うロビー(卓)の展開は、早かったり遅かったりします。早期決着する時もありますし、じっくりとたくさんのバフをかける猶予がある時もあります。どんなロビーであるかを掴めば、自分の部隊の立ち位置や狙い所の順位、リソースの使い所が分かります。また試合後に上手くやれたのか失敗したのかの評価がしやすくなります。展開が早いロビーでの立ち回りについて書きます。

2人程度、どうしようもなく強いプレイヤーがいると展開は速い

「展開が速い」とは、プレイヤーが死ぬスピードが速く早期決着することです。強いシナジーが出る組み合わせのミニオンを買えていたりトリプルを適切なタイミングで組めている強いプレイヤーがいれば、そのロビーは展開が早くなりやすいです。特に勝った時に大ダメージを与えるドラゴン部隊や断末魔部隊を早い段階で組めているプレイヤーがいれば、顕著です。

強いプレイヤーが勝ちを独占して、他のプレイヤーは一方的に体力が減り続けたり大ダメージを受けたりするからです。そうなると負け組になっているプレイヤーはどんどん死んで、体力を多く残している強いプレイヤーだけが残って上位決定戦を数回行うことになります。

何戦か戦って実際に強い相手を確認したり、スコアボードに連勝記録を増やし続けているプレイヤーがいれば展開が速そうロビーだと判断できます。

トップ4が決まるまで耐え抜く

展開が速いロビーの場合、トップ4が決まるまでが早いです。トップ4がある一戦で一斉に決まることが多いのは通常通りです。通常であれば全てのプレイヤーが満遍なくダメージを受けていき、一定時間が経って耐えられなくなるプレイヤーが出てくるタイミングがその一戦です。展開が速いロビーでは、負け組になっているプレイヤーにばかりダメージが積み重なり、そのタイミングが来るのは早くなります。

なので展開が速いロビーで自分が負け組であれば、なんとかその一戦を乗り越えるまで(他の負け組プレイヤーが勝ち組プレイヤーに倒されるまで)生き残るのが目標になります。強いプレイヤーに当たった時に負けるのはどうしようもないので、その分の余裕を見てなるべく体力を高く保つ必要があります。具体的には普段よりもややテンポを重視する方が良いです。

負け組プレイヤー同士の順位決定戦に全力を尽くす

トップ4に残った後、強いプレイヤー以外とマッチして実質的な順位決定戦(2位や3位)になることがあります。そうなったら、それが最終戦と言えるので全てのリソースを注ぎ込みましょう。手札に抱えているカードは使い切ります。また、盤面に《ブラン・ブロンズビアード》のようなシステムミニオンがいれば雇用フェイズの最後に売って、《献身の英雄》《ボルヴァー・ドラゴンフレイム》のような即戦力になれるミニオンに入れ替えるタイミングです。

試合終了後のプレイに対する評価

そういった展開が速いロビーで、強いプレイヤーを除いた中で最上位(2位や3位)を取れると十分に良くやれたと言えます。ミニオンの引きが良い時は突き進んでいくだけになるのである意味簡単ですが、引きが悪い時は他のプレイヤーをよく観察してロビーの状況を考え、目標ラインをイメージしながら立ち回るので難易度は高くなります。

試合が終わった後は単純な順位だけを見て一喜一憂するのではなく、部隊の強さや自分や相手の引きの強さを考えて評価する方が良いです。完成度の高い部隊であれば2位でも失敗と言えますし、弱い部隊なら5位でも成功です。