グレード6に受けがないなら、グレード5で辛抱強く回すしかない

テクニック

トリプルを組めていない、かつテンポはある状態でグレード6に上げると、間に合うシステムミニオンがいない負けパターンになりやすいのでそれを避ける方法について書きます。あとは《刻み刈り獲らん》、《菌術師フラァグル》、装甲なしヒーロー、《大暴走リロイ》の配置などのTipsを紹介します。

グレード6に受けがないなら、グレード5で辛抱強く回すしかない

トリプルを組めていない状態でグレード6に上げると、仮に次のターンに《腹減りフェルバット》《潮の貴婦人アジッサ》《闇睨の長老》などのシステムミニオンが来たとしても遅すぎて間に合いません。なのでもしスタッツで張り合おうとするのなら、そのターンにグレードを上げるのではなくトリプルから「発見」するしかありません。グレード6に上げても受けがない状態です。トリプルするしかないのだから、一本釣りになってリロールだけでターンが終わる可能性があってもグレード5を回します。そうやってグレード6に上げる詰んでいるルートを避けます。

テンポがそれなりにあって体力に余裕があるからといってグレード6に上げると、一気に形勢は悪くなります。15ダメージを3回受けて終わるような負けパターンになりやすいです。競り合って均衡しているから体力を保てるのであって、ガードを下ろした瞬間に一斉に削られます。強い盤面がなければ体力はすぐに蒸発します。

グレード4まででスムーズにトリプルを組めていない場合、グレード5に上げていたら大抵そのトリプルは簡単には見つかりません。最初のターンで見つからないと、もうスタッツで張り合うには間に合わない時間帯になるはずです。ということはスタッツ勝負は諦めて「猛毒」系統で粘るしかないわけで、トリプルを探しつつ《大暴走リロイ》《毒々フィン》などを集めます。それらが揃ってきたら《献身の英雄》もです。もしトリプルを組めたらそこからは《マンティッドの女王》を狙います。

こんな風に少しずつピボットしていき、ぶん回っている相手に大ダメージを受けないようにして粘ります。トリプルをスムーズに組めていない時点で良く回っている側ではないのですから、粘れたらオッケーです。

似たようなケース。10コイン目でグレード6に上げてもその瞬間は大ダメージを受けないほどのテンポがありますが、グレード6に受けがありません。上げたらその後一気に削られそうな危険なパターンです。したがってトリプルからグレード6を「発見」するしかないのでグレード5を回します。こういうパターンだと大体最初の1ターンは丸々リロールするだけで終わり、その次のターンあたりにトリプルを見つけることが多いです。

メカロビーなら、マーロック+《刻み刈り獲らん》でも油断しない

マーロックと《刻み刈り獲らん》のコンボなら盤面は強く、《コールドライトの予言者》などを配置できていればグレード5に上げて《ブラン・ブロンズビアード》を狙っても良さそうです。自動で成長してテンポを補給してくれますからね。ただメカがいる場合は別で、高い攻撃力でカウンターされるので念を入れてグレード4を回した方が良いかもしれません。

こういう盤面だと「挑発」《ハジキロボ》の無限リフレッシュや《錆きの聖者》に大ダメージを受けます。それに対しては高い体力と《トンネル爆破係》が必要となって、多くのコインを使います。グレード5に上げるとそれにコインを使い過ぎてその対処が間に合いません。

《菌術師フラァグル》は遅くなって使いにくい

「5体売る」というのは序中盤ではなかなか達成できず、最もテンポが欲しい8~9コイン目あたりにヒーローパワーなしの状態で無防備です。マーロックを回せるところまでいけばヒーローパワーを活かせますがそこに行くまで体力が持つかは微妙です。

装甲なしのヒーローは負けやすい

ヒーローパワーが強くても装甲がないと脆すぎます。体力40から少し触られたら30まで落ちてプレッシャーを受けます。そこからはあと2回ダメージを受けると死にかねないので動きが制限されます。しかもクエストが重めで使いづらいです。体力を削られる割に特別に強い盤面を作れるわけではなく、当たりが悪かったりぶん回ってる相手に当たったりすると死にます。こんな風にして《大悪党ラファーム》《コックのクッキー》《森番オム》のようなタイプは、ポンと単独7位で負けるようなゲームが多いです。

巨大な「聖なる盾」アタッカーを持つ相手には、《大暴走リロイ》は中央あたりに置く

普通、《大暴走リロイ》は警戒します。つまり「挑発」にはあまりリソースを注がないようにして適当な弱い「挑発」を立ててそれに受けさせます。その後ろに強力なアタッカーを隠して守るわけです。だから《マンティッドの女王》が置かれている場合を除いて、先頭に置く《大暴走リロイ》は効果的ではありません。もしくは《献身の英雄》がいる場合もそれより前に置くしかありません。

《ブリストルバックの騎士》のような強力な「聖なる盾」アタッカーを持つ相手に対しては中央あたりに置いて迎撃する方が良いです。自分から攻撃すると弱い「挑発」に突っ込んでしまうのでそうならないようにします。もしくは《ハジキロボ》《バリバリサイクロン》のような先頭に置きたいアタッカーを持っている相手に対しては、「挑発」を付与することでも迎撃できます。