メカは「聖なる盾」と高い攻撃力から繰り出す手数の多さが特徴。酒場グレード4で止めてひたすら盤面を強化することで早い段階から強さを持つので下位を取りにくく安定します。そこからトリプルを組むタイミングで酒場グレード5に上げて《鯖きの聖者》を手に入れることで1位を狙えるほどの強さになります。安定感と高いパワーを両立しているメカ部隊の組み方を覚えれば、勝率が安定します。メカ部隊の特徴と戦い方を解説します。
メカ関連のミニオン
メカをバフするミニオン
戦闘中にメカを召喚するミニオン
《ハジキロボ》の「聖なる盾」を復活させる、戦闘中にメカを召喚するミニオン。
確実にメカを召喚する
不確実にメカを召喚する
1/10=10%
1/18=5.5%
7/22=2体中少なくとも1体はメカの確率54.5%(《ケンゴーの弟子》を含まない場合)
特徴
強みは「聖なる盾」と高い攻撃力
強みは「聖なる盾」です。巨大なミニオン同士のぶつかり合いで1手を稼ぐ「聖なる盾」は非常に強力。「聖なる盾」を持つミニオンは《ハジキロボ》《マジウザ・オ・モジュール》の2種。
全体の攻撃力を+2するバフミニオン《メタルトゥース・リーパー》があるので攻撃力を上げるのが得意で、これは「聖なる盾」と相性が良いです。それ以外にも「断末魔」で中身が出る死んでも構わないようなミニオンが多いのでそれとも相性が良いです。
主力の《ハジキロボ》を「戦闘中にメカを召喚するミニオン」でバックアップし、何度も「聖なる盾」をリフレッシュしてその手数で戦います。《ハジキロボ》は2体欲しく、トリプルが見つかっても合体させない方が良いことが多いです、合体すると盤面としては弱くなったりします。また《ハジキロボ》は味方のバックアップ効果が発動する前に攻撃しないと能力を活かせません。ですので通常のように「聖なる盾」剥がし要員の小型ミニオンを左端に配置するのではなく、《ハジキロボ》を左端に配置することもあります。その関係で《ン=ゾスの落とし子》《ザップ・スライウィック》のような左端に配置したいミニオンは配置が被って扱いにくいです。
序盤、シナジーは少ないが単体の戦闘力が高い
序盤に関してです。酒場グレード2までのメカに関するミニオンは7体もいてマーロックや獣よりも多いですが実際のシナジーはあまりなく《メタルトゥース・リーパー》のみです。ただし単体で高い戦闘力を持つ《ブーマーロボ》と《刈入れゴーレム》がいます。
組み方
酒場グレード4で止める、《ハジキロボ》とそのバックアップミニオンのみで構成された純粋なメカ部隊。シンプルな構造だからこそシナジーが強力で、酒場グレードをあまり上げないので早熟型で大負けしません。4位以上を安定して取りやすいですが、酒場グレード5以降に上げてパワーの高いミニオンを並べている部隊には押し負けて1位は取りにくいです。下位を回避する性質が強いので、引きが弱かったりヒーローの体力が大きく減っている時に有効な作戦です。
そこからトリプルを組むタイミングで酒場グレード5に上げて《鯖きの聖者》を手に入れて「猛毒」を付与することで1位を取れるパワーになります。上位の部隊であるドラゴン部隊やマーロック部隊も倒し得る強さです。特に2体《鯖きの聖者》が手に入ればお互いにサポートしあうので凄まじい強さになります。
こんな風に最初はリスクの低いアーキタイプなのに、そこから高いパワーを持つアーキタイプに移行できる点がメカ部隊の良さです。
酒場グレード3に素早く上げて《ハジキロボ》を見つける
「聖なる盾」を持つメカの多くが削除されて主軸の《ハジキロボ》は必須、これを見つけるのがスタートです。
酒場グレード4にも素早く上げて、そこにずっと滞在する
酒場グレード3で《ハジキロボ》が見つかってもそうでなくても、なるべく早く酒場グレード4に上げます(理想は9コインの時、遅くても10コインになる時)。酒場グレード3で重要なミニオンは《ハジキロボ》と《自己増殖型メナス》くらいですが、酒場グレード4には重要なミニオンがたくさんいますから。
完成までのチェックポイント。
- 《ハジキロボ》2体。それら両方に《自己増殖型メナス》を「超電磁」。お互いでサポートし合います。
- 「挑発」2体程度。《ハジキロボ》のリフレッシュ作業の間に敵ミニオンの攻撃を挟まれないようにするため。《マジウザ・オ・モジュール》《アルガスの守護者》がなければ、一時的に《シージブレイカー》や《有徳の守護者》のような適当な「挑発」を置くと安定します。
- 「戦闘中にメカを召喚するミニオン」2体程度。「挑発」を持っているミニオンに集中させず、「挑発」を持っていないミニオンも必要です。そうでないと「聖なる盾」を持った状態の《ハジキロボ》と敵ミニオンの戦闘になる前にバックアップが両方発動してしまいます。
- 以上のパーツを揃えながら《メタルトゥース・リーパー》《スクリュージャンク・クランカー》をぐるぐる回して強化します。
重要なメカ
高いパワー。
重要な「挑発」を作れます。
トリプルになると特に強力。そうでない場合はスペースが厳しくなれば売ります。
《警備ローバー》は盤面が埋まっていると「戦闘中にメカを召喚する」仕事ができず不安定なので必須ではありません。
メカ以外の優秀なサポート
「聖なる盾」シナジーの《ボルヴァー・ドラゴンフレイム》《ドラコニッド・エンフォーサー》は《ハジキロボ》と相性が良く単体の戦闘力が高い即戦力になれるミニオン。これらでまずは盤面を埋めます。
《コバルト・スケイルベイン》も攻撃力をバフする点で相性が良く本体のスタッツも悪くありません。ただしいずれスペース的に邪魔になるので長く使える《鉄の師匠》の方がより良いです。
酒場グレード5以降に上げる意味はあまりない
酒場グレードを5に上げて欲しいミニオンは少なく、酒場に並ぶミニオンに不純物が混ざるのであまり良いことがありません。グレードを上げなければその分のコインを盤面の強化に回せるので大負けせずに安定します、それがこの純粋なメカ部隊の長所。
- 《ジャンクロボ》・・・あまり必要ないです。「挑発」を付与したくないですし死ぬことを想定せずバックアップとしても機能させずらいので、《ハジキロボ》のリフレッシュ作業に貢献しません。
- 《強殻のクズ拾い》・・・《ハジキロボ》に「挑発」を付与するのは一長一短です。《ハジキロボ》に「挑発」を付与せずにスタッツは小さいながらもそのリフレッシュを確実に行う動きは堅実に強いです。それ以外の「挑発」ミニオンにかけるバフはそれほど重要ではありません。なので《強殻のクズ拾い》は酒場グレードを5に上げる理由にはなりません。
- 《ブラン・ブロンズビアード》・・・強いですが、純粋なメカ部隊ではバフミニオンの受けが狭いのでポテンシャルを十分に活かせませんし、スペースも取ります。
- 《エネミーリーパー4000》・・・強めですが《ハジキロボ》の攻撃順が遅れがちな点が微妙な上に手に入れるのが終盤でそこから育てるのは大変です。横薙ぎ攻撃のような不純物を含めず《ハジキロボ》のリフレッシュに特化するのが純粋なメカ部隊の戦い方です。
トリプルを組むタイミングで酒場グレード5に上げて《鯖きの聖者》を発見する
《鯖きの聖者》は1体手に入れば十分1位を取れる強さとなり、上位のアーキタイプであるドラゴンやマーロックも倒し得ます。「猛毒」を付与した《鯖きの聖者》がいれば、それをバックアップする「聖なる盾」ミニオンは、相手のどんなに巨大なミニオンともトレードできる強さに匹敵するようになります。つまり、買ったばかりの《ブロンズの番兵》が多くのリソースを注いで育てられたミニオン2体分を倒す強さとなるんです。
《鯖きの聖者》が2体いれば、「聖なる盾」ミニオンをより多く並べることが最優先となり、それまで育ててきたそれ以外のミニオンは必要なくなったりします。《鯖きの聖者》+「聖なる盾」のコンボ以上に強いミニオンはほとんどいませんから。
これを手に入れるためにトリプルを組むタイミングで5に上げます。逆にグレード5で欲しいミニオンは少ないのでグレード4の状態でトリプルを組む意味はあまりありません。
配置
メカ部隊を使っているとき
「聖なる盾」剥がし要員の小型ミニオンのバンパーを左端に配置しないことがあります。メカ部隊は主力の《ハジキロボ》の「聖なる盾」を何度もリフレッシュしてその手数で勝負します。そのために戦闘中にメカを召喚するバックアップミニオン、《刈入れゴーレム》《自己増殖型メナス》などを配置しています。そのバップアップミニオンが「挑発」を持っている場合、それらが発動する前に《ハジキロボ》が攻撃しなければ1回分のリフレッシュを無駄にしてしまうので、攻撃順を遅らせないためにバンパーをあまり配置しないんです。
特に《ハジキロボ》を2体配置している場合はそうなります。その場合、攻撃力の低い方を左にしてバンパーとしての役割を持たせることがあります。
メカ部隊を相手にするとき
「聖なる盾+挑発」がいる可能性が高いのでバンパーが必要です。横薙ぎ攻撃に関してはできれば遅めの順番に配置します。「挑発」を配置されている可能性が高く、最初の攻撃では有効打になりにくいですから。