ドラゴン種族の特徴と戦い方【ハースストーン バトルグラウンド】

種族

ドラゴン種族の特徴や戦い方の解説です。屈指のパワーを持つ《魔力のアスペクト・カレクゴス》が手に入れば上位を取りやすいです。ただしバフミニオンが他の種族に比べて少なく育てにくいため、盤面をドラゴンばかりで固めると中盤までは弱め。にも関わらずドラゴンが多くいるほど強くなる能力が多いです。ドラゴン部隊に早い段階から狙いを絞るのはややリスキーで、他の部隊を組んでいてそこから移行したりハイブリッドにしたりする場合が多いです。

ドラゴン関連のミニオン

ドラゴンをバフするミニオン

特徴

うまく組めた時のパワーは高い

理想としては、多くのドラゴンを配置した状態で《魔力のアスペクト・カレクゴス》を手に入れ、後はひたすら「雄叫び」を買って全体を強化する状態。《魔力のアスペクト・カレクゴス》は屈指のパワーを持っていて、これが成功すればほぼ上位を取れます。ある程度スタッツが大きくなればスタッツの重要性は減り、勝つために「聖なる盾」が必要になれば《赤のナディーナ》を狙います。

この段階では「雄叫び」をどれだけ多く買えるか、コインの使用効率が重要になってくるため、盤面がある程度強ければ「雄叫び」を手札に抱えることもあります。この点で多くのミニオンを買えるヒーロー《ミルハウス・マナストーム》は相性が良いです。

ドラゴンが多くいるほど強くなる

 盤面に多くドラゴンがいるほど強くなるミニオンが多いです。

  • 《チビレッドドラゴン》
  • 《ワックスライダー・トグワグル》
  • 《放縦のレイザーゴア》
  • 《魔力のアスペクト・カレクゴス》
  • 《赤のナディーナ》

単体で高いパワーを持っているのは《コバルト・スケイルベイン》《ブロンズの番兵》。能力を最大に活かそうとして弱いドラゴンを多く並べると盤面は弱くなりがちです。

ドラゴンが多い場合に中盤まで屈指の強さを持つのは《ワックスライダー・トグワグル》。ややドラゴン部隊に決め打ちしている状態ではこのミニオンが重要です。

バフして育てにくい

種族専用のバフミニオンは単体バフの《トワイライトの使者》のみで他種族に比べて少ないです。全体バフは高グレードの《魔力のアスペクト・カレクゴス》のみ。ドラゴンは終盤まで育てるのが難しいです。

組み方

早い段階から狙って組むのはリスキー

序盤からドラゴン部隊に狙いを絞るのはリスキーです。ドラゴンはバフして育てにくいため、ドラゴンが多くいる状態というのはすなわち買った時の素のスタッツのミニオンで盤面が埋まっている状態で、これは弱すぎるからです。

グレード6の「発見」で《魔力のアスペクト・カレクゴス》が出なかった場合、ドラゴンが多い状態では盤面のアップデートがしにくくなります。発展するためには酒場グレードを上げて《魔力のアスペクト・カレクゴス》を探すしかありませんがそうすると盤面が弱いので即死しかねません。《魔力のアスペクト・カレクゴス》のバリューを高めるために盤面をドラゴンで固めている状態というのは、グレード6の「発見」という運への依存度が高い、とてもリスキーな状態です。

中盤を耐えきる力が不足していて、そこで体力を削られすぎると仮に《魔力のアスペクト・カレクゴス》を手に入れたとしても即効性はないので強い盤面を作るのが間に合わないまま死にやすいです。

別の部隊から移行したり、ハイブリッドにしたりする

中盤までは盤面が強くなる別の部隊を組んでおき、グレード6の「発見」で《魔力のアスペクト・カレクゴス》が出た時にそこから移行したりハイブリッドにしたりしてドラゴン要素を取り入れるとリスクは低いです。このやり方であれば《魔力のアスペクト・カレクゴス》が手に入るまで盤面が強くなるようにプレイしているので体力を守りやすいです。さらにキーミニオンの入手を確認してから移行できるので間違いがありません。

強力な勝ち筋となる《魔力のアスペクト・カレクゴス》を受けるためには、少なくとも盤面に2体程度ドラゴンが必要です。強化元のドラゴンを1から買い集める段階から移行しようとすると「雄叫び」を買うのにコインを使えないので移行するタイミングで盤面が弱くなりすぎますから。

そこで重要なのは、方向性が定まっていない段階から1〜2体のドラゴンを盤面に配置しておくことです。その点で《ブロンズの番兵》は重要なミニオン。単体の戦闘力が非常に高いので盤面を支えられ、ドラゴン部隊、混成部隊、メカ・「聖なる盾」軸の3つで共通する強いパーツなので腐りにくいです。

移行する前の部隊でよくあるのは、

  • 混成部隊
  • 《ハジキロボ》を軸としたメカ部隊
  • 《ボルヴァー・ドラゴンフレイム》《ドラコニッド・エンフォーサー》《ブロンズの番兵》を軸とした「聖なる盾」軸
高いパワー。
メカ部隊や「聖なる盾」軸で強いです。
「聖なる盾」軸で強く混成部隊で最も採用したいドラゴン。

これらの部隊であればパワーの高い《コバルト・スケイルベイン》《ドラコニッド・エンフォーサー》《ブロンズの番兵》といった優秀なドラゴンを自然に採用するので、グレード6の「発見」で《魔力のアスペクト・カレクゴス》が悪くない選択肢となります。素のスタッツも高いですから。そこからドラゴン要素を取り入れます。

特に「聖なる盾」軸は早熟型で酒場グレード4付近で非常に強く、かつドラゴンが多いので、移行する動きとマッチしています。

残り体力に応じてドラゴンの純度を調整する

中盤までは盤面が強くなるミニオンを買って混成気味になっていることが多いので、どれくらい体力に余裕があるかでドラゴンの純度を調節します。ドラゴン単色にする方が最終的な伸び幅としては大きくなりやすいですが、すでに配置している強いミニオンを新規のドラゴンに入れ替えるタイミングに隙が生じます。体力に余裕があればドラゴンに一気に入れ替えたり、余裕がなければ盤面の強さを維持しつつ少しずつ入れ替えたりします。結果として混成とドラゴンのハイブリッドになることが多いです。こんな風に混成気味の部隊から移行できて、状況に応じて純度を調整できるのもドラゴン部隊の長所です。

ドラゴンの純度を増やすと《魔力のアスペクト・カレクゴス》の能力をより活かせるようにはなりますが、バフミニオンの受けは狭くなるので買う「雄叫び」は有効に活用しにくくなります。

ポイントとしては、《魔力のアスペクト・カレクゴス》を手に入れたからといって一気にドラゴンに入れ替えて盤面を弱くしすぎないように注意することです。《魔力のアスペクト・カレクゴス》を手に入れた時点でバリューは十分にあり、生き残りさえすれば上位を狙えるわけですから、死なないように慎重にプレイします。ドラゴンではない強いミニオンを残したままで、ドラゴンは2〜4体でも十分強い盤面になったりします。