レート7000に到達する攻略法:メカを使おう【ハースストーン バトルグラウンド】

メタ

レート7000に到達するための知識やテクニックのまとめです(12月17日現在環境)。メカが安定して強く、逆に強いと考えていたマーロックは大敗が多く足を引っ張ることが多かったです。それ以外にも心がけるべきTIPSを紹介します。

メカと獣が安定、マーロックはリスキー

以下がレート6000付近から7000までの戦績です。特定の種族に特化した部隊と混成との区別は難しいですがある程度特化していたら特定の種族の方に分類しています。混成はうまく組めずにぐちゃぐちゃになったようなパターンも含んでいます。

一番勝ち星を稼いだのはメカで、安定して強いです。途中からその良さに気づいて積極的に組むようになったので回数が多く、33戦使って14回は1位か2位です。特にメカで2位というパターンが鉄板で、これが主にレートを上げました。これだけ回数をこなして8位が1回だけと、ほとんど大失敗しません。メカは早熟型で早い段階から強さを持つからです。マーロックであれば酒場グレード5や6を目指す必要がありますが、メカはそういった必要がありません。

組み方としては早い段階で《コバルトの守護者》を取れたらメカに進み、《マジヤバ・オ・トロン》などの「聖なる盾」持ちのメカミニオンと合わせて《メタルトゥース・リーパー》による強化をぐるぐる回していくだけ。単調な繰り返し作業です。注意なのが《悪夢の融合体》はあまり必要ではないということです。メカに進んでしばらくした後で《悪夢の融合体》を取ってもなかなか売りに出ない《マジヤバ・オ・モジュール》で「聖なる盾」を付与しなければ弱いので育てるのに手間がかかります。それなら最初から《マジヤバ・オ・トロン》を買う方が早いです。メカは全体バフで攻撃力を上げていくので手間をかけずに育てられます。

獣も勝率72%と優秀です。獣部隊は完成すれば、中途半端なごちゃ混ぜ部隊には負けない強さになります。1位は少ないですが2位や3位を多く取れています。キーミニオンの《巨狼ゴルドリン》《母熊》のグレードは高いですが、序盤の《ネズミ軍団》《腐肉食いのハイエナ》《群れのリーダー》が強いのでヒーローの体力が減らず、8位を取るリスクを犯す必要がありません。仮に《母熊》が手に入らなくても、代わりに《バロン・リーヴェンデア》《ガストコイラー》などを取って断末魔軸に進めるのも良い点です。注意点としては中盤から他の種族の強いミニオンが売られていても目移りせず、しっかり振り切ることです。獣部隊に本当に必要なミニオンだけを買いましょう。《悪夢の融合体》なんかは最終盤面で置くスペースがありません。

強いはずのマーロックの戦績が勝率29%とかなり悪いです。それも12敗のうちの半分は8位という大敗で、大きくレートを下げる要因でした。マーロックは完成すれば無双の強さですが、そこにたどり着くまでに死んでしまうことが多いです。トリプルで《ブラン・ブロンズビアード》を手に入れた後、加速度的に強くなっていく直前に隙があり、そこを乗り切れないパターンが多数。強化できないと微妙なサイズの何の能力もないミニオンの集団で弱いので大ダメージを受けます。特にトリプルを狙うあまりに微妙なミニオンのペアを抱えている状態は盤面が弱くなっていて危険です。完成すれば強いですが4位以上を目指すという点ではリスクがあります。

混成部隊は試行回数が少ないですが77%と最も良い勝率です。混成部隊は、その場で売られている強いミニオンを買えるという受けの広さがあって安定しているからかもしれません。種族に特化すると受けが狭くなり、1ターン全てリロールするだけで終わってしまうこともあります。

全ミニオンのリストを覚える

酒場グレードごと、種族ごとにどんなミニオンがあるのかを覚えていることが重要です。そうすれば使っている部隊に応じて必要なミニオンが明確にわかるようになります。つまり、酒場グレードを上げる意味、トリプルをどの酒場グレードの時に組むのか(トリプルの報酬カードで欲しいミニオンを理解している必要があります)、何のためにリロールするのかがはっきりとわかるということです。本当は何も欲しいミニオンがいないのに酒場グレードを上げずに無意味にリロールする、というようなことがなくなります。

酒場グレード3にはすぐに上げる

7コインになるターンに、4コイン支払って酒場グレード3にすぐに上げるのはほぼ固定です。どんなに盤面が弱くてヒーローの体力が減っていても大抵上げるべきです。理由としては部隊の進路を決めていく重要なミニオンは酒場グレード3以上に存在するからです。酒場グレード3でより多くリロールしてなるべく早く良いミニオンを探すべく、すぐに上げます。酒場グレード2でその場しのぎをするよりもいずれ来るトップ4決定戦(トップ4が決まる時はある一戦で一斉に決まることが多いです)を通過するための戦力を整えることが大切です。

上げるターンは雇用フェイズが始まったらすぐに上げましょう。

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負けパターンを理解してそれを回避する

7位や8位を取る時のパターン、危ないパターンというのを感覚で覚えておくことです。下位を取る時の部隊は「負けるのももっともだ」というほど貧弱なはず。大抵、ミニオンの強化ができておらず、買ったミニオンを並べただけのような状態です。

そうなってしまう前に行動を改善する必要があります。ミニオンの強化ができないのは作りたい部隊やイメージしているレベルのミニオンがいて、それが売られていないためにリロールが多くなっているからです。つまり受けが狭くなっているんです。ですので、進路を決めかねている状態である程度リロールの多さが目立つようになってきたら「そろそろ危ないかも」ということで希望するミニオンのレベルを落としていきます。引きが良くないので、上位狙いから下位回避に目標をシフトするんです。

一番危険なのが雇用フェイズ1ターンをひたすらリロールするだけで終わるような場合で、こうなると8位が近いです。何でもいいからコインを盤面の強化に使うことが大切です。一つの種族に特化できたら理想ですが、ぐちゃぐちゃの混成でもいいのでとにかく盤面を強くしましょう。上述の各種族の勝率で、混成の勝率が良かったのはこれが原因かもしれません。種族に特化しようとすると受けが狭くなりますからね。

プールの圧縮を意識する

雇用フェイズで盤面にいる要らないミニオンを売ってからリロールするか、売らないままリロールするかです。そのミニオンを再び買いたい場合は先に売って、引ける確率を高めます。そのミニオンを今後買わない場合は盤面に残したままリロールします、そうするとプールにハズレを混ぜなくて済みますから。この辺りはTCG(トレーディングカードゲーム)をやっていた人なら馴染みのある概念です。

注意なのが、売ってからリロールするとき、リロールしすぎて最後に盤面に置くミニオンがなくなってしまわないようにすることです。最後に買うのが《マジウザ・オ・モジュール》《自己増殖型メナス》の「超電磁」ミニオンの場合は盤面のミニオンが1体少ない状態で戦闘することになるので、そうなっても良いか考えてからプレイを決めましょう。

特にメカ部隊であれば《メタルトゥース・リーパー》をプールに戻しては買ってを繰り返してぐるぐる回していくことが重要です。

ヒーロー《ダンシン・ダリル》の使い方を覚える

ヒーロー選択では《希望の終焉ヨグ=サロン》《ブラン・ブロンズビアード》《キュレーター》《A.F.ケイ》《ネファリアン》が安定して強いです。それら以外で、レートを上げるために積極的にマスターしたいのが《ダンシン・ダリル》です。

他のヒーローとは挙動が異なった操作感で難しいですが、きちんと使えれば型にはまった強い盤面を毎試合作れる安定感のあるヒーローです。他の強いヒーローとは質の異なる安定感です。覚えればピックできた時は4位以内が固くなってレートを上げやすくなるのでぜひ練習しましょう。

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