戦闘でのダメージが大きく、1回の負けが致命傷になる環境です。なので少しバリュー重視にして油断するだけで下位に繋がりやすくレートが上がりにくいです。ややテンポ重視にして慎重にプレイすると死ににくくなるので、その点について説明します。
被ダメージが大きいから、負けは許されない
酒場グレードを積極的に上げる環境なので戦闘でのダメージが大きいです。特に危険なのがほぼロビーにいる最強のヒーロー《ミルハウス・マナストーム》で、酒場グレードの高さとミニオンの数の多さで大ダメージを与えます。どこかのタイミングでマッチするので、大ダメージを受ける用意が必要です。相手が先行して酒場グレードを上げてこちらが上げていなかったとしても勝つのが難しいほどです。
そんなわけで序盤から高い体力を保てていても突然20点ほど受けて瀕死になったりして、1回の負けが致命傷になり得ます。ちょっとした貪欲なプレイをしたり、1回くらい戦闘で負けて体力を犠牲にしてもいいと考えたりするとそれが敗着になったりして危険です。そういったプレイをしていると下位を取りやすいのでレートが上がりにくいです。
そうならないために、慎重にずっと勝ち続けながら進めていく(勝負を捨てる戦闘はない)、平均台の上を歩いていくようなイメージを持ちます。無理をすると落ちますので、慎重にプレイする方法について説明します。
バリューよりも、ややテンポを重視する
少し怖がりすぎなぐらいテンポを重視する意識を持ちます。そうすると死ににくい→下位を取りにくい→レートを大きく失わない、です。ちょっとした判断の差が順位に影響していて、タイミングを見極めてテンポ重視に振る感覚が重要です。
酒場グレードを慎重に上げる
最も注意なのがグレード5に上げる判断で、盤面が強くなければ危険
種族が多く特定のミニオン群を探すのが難しいので酒場グレードを上げたくなります。だからと言って盤面が弱いのに思い切って上げると致命傷になり得ます。相手がグレード5に上げていたとしてもです、相手は盤面が強いから上げていたりしますから。そうするとトリプルを組むタイミングまでずっとグレード4に留まることになったりしますが、それは下位を回避しやすい堅実な動きです。
5コインや6コインのターンにグレード3に上げるプレイも慎重に
よほど引きが悪いときに行いますが、慎重に考えるべきです。これをすると大きく体力が削られてその後引きが良くなければ下位になりやすいです。盤面が弱く体力が削られすぎて、結果的にグレード4や5に上げるのが遅れたりもします。なんとかグレードを上げずに盤面を強化する方向でプレイできないかを考えた方が安全です。
ターンの最後、1コインをロスしてでもバフミニオンをプレイする
ターンの最後、これ以上リロールしてもミニオンを買えなかったり動きがなさそうな時、バフミニオンなどを手札に抱えておくとコインの使用効率が良くなります。もしそのタイミングでミニオンをプレイしても盤面を空けるために1体売って得る1コインの使い道がないからです。1リロールしてもそのページのミニオンを買うコインがありませんし、凍結するならターン終了時に自然にされるリロールを諦めていることになります。
上の例だと《悪鬼の下僕》をプレイするかどうかです。バフミニオンでこれは良くあるシチュエーションです。ここで盤面の強化幅があまり大きくない時に手札に抱えておくのがバリュー重視のプレイですが、その少しの差によって戦闘で1回の負けがつき、それが負けられる回数に影響したりします。バフ幅がある程度大きく勝敗に影響しそうなら、欲張らずにテンポ重視で使います。
重要な戦闘では、盤面をロックしてでも強くする
自分の体力が致死圏内(15程度)に入っていたり、他のプレイヤーに大ダメージを与えている強そうな相手とマッチしたり、複数のプレイヤーが致死圏内に入っていたりする戦闘は、順位に影響するので重要です。中盤以降はアンテナを張ってスコアボードを見てそういう戦闘かどうかよく確認しましょう。その場合、盤面をロックしてでも強くします。つまり手札に抱えている《ボルヴァー・ドラゴンフレイム》のような即戦力ミニオンのペアなどを出したり、売ってバフミニオンを買う資金にしたりします。
終盤は、リロールの最中に即戦力ミニオンをキープする
終盤になると重要な戦闘の連続になります。そういう時、ターン終了時にバフミニオンを配置して終わるのではなく、即戦力ミニオン(《献身の英雄》や《ハジキロボ》のバックアップなど)を配置して終わると盤面は強くなります。+2/+2などのバフ幅よりもそれらは戦闘に大きな影響を与えますから。
なのでそういった即戦力ミニオンをリロールしている最中に見かけたらまだリロールできる回数が1回や2回残っていたとしても買ってキープします。その後残りのリロールをしてバフミニオンが見つかったとすれば凍結して次のターンに使えば良いわけです。