ピンチのときの対処法:パターンを前もって覚えておく

テクニック

ピンチのときほどプレイの難易度は上がり、限られた時間の中で決断するスキルが必要です。ピンチのパターンを前もっていくつか覚えておけばそういう難しい状況に対処しやすくなるので、その方法を紹介します。

ピンチのときのプレイは難しい

早い段階で体力が低くなるピンチのとき、考える要素が多くなってプレイが難しくなります。死なないようにテンポを多めに出すのを忘れないようにしないといけないからです。しかも引きや当たりが悪いせいでそれが気になって集中力が落ちやすいですし。それらが重なってパニック状態になって時間が不足してそのまま負けたりします。

そうならないためには、よくあるピンチのパターンと対処法を覚えておくことです。そうすれば、

あ、このパターンが来たか。これはやったことがある。

と落ち着いて対処できます。

グレード2~3の序盤の引きが悪いパターン

引きが悪くて、修正が必要になりそうな予感。

グレード2~3の引きが悪いと、テンポ不足・リソース不足になって体力が減ります。そうすると8ゴールド目あたりには瀕死になっていて、9ゴールド目にいつものようにグレード4に他のプレイヤーと一緒に上げたらそこで死んだりします。

そういうときは、低グレードにいつもより長く留まって、カーブをトリッキーにずらして状況を何とか修正することを狙います。いつもと違う危険な状態に気付いて早めに対処するのが大切。

  • 7ゴールド目にグレード2に留まる。
  • 9ゴールド目にグレード4に留まる。

普通の人よりもテンポ・ゴールドが不足しているのだから、余計に時間をかけてでもその補強が必要です。低グレードに留まると長い目で見たら他の人に後れを取りますが、少なくともグレードを上げたらその瞬間に死ぬ以上それは受け入れます。そうやって延命しているうちに、引きが良くなったり粘るために買ったテンポミニオンのトリプルが見つかったりして状況が少しずつ改善したりします。どうしようもない状態を少しずつ正常に戻していくイメージ。

ポイントとして、あくまで自分本位に決めることです。自分の盤面を見て、明らかに弱いなら行うだけです。相手がグレードを上げたからといって手癖で一緒に上げるのは危険です。仮に相手がグレード5に上げたとしてもです。逆の立場でグレードの早上げをするときを考えると、十二分なテンポがあるときでしょう。そこにそのまま突っ込むと死んでしまうので騙されないようにします。あくまでその時間帯において十分なテンポがあるかどうかを見ます。

強い相手と当たりすぎる、マッチアップが悪いパターン

引きが悪いわけでなく盤面が普通もしくは強い場合でも、それ以上に強い相手と多く当たると体力は減ります。そういう場合、体力の減りに応じてプランを変えたりします。つまり、普通なら9~10ゴールド目でグレード5~6に上げられる強さの盤面でも、念のために1ターン現在のグレードに留まったりするんです。

自分の強い盤面を信じて計画通りのプランを頑なに続行するのは危険です。

ちょっと食らって危ない気もするけど、綺麗に動きたい。上げてしまおう。

というプレイを繰り返していると不安定です。

状況が変われば計画を変更します。本来できるはずだったグレード上げは、体力を削られた以上、悔しいけれども許容できるリスクを超えてもうできない、そういう変化した状況を受け入れます

固定ではなくて、柔らかく変更できること。これが大切です。

トリプルを組めないパターン

ペアが2つ以上ある状態で既にグレード5に上がっていたら、その状態でグレード6には上げられません。そうすると弱い盤面で大ダメージを受けることになりますし、その後トリプルが見つかっても高グレードを使い始めるには遅かったりしますから。また、グレード6に上げてからペアを切り捨てて別のミニオンに入れ替えるなら、それはあまり盤面のアップグレードになりません。

だからグレード5をひたすらリロールします。もしトリプルが見つかったら良いですし、そうでなくてテンポミニオンが来たらペアを崩して入れ替えます。いずれにせよグレード6に上げるよりも1ターン早く手を打てるので、間に合いやすいです。

これはグレード4にいる状態でグレード5に上げる余裕がないときも同じです。