大量の装甲を持つヒーローは見た目以上に強い【Tier 24.4パッチ】

ヒーロー

Tier表を交えて、勝ちやすいヒーローとそうでないヒーローの特徴を紹介します。大量の装甲を持っていて見た目以上に強いヒーローがいくつかいます。

ヒーローTier表

そのヒーローにとって理想的なBANのロビー、きちんと使えるロビーを想定しています。なので尖っているヒーローの評価は高く、汎用性がある丸いヒーローの評価は低くなっています。特に「勝ちやすい」に属するヒーロー。

バランスが良いので、どのヒーローを選んでも勝ち目がある

シーズン2の開始時、「どのヒーローを選んでも勝ち目があるよう、ヒーローとゲームプレイのバランスはこれからも管理し続けるから、4人のヒーローから選択できるのは、強弱ではなくあくまで好みの問題に留まるはずだ。」とアナウンスがありました。これは驚くほど本当です。

というのも、装甲が少なくてヒーローパワーの強いヒーローか、装甲が多くてヒーローパワーの弱いヒーローのどちらを選ぶかは際どくて、好みの問題に近いからです。装甲が少ない上にヒーローパワーの弱いヒーローというのはほとんど存在しません。だからどのヒーローを選んでもある程度戦えて、格差が少ないです。

評価の高いヒーロー

大量の装甲を持っていて、ヒーローパワーが自動で発動してテンポがある

《キュレーター》は見た目以上に強くて勝てます。《シンドラゴサ》も似たタイプで悪くないです。良いクエストが出て、それを進めている間のテンポを補助してくれて、体力に余裕があるので好きなことができます。それでAPM海賊ような将来性抜群の部隊に進めたりします。良い方向性を手に入れたらヒーローパワーは関係なくなります。こんな風に安定していて良い方向に行きやすいです。クエストを進めて使うのにちょうど必要なものが揃っていて、バランスが良いです。

1ターン目から酒場を凍結して6~7コイン目にそれらを投下してテンポを補強。クエストは、「2回の戦闘で敗北または引き分ける」で《共に行く友》のエレメンタル。軽くて強いです。それを達成してそのままその方向性に行ったゲーム。

《イリダン・ストームレイジ》もそれほどひどくはないです。装甲の量は落ちますが《タヴィッシュ・ストームパイク》《ロカラ》《ミリフィセント・マナストーム》《ネズミの王》などもこの系統。《パッチウァーク》は硬いですが装甲がない点で微妙です。

それなりの装甲を持っていて、ヒーローパワーが自動で発動してクエストを進めるのを補助するタイプも強いです。頭数を生み出したりそれを強化したりする《ブルカン》《オニクシア》《灰枝》など。

これらに共通しているのはヒーローパワーにコインが必要ない点です。コインはクエストを進めるのに使わないといけないので、ヒーローパワーに使う余裕はありません。だから《キャリエル・ローム》《エドウィン・ヴァンクリーフ》《キング・ムクラ》などは良くないです。

《イセラ》《アランナ・スターシーカー》

《ネザー・ドレイク》《チビドラ密輸人》を集めるだけで負けません。リスクなしでレートを得られるので評価は最大です。大体は3~4位ですが、稀に1~2位を取れることもあります。

《ネザー・ドレイク》がグレード3に移動して弱体化されました。

評価の低いヒーロー

装甲が少ない

装甲が少ないと重くて悪いクエストが出やすく、クエスト使用者に体力を削られもして脆いので評価は低いです。

  • 《コックのクッキー》《ゲイルウィング》に関しては、5コイン目にグレード3に上げるプレイは負けやすいのでなるべく避けるべきで、加えて装甲がないと体力が持ちにくいです。
  • 《スキャブス・カッターバター》《森番オム》に関しては、ヒーローパワーは悪くないですが装甲の少なさを覆すほどではないです。
  • 《アラキア》《サイラス・ダークムーン》《リッチキング》《レディ・ヴァッシュ》《貪り喰らうものミュターヌス》《タムシン・ローム》に関しては、装甲を犠牲にするほどヒーローパワーに価値がありません。これらを取るのであれば、実質ヒーローパワーなしの代わりに大量の装甲を持つ《ロード・ジャラクサス》などの方が良いです。少なくともクエストは使えるかもしれませんからね。

種族特化型

海賊パッチーズ

種族に特化しているヒーローは、それに突き進まないとヒーローパワーを活かせません。にも関わらず、クエストはそれとは全く関係のないものが出たりします。両立するのが難しく、どちらかを犠牲するしかなくなりやすいので本来の強さよりも評価が落ちます。

独自の動きを持っていて、クエストとの相性が悪い

《レノ・ジャクソン》《マイエヴ・シャドウソング》などです。独自の動きをしようとすると序盤の動きが制限されて、クエストを進める動きと噛み合いません。しかも独自の勝ち筋とクエストの勝ち筋が重複して、無駄が発生します。《帳簿の改竄》《アニマの賄賂》のような良いクエストであればそれだけで十分で、それ以上の勝ち筋や高グレードミニオンなどは必要ありません。ちなみに《ユードラ船長》は、グレード5以上を「発見」するのではなくもっと低グレードにしておいてテンポとして用い、強いクエストを有効に使えば勝てます。

逆にクエストと相性の良い独自の動きを持つヒーローは評価が高いです。《ブラン・ブロンズビアード》であれば、ヒーローパワーを達成するまでミニオンを手札に抱える動きがちょうどクエストのためにミニオンを抱えたい5コイン目と重複しているのが良いです。《ダンシン・ダリル》《カートラス・アッシュフォールン》のようなたくさんミニオンを買う動きは、大抵クエストと相性が良いです。