《リッチのバズィアル》の解説【ハースストーン バトルグラウンド】

ヒーロー

ヒーロー《リッチのバズィアル》の解説です。普通の強さで、強いヒーローが選択肢に出なかった時はピックする機会が多いです。リスクが大きそうな能力ですが、見た目とは裏腹に安定型です。

能力

ヒーローパワー:終夜勤務 0コスト
2ダメージを受け自分の手札に「金貨」1枚を追加する。
※「金貨」は0コストで、使うと1コイン得られるカードです。

体力を犠牲にバリューとテンポを稼ぐ

体力を支払って強い盤面を構築できます。カードゲームの方のウォーロックに似た能力であちらはバリューを稼ぎますが、こちらはバリューとテンポの両方を稼ぎます。1コインを使って新たにミニオンを買ってすぐに盤面を強化できます。

序盤は連打する

1ターン目から5ターン目(7コイン)くらいまでは毎ターン使います。コインを溜め込んでいき、状況に応じて柔軟に動けるようにします。序盤は特に盤面に使えているコインの差が強さに直結するので、ヒーローパワーでダメージを受ける代わりに、ミニオンの数が多くなって戦闘で勝ちやすいです。例えば、通常3ターン目(5コイン)の時に「トークンを売ってグレード2のミニオンを2体買う」というプレイが多いですが、《リッチのバズィアル》はトークンを売る必要がないのでその分有利です。酒場に良いミニオンがない時にはリロールする選択肢もあるので、ミニオンの質も通常よりは高くなります。この「リロールする余裕がある」点が、このヒーローの安定感です。コストは支払うものの、酒場に出てくるミニオンの運に左右されにくいです。

序盤のコインの使い所に関しての注意点です。負けさえしなければヒーローパワーを使って盤面をさらに拡張する余裕が生まれるので、負けないことが重要です。コインを溜め込んでいる状態になったら、勝てるレベルになるまでは多少微妙な使い方でもコインを使います。特に《希望の終焉ヨグ=サロン》のような序盤に強いヒーローと当たった時は要注意で、思い切ってコインを使わないと勝てません。

中盤以降は、必要に応じて使う

中盤以降は毎ターン使う必要はありません。ヒーローの残り体力が25〜30程度になってきたら死ぬまでに負けられる回数に影響してきますし、1コイン多く使えることによる戦闘で有利になれる度合いも減ってくるので、コストの重みが大きくなりますから。コインをどれだけ使っても勝てない相手には勝てないので、負けられる分の体力を残す必要があります。そういう微妙な体力の時は1枚だけ「金貨」をストックしておき、緊急の用途に備えます。それを使い次第、随時ストックを用意します。

使うのは、そのターンに買いたいミニオンがいてコインが足りない時に1コインを捻出する時です。ヒーローパワーを使って受ける2ダメージを受けてでも、そのミニオンを買うことで盤面が強くなったり酒場を凍結する必要がなくなったりして、後々有利になれると判断する時です。戦闘で負ければ2ダメージ以上は必ず受けるわけですから、微妙なラインであれば使います。このように痒いところに手が届くような、コストさえ支払えば他のヒーローよりも多く動ける選択肢の幅を提供してくれる能力です。

致死圏内に入ったら限界まで使う

残り体力が5など、他のプレイヤーの酒場グレードからして次負けたら必ず死ぬ状態になったら、残り体力1になる限界まで使います。コインを溜め込んでいなかったせいでやりたい動きができずに死んでしまうと勿体無いですから。

《浮遊する番人》と相性が良い

《浮遊する番人》の能力を発動できる唯一のヒーローで相性が良いです。ただしビッグデーモンを組んでいる時は《憤怒の織屋》の能力で1点ずつ自傷してバフしていく方が最終的により多くバフできるので、2点ずつダメージを受けるこのヒーローは微妙です。体力を削りすぎると《憤怒の織屋》の能力を発動できる回数に制限が生まれ、配置できる悪魔の数に限りが出てきますから。

なので《浮遊する番人》を単体で買って、しばらくヒーローパワーを使うついでにバフして盤面を支えるという使い方の方が合っています。ビッグデーモンで使う場合は、最初にサイズが十分ではない時に急速に育てられる程度です。

《浮遊する番人》の受けを残すために、酒場グレード4のミニオンにタッチできる場合は、雇用フェイズが始まってすぐにヒーローパワーを使わないようにしましょう。《浮遊する番人》を配置してからでないとバフできず無駄が発生してしまいます。

トリプルを組む時に一気にコインを使うパワープレイ

通常、酒場グレード2〜3付近でトリプルを発見しても、「酒場グレード4に上げた状態でトリプルを組んでグレード5のミニオンを発見する」という強い動きには繋げられません(グレード5のミニオンには試合を勝利に導くキャリーが多くいます)。酒場グレードを3、4と連続で上げるコストが高すぎて盤面の強さを維持できずに体力を削られすぎるからです。そうすると発見したグレード5のミニオンの力を生かす時間が足りなくて死にやすいです。ですので、大抵は普通にグレード3か4を「発見」します。

《リッチのバズィアル》であれば、溜め込んだコインを使うことで爆発的な動きができます。体力を犠牲にコインをやりくりできるので盤面の弱さが少しマシになるんです。下の図は7コインの時にトリプルを見つけたところです。普通のヒーローならグレード3のミニオンを「発見」しますが、このヒーローなら次のターンにもコインを使って酒場グレードを上げてトリプルを組み、そこからグレード5のミニオンを「発見」できます。これが《リッチのバズィアル》の強い動きです。

それ以外でも、酒場グレード3をリロールしている最中にトリプルを見つけた時、酒場グレードを上げるコインが足らず、かといってグレード4のミニオンを「発見」するのは微妙という困った状態になることがあります。そういう時も《リッチのバズィアル》であればヒーローパワーでコインを捻出してそのターンに酒場グレードを上げつつ凍結し、次のターンにトリプルを組めます。柔軟に対応できるんですね。

中堅の強さ(中の中)

《希望の終焉ヨグ=サロン》《エドウィン・ヴァンクリーフ》のように素晴らしいサービスが提供されるわけではありません。引きに左右されにくい安定感はありますがその分のコストは支払う必要があるので、一定水準が保証されるヒーローという位置付けです。《エリーズ・スターシーカー》とよく似ているポジションです。

コメント