サイクリングが趣味で伊豆半島を走り回っていて、伊豆の色んな場所・全ての町に行きましたが、その中で一番お気に入りなのが丹那盆地です。サイクリングに出かけたら伊豆半島を適当に周り、最後は丹那盆地に寄って町を一周してから帰るというパターンが多いです。完全に丹那盆地ファンです。それほど愛してやまない丹那盆地の魅力を、サイクリングしながら撮った写真とともに紹介します。
丹那盆地は、伊豆半島の付け根にある函南町の一部です。丸い形をした盆地で、外周に住宅があり、中央には田んぼや畑があります。酪農が盛んで丹那牛乳の工場があり、そこが営業する酪農王国オラッチェがあるだけ。特に有名な観光名所はありません。最寄りの函南駅からのアクセスが悪く、徒歩の場合はタクシーが必要です(盆地自体は小さいので、徒歩でも十分に周ることはできます。)。伊豆にサイクリングに来る方は、西伊豆スカイラインなどがメインで、丹那盆地に目を向けることはあまりないかもしれません。
しかしここには強く惹きつけられる魅力があります。山に囲まれ世間から閉ざされた盆地という環境。のどかな田園風景と牛たち。どこか懐かしさを感じる住宅がいくつか。中央にある小さな森、町の中にある木々や小川。そこでは田舎に暮らしている人達の何気ない日常、四季折々の風景が垣間見えます。それを見ているだけで心が和み、いるだけで心地良いんです。
また、丹那盆地は「絶対少年」というNHKの癒し系アニメの舞台でもあります。丹那盆地に興味が出たら、ぜひ見てみてください。より一層丹那盆地を楽しめますよ。モデルになった場所も味があって良いので、一緒に紹介します。
丹那盆地に行くルートはいくつもあり、箱根方面・熱海方面・沼津方面・韮山方面の東西南北からアクセスできます。また、標高350mほどの山に囲まれているので北からのルート以外はそれなりに登ります。今回はJR函南駅スタートの西からの険しいルート(地図上の上から)です。勾配の緩いルートは、下側の県道11号(地図上の下側、今回は帰りに使った道)です。
韮山方面から南箱根ダイヤランド経由で行く道については以下で書いています。
丹那盆地はこんな感じののどかな所です。今回は国道135号を下って帰宅しました。三島からの往復だけでも、獲得標高600mほどなので良い運動になります。
丹那盆地は良いぞ〜。一度おいでよ。