シーズン4の新ミニオンレビュー【獣編】

ミニオン

シーズン4での獣の一覧と新ミニオンのレビューです。退場するミニオンの一覧とその影響や、全体の印象についても書きます。今まで通りの頭数を活かすコンセプトで、トークンを活かすパワフルなミニオンが追加。《乗りカエル》コンボは大幅に強化されます。

新ミニオン5体
復帰ミニオン1体
退場ミニオン5体

《インゴウインコ》はバグがあるため一時的に退場します。

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グレード1

《Manasaber》・・・マナセイバー

「断末魔」:「挑発」を持つ0/1の《Cubling》を2体召喚する。

トレード可能なスタッツを持ちつつ頭数3体分と優秀。トークンは《Humming Bird》《Octosari. Wrap God》《フェルストンパー》などとシナジーがあります。しかもそれらは「挑発」を持っていて便利です。本体に「挑発」を付与すれば退場する《ヴォイドロード》のミニバージョン。用途は多数あり、

  • システムミニオンや攻撃順を守ります。
  • 横薙ぎ攻撃の対策。
  • 攻撃力が0なので、相手の倒したくないミニオンを置き去りにできます。
  • 「毒袋」対策として便利です。トークンを展開してそれと接触させることで「毒袋」を消費させます。

《乗りカエル》コンボの優秀なパーツ。「挑発」2体は《下水ネズミ》を上回ります。

グレード2

《Humming Bird》・・・ハミングバード

自身を除く味方の獣は攻撃力+2を得る。

《群れのリーダー》に似ていますが、こちらは永続バフではなく本体が生きている間だけ効果を発揮するオーラタイプ。本体の戦闘力がなく使いにくいです。序盤で《Manasaber》とセットだと使えます。

グレード3

《巨狼ゴルドリン》が退場して使い道が減ります。

《インゴウインコ》はバグがあるため一時的に退場します。

《Banana Slamma》・・・バナナ・スラマー

戦闘中にを召喚したら、そのスタッツを2倍にする。

退場する《愛鳥家》のような戦闘フェイズ限定のテンポミニオン。こちらは本体が獣である点が優秀。半面、使いやすさは劣ります。というのは、《愛鳥家》は獣以外の頭数の多いミニオンも活かせましたが、これはそうではないからです。

《Rylak Metalhead》・・・ライラック・メタルヘッド

「挑発」、「断末魔」:両隣りにいるミニオン達の「雄叫び」を発動する。

戦闘中に最大で左右にいる2体の「雄叫び」を発動します。多様な効果を持ちます。

仕様

  • 戦闘フェイズの効果なので、基本的に永続ではありません。
  • 獣と関係なく使えます。ちなみに獣で使って強い「雄叫び」は《ヨミガエラガラヘビ》。
  • 配置は横薙ぎ攻撃に弱くなります。横薙ぎ攻撃で両隣のミニオンも同時に死んだ場合、効果は発動しません。

「雄叫び」の種類別の使い方

  • 「雄叫び」のバフミニオンは本体が弱いことが多いですが、それを売らずに配置したままして戦闘フェイズ限定でテンポを出せます。
  • 経済的な「雄叫び」ミニオン《Southsea Busker》《原始フィンの見張り番》などでゴールドを得られます。
  • 《フェレメンタル》で戦闘フェイズ中に酒場をバフすれば、雇用フェイズに入ってもそれは継続します。「この対戦中」という永続を示す注意書きがあるからです。
  • 味方だけでなく酒場のミニオンにも使える「雄叫び」の場合、相手のミニオンも選択します。運次第ですがトリッキーな使い方として、《スパーリング・パートナー》で無理矢理に相手に「挑発」を付与したり、《無貌の門弟》で変身させたりできます。
  • 《偏食鬼》《空腹の餓鬼》で相手のミニオンを食べられません。「ボブの酒場のミニオン」と書かれているからです。

グレード4

グレード5

《白いクロコリスク》

強いテンポがあり、グレード5「発見」から出して盤面を安定させられる当たりミニオン。グレード5「発見」すること、盤面に獣を配置しておくことの価値が高まります。これが退場していたせいで《母熊》軸は使いにくかったですが、元に戻ってグレード5で強いテンポを出せる獣の利点が復活しそうです。

グレード6

《Operatic Belcher》が出たら「毒袋」2体で強いです。《大暴走リロイ》もいて、ミラクルを起こせるパワーの高いミニオン

《Octosari. Wrap God》・・・ラップの神オクトサリ

「断末魔」:2/2の《触手》を召喚する(《触手》は戦闘中にミニオンを召喚するたびに+2/+2を永続的に獲得!)。
  • 《オズマット》の《触手》と違って「挑発」はないです。
  • おそらく個体別に《触手》の成長は管理されそうです。つまり、《永劫の騎士》のように個体に関わらず共有して成長を管理されるわけではなさそうです。「居場所は問わない」という記載がありませんし。そうだとすればこれに「蘇り」を付与してもそこから巨大な《触手》は出ません。
  • 成長速度としてはゴールデン《飢餓れしもの》程度で、セットアップができていれば速そうです。
  • 《ガストコイラー》から出て強いミニオン。

退場するミニオン

  • 《野良猫》というグレード1の経済的ミニオンがなくなる影響は大きいです。特にヒーロー選択でのBAN確認時。代わりにグレード1にはドラゴンや海賊に経済的なミニオンが追加されます。経済的ミニオンを有効活用できる、特にグレード1を回るようなヒーローやたくさん売りたいヒーローは使いにくくなります。
  • 《フックタスク船長》
  • 《ジャンディス・バロフ》
  • 《スキャブス・カッターバター》
  • 《商大公ガリーウィックス》
  • 《菌術師フラァグル》など。

《シャダウォック》は、獣がいるロビーでも登場します。

  • 《愛鳥家》は強いテンポを持っていました、代わりに《Banana Slamma》が追加。
  • 《洞窟ヒドラ》の横薙ぎ攻撃がなくなる影響は大です。新しい横薙ぎ攻撃は海賊に追加されます。
  • 《巨狼ゴルドリン》は部隊の軸になれるミニオンでしたが、消えます。

全体の印象

頭数重視の今までのコンセプトのままで、トークン型の強いミニオンが追加されます。《Rylak Metalhead》は一般的に使えるミニオンで、ゲームにトリッキーさをもたらします。

「断末魔」:2/2の《触手》を召喚する(《触手》は戦闘中にミニオンを召喚するたびに+2/+2を永続的に獲得!)。
「挑発」、「断末魔」:両隣りにいるミニオン達の「雄叫び」を発動する。

組める部隊は、

  • 戦闘中にある程度体力を持つトークンを出すミッドレンジ型。《Banana Slamma》《母熊》《白いクロコリスク》《Octosari. Wrap God》など。
  • 攻撃力特化の《フェルストンパー》型。
  • 《乗りカエル》コンボ。《Manasaber》と《Silent Swimmer》による「隠れ身」で大きく強化されます

あたりで、それらのミックスも可能です。