テンポがあるからといってトリプルを組んでいないのにグレード5にポンと上げると大抵負けるのでそのことについて書きます。それ以外にも《レノ・ジャクソン》やAPM海賊についてのTipsを紹介します。
トリプルを組まずにグレード5にジャンプすると大抵負ける
グレード4まででトリプルを組めたタイミングでグレード5に上げるプレイには、上げた瞬間にグレード6を置けるのであまり隙がありません。それに対して、トリプルを組めていない状態で盤面にそれなりのテンポがある時にグレード5にポンと上げると大抵負けます。というのもグレード5に上げてすぐに強いミニオンが来ないと一気に体力を削られるからです。体力40からでも15ダメージ×3で終わりです。
上げる時の盤面は、グレードを上げないにしては強いけれども上げるにしては弱い盤面だったりします。グレード5をリロールする間も耐えられるほど強くないといけませんし。基本的にグレード5に上げるには既に盤面にグレード5が必要、グレード6に上げるには既に盤面にグレード6が必要。例えば、トリプルから《ベビークラッシュ》《光牙の執行者》が来たらグレード5に上げるという感じです。そうではなく最初の1つをグレードを上げて自ら取りに行くとおかしくなりやすいです。
《刻み刈り獲らん》+《偏食鬼》+《空腹の餓鬼》のコンボでテンポがあるので《腹減りフェルバット》などを探すためにグレードを上げますがそれができるほど強くないです。それよりも悪魔3体それぞれのトリプルを探してリロールすべきかもしれません。こういう風にグレードを上げてジャンプして強くなろうとすると大抵うまくいかないので、そのグレードでできることを謙虚にコツコツやる方が良さそうです。
強くない盤面。どれもゴールデンになっておらず、《インゴウインコ》に「蘇り」がついておらず、「挑発」もない、完成度の低い盤面です。トリプルを組んでいないのにグレード5に上げる場合、そういった細かい所を手入れするほど余裕がありません、コインに余裕がないからです。たくさんリロールして、ようやく来た強いミニオンで盤面を埋めるので精いっぱいになります。
《小さな子分》を早い段階で起動してグレード5に上げますが、それは十分な強さではありません。グレード5に上げる時にトリプルを組んでグレード6を入手したわけではなく、それはグレード5に上げてからです。そういう風にグレード5に上げてしばらくしてからトリプルを組む場合、そのグレード6は間に合っていません。その遅いグレード6の強さはグレード4でコツコツやっている強さを上回りにくいです。
《レノ・ジャクソン》のグレード1回しは破綻している
グレード1を回ってトリプルを組んでグレード5「発見」をする動きは負けやすいです。トリプルで良いミニオンが来ても若干間に合っていないので劣勢であり、良いミニオンが来なければどうしようもなくなります。どちらにしても良くありません。この盤面だと5~7コイン目に大きなプレッシャーを受けていて、この時点で詰みに近い状況です。7コイン目に15ダメージを受けると残り体力13です。そうなると、まず8コイン目にトリプルから《母熊》が来て、かつ酒場に良い獣がいないとほぼ死にます。このやり方は破綻しているルートです。
そうではなくて、テンポのある適当なミニオンにヒーローパワーを使い、クエストに頼るやり方で上手くいっているところを見ます。スタンダードカーブや5コイン目にグレード3に上げてから《軍団の監督者》にヒーローパワーを使ったりなど。
APM海賊に《マンティッドの女王》《大暴走リロイ》は効きにくい
《ホガァァァ船長》4体のAPM海賊は無限のコインで何でもできてスタッツの競争では負けませんし、「猛毒+聖なる盾」系統の部隊に負けないようにだけすれば良いです。なので最終盤面は大抵、巨大な海賊数体と《トンネル爆破係》《献身の英雄》《バロン・リーヴェンデア》になります。コインは無限にあるのでこれらは全てゴールデンにできます。
これを相手にする時、相手が巨大だからといって《マンティッドの女王》《大暴走リロイ》に頼ろうとしても《ウーサー・ザ・ライトブリンガー》がない限り効きにくく、一掃されるリスクがあります。それらよりも大切なのは、全体ダメージに耐えられるように「猛毒」の体力をなるべく高くすることと、《トンネル爆破係》が起動した後も機能する《献身の英雄》《赤のナディーナ》を揃えることです。これらはより安定して仕事ができます。加えて、もし《マンティッドの女王》を使う場合、《トンネル爆破係》に攻撃してダメージを受けないように左には置かないようにして、「挑発」を付与する意味はあまりないです。《大暴走リロイ》は中央付近に配置して、相手のミニオンに「聖なる盾」が付いた後にそれを狙えるようにします、左端ではありません。