《厨房の悪夢ノミ》は、《リサイクル・レイス》が来る前に方向性を確定しない方が良い

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《厨房の悪夢ノミ》《森番オム》《商大公ガリーウィックス》《ブラン・ブロンズビアード》、装甲なしヒーローなどの注意点を紹介します。

《厨房の悪夢ノミ》は、《リサイクル・レイス》が来る前に方向性を確定しない方が良い

間に合っていない弱い盤面。こういう競り合いに負けるスタッツが平らに並んでいる盤面は弱いです。

《リサイクル・レイス》なしでは回転率が悪くてスタッツが十分に大きくなりません。《厨房の悪夢ノミ》が来たからといってすぐにそれに進むのはリスキーです。他の方向性も見つつ、《リサイクル・レイス》が来てから確定する方が良さそうです。

ウォリアーカーブからトリプルを3つ組んでグレード5「発見」、《ベビークラッシュ》《母熊》《厨房の悪夢ノミ》のゲーム。獣でテンポを維持できているなら《厨房の悪夢ノミ》に行けそうですが、《厨房の悪夢ノミ》の強さが獣を上回るには《リサイクル・レイス》が必要。しばらく様子を見て、それが来なくて獣のパーツが来たなら獣へ行く方が良いかもしれません。

ちなみに、クエストを使えていないのも敗因。たくさんトリプルを組めて良く回っているように見えても、クエストを使えていなければ強くないです。

《森番オム》は、クエストと相性が悪くて普通にやると即死しやすい

ダメージを受けすぎている上に、ペアもなくトリプルを組めていないどうしようもない盤面。

クエストを進めたり使ったりするのはミニオンを買う動きであってグレードを上げる動きではなく、その点でクエストと相性が悪いです。しかも装甲なしなので軽い良いクエストが出ません。

ヒーローパワーを活かすコインカーブ的に、6コイン目にグレード2、8コイン目にグレード3に留まるのは難しいです。そこで普通にグレードを上げるとその度にダメージを受けます。頼みの綱はトリプルもしくはグレード上げからの高グレードミニオンのパワースパイクですが、トリプルを組めないこともありますし、クエスト環境ではそのスパイクがクエスト使用者に対して十分ではなかったりします。

何もできずに負けているところをよく見ます、良くないヒーロー。

《商大公ガリーウィックス》は、経済的ミニオンを引けないとヒーローパワーなし

この体力でこの盤面でトリプルを組めていないのは、詰んでいます。この状態で《野良猫》が来ても回す価値がないです。

グレード1で経済的ミニオンを引いて回し、雪だるま式にコインを増やしてヒーローパワーを活かすのが基本。ただ4コイン目まで経済的ミニオンが引けないとそのプランが破綻します。経済的ミニオンを探してリロールするのは不安定なのでグレード2に上げますが、そうやってスタンダードカーブで普通にプレイするとヒーローパワーを活かしにくいです。そうすると装甲・ヒーローパワーなしになってしまいます。経済的ミニオンは序盤に来ないとあまり意味がなく、中盤以降に来ても間に合っていません。経済的ミニオンを回して追加のコインを得られるのは次のターンであって、そのターンは1コイン失うからです。差し迫っている時にやる余裕がないです。経済的ミニオンを引けるか次第という、ハイリスクハイリターンなヒーロー。

ちなみに理想的なBANは、経済的ミニオンである獣・エレメンタルがいること。加えて、コインの循環が多い方向性である、マーロック・海賊・キルボア《アッゲム・ソーンカース》がいることです。《憤怒の織屋》も相性が良く、悪魔も悪くないです。

《ブラン・ブロンズビアード》は、マーロックのセットアップができないと微妙

マーロックがいたら強力なヒーロー。8コイン目あたりのグレード3が弱かったりして盤面をマーロックで埋められないと、強力なマーロックの全体バフを回しにくいです。一度混成気味になったらテンポの維持のためにそれらは簡単には切り捨てられず、弱いバフを回すだけになって《アッゲム・ソーンカース》がいない限りその成長速度は十分ではないです。そうならないように、いかに序盤にマーロックを多く配置するかが重要。

大量の装甲を持つヒーローは、良いクエストが出ないと脆い

この体力でこの盤面でトリプルを組めていないのは、詰んでいます。

速い良いクエストが出ないと、残りは実質ヒーローパワーなしのデメリットだけが残って早急に体力を削られます。トリプルを見つける力がないので方向性を定めにくいです。

遅いトリプルにはあまり価値がありません。