獣種族の特徴と戦い方【ハースストーン バトルグラウンド】

種族

獣種族に関するミニオンの一覧とシナジー、その特徴と戦い方について紹介します。しっかりコミットする必要がある獣部隊は、ドラゴン種族が追加されてから組みにくくなりました。

獣関連のミニオン

酒場グレード5で欲しいミニオンは《巨狼ゴルドリン》。
酒場グレード6で欲しいミニオンは《母熊》。

獣をバフするミニオン

特徴

完成盤面ではシステムミニオンが多くなってスペースが使いにくくなるので、盤面をアップデートしにくくなります。さらに「挑発」を付与しにくく、どのミニオンから討ち取られても厳しい、という盤面になりがちです。特にトークンを生み出す前に《バロン・リーヴェンデア》《母熊》が先に倒されると辛いですし、《巨狼ゴルドリン》の隣に《洞窟ヒドラ》のようなアタッカーが置いたりするので、《ザップ・スライウィック》や横薙ぎ攻撃に弱いです。

また、酒場フェイズでミニオンの強化がしにくいです。バフ手段は《群れのリーダー》や《母熊》を配置した後にバフしたいミニオンを置くくらいです。獣部隊はキーミニオンを手に入れるためにトリプルのパーツを探す必要があるので、バフミニオンを買う余裕がないんです。

完成度が高ければ上位を狙えるので、序盤から獣が集まってくれば獣部隊に進みます。その場合、獣はシナジーで固まってこそ強いのでしっかり振り切ります。なので他の種族の強いミニオンに目移りしないように注意です。

組み方

序盤〜中盤

グレード2の《ネズミ軍団》《腐肉食いのハイエナ》は高いパワーを持っています。グレード2までは、メカ・悪魔・ドラゴンに比べるとシナジーするカードは多め。序盤は、獣トークンを召喚して戦わせ《腐肉食いのハイエナ》を育ててフィニッシャーにします。グレード3の《群れのリーダー》も中盤までは非常に強いです。ただ獣をバフする《猟犬使い》は使いにくいです。というのも「挑発」を付与するので最初に戦闘させたくない《ネズミ軍団》や《腐肉食いのハイエナ》には使えず、使う対象が限られるからです。

中盤の盤面はこんな感じ。

中盤〜

中盤以降は、グレード5の《巨狼ゴルドリン》を手に入れて《猟犬使い》や《アルガスの守護者》で「挑発」を付与して「断末魔」の発動を安定させます。グレード6の《母熊》は早い段階で欲しいミニオン、繰り返しバフをかけられます。《ネズミ軍団》で大量の強いトークンを召喚できますし、《洞窟ヒドラ》を大きく育てられます。先に《母熊》を優先して手に入れたく、トリプルの報酬カードの「発見」での成功率もそちらの方が高いので、トリプルを組める早い段階でグレード5に上げます。その後でリロールして《巨狼ゴルドリン》を探します。

終盤になれば《群れのリーダー》や《腐肉食いのハイエナ》は力不足になってスペース的に邪魔になり売ることになったりします。

《巨狼ゴルドリン》は《バロン・リーヴェンデア》と相性が良いので、《洞窟ヒドラ》に強力なバフをかけて横薙ぎ攻撃を行う断末魔軸になったりもします。その場合は《母熊》は必須ではなく、代わりに《ガストコイラー》が強力です。

終盤は《バロン・リーヴェンデア》軸に移行することもあります。

配置

獣部隊を使っているとき

「挑発」を付与した《巨狼ゴルドリン》を左端に配置、次に《洞窟ヒドラ》、各種「断末魔」、《母熊》などのシステムミニオンの順に配置。相手からの攻撃で理想的な攻撃順や「断末魔」の順番を崩されると弱いので、順番にデリケートです。

「挑発」を付与した《巨狼ゴルドリン》を右端に置くのもありですが、そうすると相手の横薙ぎ攻撃に弱くなったり、先に《洞窟ヒドラ》に攻撃順が回ってしまったりするので注意が必要です。

《バロン・リーヴェンデア》は、《巨狼ゴルドリン》の右の配置して相手の横薙ぎ攻撃から《洞窟ヒドラ》を守る緩衝材にするのもありです。2つが同時に死んだ場合、きちんと《巨狼ゴルドリン》の「断末魔」は2回発動します。《ネズミ軍団》のスペースを空けるためにそれより左に置くのもありです。そうすると《ネズミ軍団》の攻撃順が遅れるせいで、先に《母熊》《群れのリーダー》などのシステムミニオンが倒される可能性が高まる点は注意です。

獣部隊を相手にするとき

相手の《洞窟ヒドラ》の横薙ぎ攻撃を警戒した配置にします。バンパーを置く必要はなく、もし横薙ぎ攻撃を持つミニオンがいるなら左端に配置して、相手の「挑発」を持った《巨狼ゴルドリン》の隣にいる《洞窟ヒドラ》を狙います。獣部隊はスペースの関係で攻撃の順番が厳しく制限されているので、これに対応しにくいです。もし《洞窟ヒドラ》の攻撃順を遅らせるなら、攻撃する前に倒されるリスクが生じますからね。