アダルトな雰囲気のパズルゲーム、キャサリンの魅力を語る【PS3の名作】

ゲーム

「キャサリン(CATHERINE)」は2011年に発売されたPS3のゲームソフトです。アドベンチャーな恋愛要素もありつつ、メインはパズルゲームです。2019年に「キャサリン・フルボディ」としてリメイクもされました。無印の方しかプレイしていませんが、かなり出来の良い作品でしたのでその魅力を紹介します。

キャサリン・フルボディ - 公式サイト
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ストーリー

主人公ヴィンセントは、ある日から奇妙な悪夢を見るようになります。下から崩れ落ちて行く場所を上に登って行くというもので、街では「その悪夢で落ちたら実際に死ぬ」と噂になっているんです。そんな中、ヴィンセントは交際相手のキャサリン(Katherine=Kキャサ)がいるにも関わらず、行きつけのバー、ストレイシープで若い美女のキャサリン(Catherine=Cキャサ)と出会って浮気をしてしまいます。人間関係に悩みながらも、毎夜訪れる悪夢を乗り越えていきます。

『キャサリン』プロモーションムービー

ゲームシステム

バー「ストレイシープ」で過ごす現実と悪夢の2パートがあります。現実パートではアドベンチャーゲームで、ヴィンセントの行動を選択してどちらのキャサリンとの関係を深めていくかなどを決めます。悪夢パートはパズルゲームで、落ちてくる石を動かして足場を作って制限時間内にゴールを目指します。この現実と悪夢を交互に繰り返してストーリーが進んでいきます。

直感で登る、気持ち良いパズル

パズルゲームは完成度が高いです。プレイするにつれて色んな技を覚えて自分の成長を感じられるのが楽しいです。キャラクターのステータスが変化したりすることはなく、単純にプレイヤーの腕によってクリアできるかどうかが決まります。上からどんどんパズルピースが落ちてきてそれを登るというスタイルなのでスピード感があります。ゆっくりと考えるというようなものではなく、直感で操作して登る感覚が気持ち良いです。

登る時は正方形のブロック(石)を動かしてそれで道を開いたり足場にしたりします。石には様々な種類があって、重い石、罠の石、爆弾石、氷石、ジャンプ石、怪物石など。ステージによって色んな石が登場するので飽きずに楽しめます。

アドベンチャー部分の出来は正直悪いです。簡単に言えば、行動の選択に応じて真面目か不真面目かのゲージが移動してそれによってKキャサかCキャサかが決まるというだけで一つ一つの行動にあまり意味が与えられていません。ですので真剣に選択しようというモチベーションが保ちにくいです。

世界観が、ザ・ATLUS

バー、ストレイシープのリラックスできる大人な雰囲気に、制作会社ATLUSらしいおしゃれな感じがよく出ています。ATLUSの人気シリーズ、ペルソナに似ていますね。ヴィンセントの少し雑で気だるげな性格とまどろんだような夜の大人な雰囲気がよくマッチしています。バーではお酒を飲んだりできるので、リアルでもゆったりと飲みながら遊びたくなります。

音楽は、バーではジャズでリラックスできます。パズルシーンではクラシック名曲のアレンジとなっており、重厚で上品です。「アダルト+ホラー+シュール」な雰囲気とよく合っています。

悪夢パートの世界観は、恐怖もありますがどこか可愛く奇妙な雰囲気です。悪夢は、同時に夢を見ている人間で共有している世界で、現実で出会うキャラクターと悪夢の世界でも出会ったりします。しかし本人たちはそれを自覚できません。というのも悪夢の世界ではお互いが人間ではなくなぜか羊に見えるようになっているからです。敵として出てくるキャラもボス以外は羊なのですが、この羊がなんとも可愛いです。「落ちるぅ〜」って言いながら落ちていく羊はシュールです。

『キャサリン』プロモーションムービー 第4弾

声優が豪華

声優が豪華です。ヴィンセント=山寺宏一、Kキャサリン=三石琴乃、Cキャサリン=沢城みゆき、ジョニー(ヴィンセントの友人)=子安武人、バーマスター=若本規夫、バーのウェイター=皆川純子などなど。

あと良い味を出しているのがナレーションで採用されているshowです。モヤモヤさまぁ〜ずのナレーションの声ですね。アダルトとホラーという怪しげな雰囲気にこのshowの無機質でシュールなナレーションがばっちり噛み合っています。

豊富なやり込み要素

難易度は発売当初は高めでした。発売直後に「難易度が高すぎる」というクレームが多かったらしく、急遽パッチが用意されたレベルです。自分はちょうど良いやりごたえの難易度に感じました。

やり込み要素としては、タイムアタックモード「バベル」があり、オンラインでタイムを競えます。これが面白く、当時は1位を目指してやり込んでいました。バベルでは落ちてくるパズルピースがランダムになっているため運も絡み、それが熱中させる要因になっています。当時は4つあるうちの最初のステージ「アルター」の5分切りキャンペーンなんかもやっていました。最終ステージ「アクシスムンディ」は難しすぎてクリアできる人が発売してしばらくはほとんどいなかったほどで、チャンレジ精神を掻き立てられます(20分以上かかる長丁場のステージです)。暇つぶしとしても優れていて、発売から長い時間が経ってもなんとなくバベルをやりたくなるような出来です。

あとはラプンツェルという制限時間なし(その代わり石を動かせる回数に制限があり)の高難易度のパズルモードも用意されていてこちらは表が64面、それをクリアすると裏ステージに進んでそちらも64面、合計128面の大容量となっています。本編だけでは物足りないという人の欲求を満たしてくれます。

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