BANでの確認事項:グレード3・4のパワーカードがいるか?【26.4パッチ】

メタ

BANを見てヒーローを選んだりプレイを決めたりするときの確認事項です。グレード3・4に強いミニオンがいて、それらを扱うロビーかどうかのチェックが重要です。あとは「スタッツ・トークン・毒袋」の3すくみで有利な属性に寄せるのも大切です。

各種族の勢力図

各種族は、よく使われる強い部隊を表しています。
獣:《バナナ・スラマ》部隊
悪魔:《タイコンドリアス》部隊
メカ:《スクラップ・スクレーパー》《分極ビートボクサー》部隊
キルボア:《ライラクのメタルヘッズ》《今夜はジャズるボア》部隊
ナーガ:《ディープ・ブルー・クルーナー》部隊

各種族は大まかに「スタッツ・トークン・毒袋」のどれかに属していて、3すくみの関係です。

  • ドラゴンは、スタッツ型でありながら《赤のナディーナ》がいれば「毒袋」型に弱くないです。
  • 獣・メカは、スタッツとトークンを兼ね備えています。
  • マーロックは、「毒袋」型でありながらスタッツと手数も持てます。

BANでの確認事項

ドラゴンマーロック悪魔メカ海賊エレメンタルキルボアナーガアンデッド
《ライラクのメタルヘッズ》×
グレード3の強さ
《スクラップ・スクレーパー》
《バナナ・スラマ》
グレード1の経済性
ドラゴンマーロック悪魔メカ海賊エレメンタルキルボアナーガアンデッド
スタッツ
トークン
「毒袋」
確認の仕方
  • グレード3・4の重要性や強い部隊、グレード1の経済性を確認します。
  • 3すくみで天敵が少ない有利な属性を確認します。
  • 強いミニオンや有利な属性に寄せやすいヒーローの評価を高めてピックし、プレイもそれに寄せます。

《ライラクのメタルヘッズ》

チェックする種族

獣が必須、加えて悪魔・エレメンタル・キルボアのいずれかが必要。

  • 《フェレメンタル》タイプは、普通の回りだとスタッツ型。ぶん回るとゴールドに余裕がある分どんなミニオンも扱えて、3すくみのどの属性でもなく万能です。悪魔で酒場を食べて成長するだけでなく、《ベースギル》から強いミニオンを大量に出したりできます。
  • 《今夜はジャズるボア》タイプは、スタッツ型。マーロックなしではほぼ対処不能の膨大なスタッツになったりします。だから、マーロックはいない方が良いです。

これが有効に使えるロビーでは、これが1位になりやすいです。だからまずそれを狙ってプレイやヒーロー選択をそれに寄せます。つまり、5ゴールド目にグレード3上げをしたりグレード3「発見」をしたりして、それらをしやすかったり「断末魔」を活用しやすかったりするヒーローの評価を高めます。ぴったりなヒーローでなくても、《ピラマッド》のような適当なテンポタイプでも良いです。グレードの早上げをサポートしますから。

逆にグレード1を回ったりスタンダードカーブになるようなヒーローの評価は落ちます。グレード3に触れる機会が少なかったり遅かったりしますから。《大悪党ラファーム》《マイエヴ・シャドウソング》など。

ポイントとしては、早い段階でコンボが揃わなかったら第一希望の《ライラクのメタルヘッズ》部隊は諦めることです。来たカードで戦うのが基本で、深追いするのはリスキーですし。1ターン丸々リロールしたりすれば負けです。その場合は普通にやって4位以内を狙いましょう。

グレード3の強さ

チェックする種族

マーロック・アンデッド。

パワーカード2種がいるかの確認です。これらがいる影響は《ライラクのメタルヘッズ》ロビーのときと大体同じです。2つのチェック項目を合わせてグレード3の重要性を確認します。

《ン=ゾス》が強くなります。

《スクラップ・スクレーパー》

チェックする種族

メカ。

パワーカードで、メカがいるとこれをいかに入手して使うかというロビーになりやすいです。グレード4に早く上げるメリットが高まり、8ゴールド目だけでなく7ゴールド目に上げるのもありです。トリプルからのグレード4「発見」も有力になります。「仇討」のための頭数の多いミニオンとそれらと相性の良いヒーローの評価が高まります。

ちなみに《イニ・ストームコイル》は、良さそうに見えて脆くて危険です。

《バナナ・スラマ》

チェックする種族

獣・マーロック。

《バナナ・スラマ》部隊に進んで良いかの確認です。マーロックがいれば、《磨き二フィン》《ベースギル》《タイタス・リーヴェンデア》と合わせて巨大な《シンランナー・ブランキー》を出したり、「毒袋」をミックスしたりできてとても強いです。そうでないとパワーが落ちます。

良い場合、相性の良いヒーローの評価を高めます。

相手にするときは、《シンランナー・ブランキー》がいつ出てきて、それが「挑発」を持っているかを確認して対処します。「挑発」がないと《バナナ・スラマ》の効果を安定して出せません。

  • 《シーンドライの聖射手》を2~4番目に遅らせます。《ベースギル》を倒した後で攻撃するためです。
  • 「挑発」を持っているなら、「毒袋」を2~3番目に複数置くことでも対処できます。

こういう風に対処されるので、《ベースギル》や《シンランナー・ブランキー》に「挑発」を持たせるのはデメリットにもなります。つまり、相手が適切に対処するなら《バナナ・スラマ》の効果を安定して最大限は出せません。

グレード1の経済性

チェックする種族

エレメンタル・ナーガ。次点で海賊。

グレード1回しの強さの確認です。《南海の大道芸人》はグレード1回しではやや使いにくいです。これらがいるとグレード1に留まったりするヒーローの評価が高まります。

スタッツ

チェックする種族

マーロック・海賊・エレメンタル。

カードをサイクルして巨大に成長するタイプ。種族単でなくても組み合わせても強いです。ただマーロックがいると天敵である「毒袋」型も出てくるので、その場合それをけん制するトークン型である獣・メカ・アンデッドがいる方が良いです。

トークン

チェックする種族

獣・メカ・アンデッド。

頭数や「聖なる盾」で手数が多いタイプ。基本的にスタッツを伸ばす必要があるので、これに特化した部隊を最初から組むことはあまりないです。活躍するのは、ゲームが佳境に入ってスタッツ勝負を諦めて「毒袋」型にシフトするプレイヤーが出始める頃で、それをカウンターします。これらの種族がいると、スタッツ型に《ガストコイラー》を混ぜたりして対抗しやすいです。

  • 《バナナ・スラマ》部隊は、《フェルストンパー》部隊ほど手数は多くありません。
  • 《スクラップ・スクレーパー》部隊は、《ハジキロボ》がいないことが多く、手数が大量ではなかったりします。巨大な「挑発」が2~3体というすっきりした盤面だと「毒袋」型でも対処できないわけではなく、《大暴走リロイ》2体が効果的です。
  • 獣・メカがBANされていて「毒袋」型が優位なロビーでは、アンデッドも悪くありません。

「毒袋」

チェックする種族

マーロック。次点でアンデッド。

《ベースギル》で手数もあります。これらがいないとスタッツ型がフリーになって成長し放題のロビーです。マーロックがいなくてもアンデッドがいれば、《疫病タイドウォーカー》に加えて《ソウルスプリッター》とのコンボを使えます。