BANを見てヒーローを選んだりプレイを決めたりするときの確認事項です。グレード3・4に強いミニオンがいて、それらを扱うロビーかどうかのチェックが重要です。あとは「スタッツ・トークン・毒袋」の3すくみで有利な属性に寄せるのも大切です。
各種族の勢力図
各種族は大まかに「スタッツ・トークン・毒袋」のどれかに属していて、3すくみの関係です。
- ドラゴンは、スタッツ型でありながら《赤のナディーナ》がいれば「毒袋」型に弱くないです。
- 獣・メカは、スタッツとトークンを兼ね備えています。
- マーロックは、「毒袋」型でありながらスタッツと手数も持てます。
BANでの確認事項
獣 | ドラゴン | マーロック | 悪魔 | メカ | 海賊 | エレメンタル | キルボア | ナーガ | アンデッド | |
《ライラクのメタルヘッズ》 | ◎ | × | ✓ | ✓ | ✓ | |||||
グレード3の強さ | ✓ | ✓ | ||||||||
《スクラップ・スクレーパー》 | ✓ | |||||||||
《バナナ・スラマ》 | ✓ | ✓ | ||||||||
グレード1の経済性 | △ | ✓ | ✓ |
獣 | ドラゴン | マーロック | 悪魔 | メカ | 海賊 | エレメンタル | キルボア | ナーガ | アンデッド | |
スタッツ | ✓ | ✓ | ✓ | |||||||
トークン | ✓ | ✓ | ✓ | |||||||
「毒袋」 | ✓ | △ |
《ライラクのメタルヘッズ》
- 《フェレメンタル》タイプは、普通の回りだとスタッツ型。ぶん回るとゴールドに余裕がある分どんなミニオンも扱えて、3すくみのどの属性でもなく万能です。悪魔で酒場を食べて成長するだけでなく、《ベースギル》から強いミニオンを大量に出したりできます。
- 《今夜はジャズるボア》タイプは、スタッツ型。マーロックなしではほぼ対処不能の膨大なスタッツになったりします。だから、マーロックはいない方が良いです。
これが有効に使えるロビーでは、これが1位になりやすいです。だからまずそれを狙ってプレイやヒーロー選択をそれに寄せます。つまり、5ゴールド目にグレード3上げをしたりグレード3「発見」をしたりして、それらをしやすかったり「断末魔」を活用しやすかったりするヒーローの評価を高めます。ぴったりなヒーローでなくても、《ピラマッド》のような適当なテンポタイプでも良いです。グレードの早上げをサポートしますから。
逆にグレード1を回ったりスタンダードカーブになるようなヒーローの評価は落ちます。グレード3に触れる機会が少なかったり遅かったりしますから。《大悪党ラファーム》《マイエヴ・シャドウソング》など。
グレード3の強さ
パワーカード2種がいるかの確認です。これらがいる影響は《ライラクのメタルヘッズ》ロビーのときと大体同じです。2つのチェック項目を合わせてグレード3の重要性を確認します。
《スクラップ・スクレーパー》
パワーカードで、メカがいるとこれをいかに入手して使うかというロビーになりやすいです。グレード4に早く上げるメリットが高まり、8ゴールド目だけでなく7ゴールド目に上げるのもありです。トリプルからのグレード4「発見」も有力になります。「仇討」のための頭数の多いミニオンとそれらと相性の良いヒーローの評価が高まります。
ちなみに《イニ・ストームコイル》は、良さそうに見えて脆くて危険です。
《バナナ・スラマ》
《バナナ・スラマ》部隊に進んで良いかの確認です。マーロックがいれば、《磨き二フィン》《ベースギル》《タイタス・リーヴェンデア》と合わせて巨大な《シンランナー・ブランキー》を出したり、「毒袋」をミックスしたりできてとても強いです。そうでないとパワーが落ちます。
良い場合、相性の良いヒーローの評価を高めます。
相手にするときは、《シンランナー・ブランキー》がいつ出てきて、それが「挑発」を持っているかを確認して対処します。「挑発」がないと《バナナ・スラマ》の効果を安定して出せません。
- 《シーンドライの聖射手》を2~4番目に遅らせます。《ベースギル》を倒した後で攻撃するためです。
- 「挑発」を持っているなら、「毒袋」を2~3番目に複数置くことでも対処できます。
こういう風に対処されるので、《ベースギル》や《シンランナー・ブランキー》に「挑発」を持たせるのはデメリットにもなります。つまり、相手が適切に対処するなら《バナナ・スラマ》の効果を安定して最大限は出せません。
グレード1の経済性
グレード1回しの強さの確認です。《南海の大道芸人》はグレード1回しではやや使いにくいです。これらがいるとグレード1に留まったりするヒーローの評価が高まります。
スタッツ
カードをサイクルして巨大に成長するタイプ。種族単でなくても組み合わせても強いです。ただマーロックがいると天敵である「毒袋」型も出てくるので、その場合それをけん制するトークン型である獣・メカ・アンデッドがいる方が良いです。
トークン
頭数や「聖なる盾」で手数が多いタイプ。基本的にスタッツを伸ばす必要があるので、これに特化した部隊を最初から組むことはあまりないです。活躍するのは、ゲームが佳境に入ってスタッツ勝負を諦めて「毒袋」型にシフトするプレイヤーが出始める頃で、それをカウンターします。これらの種族がいると、スタッツ型に《ガストコイラー》を混ぜたりして対抗しやすいです。
- 《バナナ・スラマ》部隊は、《フェルストンパー》部隊ほど手数は多くありません。
- 《スクラップ・スクレーパー》部隊は、《ハジキロボ》がいないことが多く、手数が大量ではなかったりします。巨大な「挑発」が2~3体というすっきりした盤面だと「毒袋」型でも対処できないわけではなく、《大暴走リロイ》2体が効果的です。
- 獣・メカがBANされていて「毒袋」型が優位なロビーでは、アンデッドも悪くありません。
「毒袋」
《ベースギル》で手数もあります。これらがいないとスタッツ型がフリーになって成長し放題のロビーです。マーロックがいなくてもアンデッドがいれば、《疫病タイドウォーカー》に加えて《ソウルスプリッター》とのコンボを使えます。