年齢を重ねて以前のようにアニメを集中して見られないという声はよく聞きます。原因は、多くの作品をすでに見て自分の中で気に入った名作があり、新しく見る作品に求めるハードルが上がっているからです。新しい作品を見てもどうしても今まで良かった作品と比べてしまって微妙に思え、自分が見たい作品ではないと感じやすくなっています。集中力なく10分見ては他のことをする、の繰り返しでアニメをあまり楽しめなくなったりします。
アニメを見始めた頃のように集中して見て、思いっきりアニメの世界に没頭したい。本当にリラックスできる時間を過ごしたいという願望を叶えるための5つの対処法について書きます。
TwitterやLINEなどのSNSを見ない
アニメ以外の他の作業を挟まないことが重要です。1話見終わったら、エンディングと次の話のOPを飛ばしてすぐに次の話に進みましょう。
特にトイレに行く時や1話1話の間にSNSをチェックしないように注意です。スマホは触らないようにしましょう。それらを見ると、せっかくアニメの世界に行こうとしているのに現実に引き戻されてしまいます。SNSに限らず、インターネットでついついチェックしてしまう生配信サイトや動画サイトも見ないようにします。誰か配信を始めていないか、新しい動画が上がっていないか、ちょっとした隙間でチェックしてしまいがちです。
食べ物や飲み物の準備もなるべくアニメを見始める前に全てを終わらせておきます。集中して見ている合間に手の込んだ料理なんかを作ると集中力が途切れます。
1つのアニメに絞って、途中で変えない
アニメを一気見する場合は、最初に見ると決めた作品からは変えないことです。お試し気分で見ていると「この作品を見続けるか、切るか」という迷いが常に生じていて集中できません。
1つのアニメを見始めて、嫌になって他の作品を探したり今まで良かった作品を見返したりと、行ったり来たりするといつまでもアニメの世界に入り込めません。「他のアニメを挟まずに1つの作品を最後まで見る」を原則としましょう。1クールを一気見できると、世界観に入り込めた感じがして満足度も高くなります。
新しい作品になかなか入り込めないことはよくありますが、何度も見ている「今まで良かった作品」はストーリーも全て知っていて飽きていたりもします。新鮮味がないとそれはそれでアニメの世界に入り込むレベルは低くなります。新しい作品にも良い作品があるかもしれないので、開拓していきましょう。
やるべきことは先に終わらせておく
アニメを見ている最中に他のことや翌日の不安がよぎっては集中が妨げられます。今日やることは全て終わらせた状態で、できれば翌日やるべきことまで終わらせてしまうと、完全に集中してアニメの世界に入り込みやすくなります。
食べ物は、常温で手で食べられる物
アニメを見る時の食べ物の選択のポイントは、ゆっくりと長い時間をかけて食べられる物を選ぶことです。温かい料理であれば、冷めないうちに食べないといけない意識が働いてアニメへの集中力を奪いますし、すぐに食べきってしまってまた次の食べ物が欲しくなり、用意する必要が出て集中力が途切れてしまいます。また、お箸などの食器は使用するのに集中力を使うので、なるべく素手でつまめるものがおすすめです。つまり、スナック菓子やプレッツェルやナッツのようなおつまみが理想的ですね。
できれば夜が良い
昼間は外の光や音が気になったりして集中力が落ちます。夜の方が余計なものがないのでアニメに集中しやすくなります。昼間であればカーテンをを締め切ったりすると良いでしょう。夜の場合でも、明るい蛍光灯のような照明ではなく、暖色系の間接照明を使って薄暗い中で見るとリラックスしてさらに集中できます。
まとめると、やることを全て終わらせた夜に、一切他の作業をせずに、(常温の食べ物をつまみながら)、1つの作品を見る。これがアニメに全集中する方法。