サイクリストなら、アニメ「ピンポン」と「ちはやふる」を見よう

アニメ

アニメが好きで今までたくさんの作品を見てきましたが、スポ根はあまり興味がなく見てきませんでした。しかし最近見た2つのスポ根作品「ピンポン」と「ちはやふる」は繰り返し見たくなるほど出来の良い作品で、ロードバイクのモチベーションを掻き立てるものでしたので紹介します。どちらも絵にクセがありますがおすすめです。3つ目の「鬼滅の刃」は上記2つほどではなく、一つだけ心に響くセリフがあったのでおまけとして紹介します。

※「弱虫ペダル」などの自転車系の作品は省いています。

芸術的な美しさ「ピンポン」

TVアニメ『ピンポン』PV

Let’s スポ根

©松本大洋/小学館 ©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会

卓球をテーマにしたスポ根が江ノ島近辺の爽やかな風景と共に描かれています。この作品は正直絵が気持ち悪いと思って見てなかったのですが、まさに名作でした。1話見ると絵のクセは気にならなくなります。スポ根の割には熱いというより爽やか系。

一般的なアニメとは気色が異なる、芸術的な要素が強い作品。魅せる映像技術とこだわりの音声で世界観に引き込まれます。江ノ島という舞台も良い味を出しています。似たような作品だと「四畳半神話体系」があります。

あと、11話という短い話数にハイクオリティーな映像が詰め込まれていて、無駄が一切ないです。試合の描写も長いものではありません。要所だけを抑えて作品全体がすっきりとまとまっているんです。その無駄のない構成も芸術的。

この作品を見ると、ロングライド中にふと作中のシーンを思い出して、エンジンがかかったかようにペダルを回せるようになったりします。全力で走り抜けたくなる、そんなアニメ。

TVアニメ『ピンポン』公式サイト
TVアニメ『ピンポン』2014年4月10日より毎週木曜24時50分~フジテレビ“ノイタミナ”にて放送!ほか各局でも放送!

熱い駆け引きと抜群の音声「ちはやふる」

TVアニメ「ちはやふる3」綾瀬千早キャラクターPV~夢に向かって真っすぐ突き進む~

私たちの普通はこうなの。毎日毎日、みんなで積み上げたのは、こうなの。

©末次由紀/講談社・アニメ「ちはやふる」

競技かるたに打ち込む高校生たちを描いた作品です。2期が完結していて、ちょうど2019年現在3期を放送中。少女漫画っぽいふわふわした絵とは裏腹に、バリバリのスポ根で恋愛要素は薄いです。絵に食わず嫌いして見ないのはもったいない、熱い作品。

一番の魅力は、札を取り合う一瞬の駆け引きや戦略。百人一首には決まり字というものがあり、それぞれの札にどこまで詠まれたらその札であると確定するかというポイントがあります。札が詠まれ始めてから確定するまでに、手の動きで攻めたり守ったりする、競技かるたの奥深さが感じられます。この辺りの心理的な戦いを丁寧に描いている点は「HUNTER×HUNTER」と似ていますね。

また、そういった熱い戦いが百人一首の詠まれる心地良いリズムと一緒に見られるので臨場感があります。読手が声を発する直前の沈黙・緊張感がたまりません。このようにこの作品は特に音声が抜群に良いです。結果として映像だけでなく音も同時に扱えるアニメの表現力が存分に活かされています。

一瞬の攻防のために日々練習しているキャラクターたちを見ていると「日々こつこつ走ろう」とか「丁寧なペダリングを身につけよう」とか思ったりします。

TVアニメ「ちはやふる3」|日本テレビ
新シリーズ 2019年10月22日 火曜深夜 日本テレビ「AnichU」にて放送開始!「ちはやふる3」

死ぬほど鍛えよう「鬼滅の刃」

死ぬほど鍛える 結局それ以外にできること ないと思うよ

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

大正時代を舞台にした、吸血鬼と戦う剣士の話。この作品は途中までしか見ていませ。なのになぜ薦めるかと言うと、最初の3話までの質が高く、そこだけトレーニングをしている人間はぜひ見るべき内容だからです。3話までだけ、おすすめです。オープニングはとても格好良いです。

壁にぶつかってうまくいかない、という時は「やり方が間違っているのではないか、実はコツがあるのではないか」と考えたりしますよね。でももしかしたら単に量が足りないだけかもしれません。それをすっぱり言ってくれるのが気持ち良いです。死ぬほど鍛えたくなります。

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト
「その刃で、悪夢を断ち斬れ」劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編2020年10月16日(金)公開!

最初の2作品は絵に抵抗があって見てなかったのですが、今ではお気に入りの作品です。特に、ちょっとロードバイクのモチベーションが下がってきた時なんかにぜひ見てみてくださいね。

アニメだって、見た目で判断しちゃいけないんだね。開拓していこう。

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