DI CLASSE(ディクラッセ )Acqua アクア テーブルランプ レビュー

生活

日本のデザイン照明メーカー「DI CLASSE(ディクラッセ )」のテーブルランプ、Acqua(アクア)のレビューです。夜の照明はこれ一つで過ごしているのですが、夜の時間を豊かにしてくれて大変気に入っているアイテムです。間接照明の魅力と合わせて紹介します。

DI CLASSE(ディクラッセ )とはどういうメーカー?

ディクラッセは「光が生み出す癒しの影をデザインする」をコンセプトに、照明をメインとした心地よい暮らしを提案する会社です。

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ディクラッセはデザイン照明のメーカーで、照明をただの灯りとしてではなく、その光と影が人間に与える影響を考えて商品を制作しています。人間は生物的な遺伝子によって光や影によって癒しを感じます。現代では夜になっても光が街に満ちていますが、古くは暗くなったら人間は眠りについていました。ですので、太陽の光に応じて体が活発に動いたり休んだりするようにプログラムされているんです。夕暮れ時、日没が近い時などの青や赤のグラデーションを見るとなぜか癒されるのはそのためです。ディクラッセはそういった現象を人の手で照明によって実現しようとしているメーカーです。

ディクラッセの照明には3つのカテゴリがあり、自分の部屋の雰囲気にあったものを選べます。シンプルで飽きのこないNoble。私が使用しているテーブルランプ アクアはNobleです。ビンテージ調のBarocco。自然をモチーフにしたNature。

最も個性的で、光と影をデザインするというディクラッセらしさが出ているのはNatureです。このフォレスティという植物を絡めたような商品は斬新です。木漏れ日ってすごく癒されますよね。さわさわと木々が揺れていてその影を見ている時です。それに近い状態が再現されていて、部屋で中で木漏れ日を感じて癒されそうです。

また、このAuroという商品はオーロラをモチーフにデザインされています。なんとも幻想的で素敵ですね。どちらも面白く所有欲をくすぐるもので、試してみたくなります。このようにディクラッセには個性的で、かつ人間の本能に訴えかけるような癒しの効果を持つ照明が揃っています。

Acqua(アクア)

まずこのテーブルライトを手に入れた経緯です。最初は部屋に備え付けられていたLEDシーリングライトを使用していたのですが、白い光で上から強く照らされるのが眩しく、リラックスできませんでした。そこで夜落ち着くためには間接照明が良いらしいので、電気屋などを探し回った結果、最終的にリサイクルショップでこれを見つけました。間接照明とは電球の光を直接目に向けるのではなく、壁や天井を照らすことで部屋をぼんやりと明るくする照明のことです。おしゃれでリラックス効果があるので、ホテルなんかでよく使われていますね。

Acqua アクア テーブルランプ-DI CLASSE ONLINE SHOP
■素材: ファブリック、ガラス、スチール ■サイズ: 全体のサイズ: 全体:直径30×高さ35(cm) シェード: 直径30×高さ20 ベース: 直径23(cm) ■スイッチ、コード: ON/OFFス...

癒されて、豊かな夜の時間を過ごせるようになった

色はブラックなので本当はガラスの部分が黒いスモーク状になっているのですが、剥がしてクリアにしています。リサイクルショップで購入した時に少し汚れていたので掃除しているうちに全部剥がしてしまいました。これはこれで綺麗で机が広く見えるので気に入っています。これをパソコンデスクの上においてメインの照明として、夜寝るまでずっと使っています。

シェード(黒い布製の電球を包んでいる部分)の上と下から放射状に幻想的な光が伸びます。これが非常に癒されます。アクアという名前は水面をイメージしているらしいですが、ガラスの部分がまさにそのような感じで光の反射で水面を思わせる不思議な模様で輝きます。

シェードは布製で、かすかに中の光が漏れてきて、これにも癒されます。

サイズはかなり大きく、縦横高さ各40cm程度です。コードは1m以上あり、余った部分は少し見た目は悪くなりますがガラスの部分の中に押し込んで収納することもできます。シェードの中はこのように空洞になっており、電球をセットするだけというシンプル設計です。

電球の色は、必ず「電球色」にする

アクアの電球サイズはE-26で、LED電球が使用可能です。癒しの空間を作る目的で間接照明を導入する場合、色は電球色、暖かいオレンジの色になります。目が疲れにくくリラックスするのに向いた色です。ちなみに昼白色は無色なので物を探したり作業をしたりするのに向いていて、昼光色は青みがかった色で集中力を高めるのに向いています。

このパナソニックの評価の高い電球にしました。少し値段は高いですがLED電球は寿命が長いので質の良い光で過ごしたいと考えたからです。40形の電球一つで生活には十分な光です。やや薄暗い感じです。押入れの物を探したり、細かい作業をするときは天井のシーリングライトを使用します。

掃除の手間はかかる

大きくて机の上に置くとスペースを取りますし、埃がよくたまるので管理の手間がかかります。布製のシェードは掃除がしにくく、あまり擦ると傷んでしまうのでフサフサでさっと払う程度にしています。簡単に分解することもできますがあまり意味はありません。

手入れが面倒なのですが、それに見合うだけの豊かな時間を夜に提供してくれるので、所有するコストに見合う素晴らしい照明です。以前、断捨離でほとんどの物を捨てたのですが、この照明は捨てるかどうか悩む候補にすらなりませんでした。生活に絶対に必要と感じさせてくれる物ということです。