ロビーレジェンド ハロウェンドで、勝てるプレイヤーの特徴や印象に残ったプレイを紹介します。
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勝てるプレイヤーの特徴
第一志望は譲らないような戦い方
延命を図るような無駄な買い物をせず、1位を狙えるラインを保っています。延命を図るような、ラインが折れてしまうようなプレイをしたら逆にぶん回っている相手に倒されて8位になるからかもしれません。ハイレベルなロビーでは、ぶん回る相手ばかりです。均衡してトップ4が決まるまで時間がかかりますし、延命を図る弱い部隊ではそれまで耐えられません。
ぶん回る相手に倒されないためには自分がぶん回って1位になれば良くて、それが身を守る方法です。日和らずに勝負に行って、ダメージを受けることがあってもスパイクします。妥協や無駄のない動きはあるタイミングで強い盤面を作り出して勝ち筋があり、一発で逆転できます。
良い方向性に一直線に行く
BANに応じて組むべき強い部隊に真っすぐ進みます。つまりそのBANで最も巨大になれる部隊です。それで決勝戦はそういう部隊同士のミラー戦になります。
- メカがいたら、《帳簿の改竄》。
- マーロックがいてメカがBANなら、マーロック。
- メカ・マーロックがBANなら、APM海賊や《闇睨の長老》。
逆に引きが悪かったりして、獣や「断末魔」系統に進むことが多くなると、あまり勝てません。
印象に残ったプレイ
「挑発」《大暴走リロイ》は、標準搭載
メインの「挑発」を守るために、2つ目の「挑発」として《大暴走リロイ》を置くと対処が難しくなります。また、相手がメインアタッカーを左の方に置いていたらそれを倒せる可能性もあります。強いのでほとんどのプレイヤーがこれを行います。
《尋問官ホワイトメイン》で《ハジキロボ》を狙う
盤面を6体にして左端に《尋問官ホワイトメイン》、加えて《トンネル爆破係》を置きます。これで左に置かれた2体の《ハジキロボ》を集中的に狙ってリフレッシュさせません。相手が警戒して《ハジキロボ》を右の方に置くとそれはそれでリフレッシュがかかりません。
これは、トップメタである《刻み刈り獲らん》のマーロックと《帳簿の改竄》のメカが戦うときによくあります。
《乗りカエル》コンボで《尋問官ホワイトメイン》を避ける
ナーガがいて《グロースケイル》がある場合、《バロン・リーヴェンデア》は左の方にも置けます。相手は《尋問官ホワイトメイン》で右から1~3番目あたりを狙うので、それを避けるために左の方に配置。
《盗んだ黄金》であれば、左端もありです。右端は明らかに狙われますからね。
《被害者の亡霊》でスパイクする
盤面をコピーしたい強力なミニオンだけにして、15ダメージ受けます。
その後、一気に逆転します。中途半端に延命しようとせずメリハリがあります。こういうのが勝負のラインを保つ、剛腕な戦い方。相手からしたら信じられないほど強い対応不能の盤面がいきなり出現します。
勝ち筋は、クエストかヒーローパワーのどちらかで良い
《商大公ガリーウィックス》で《海の荒くれ》が2体いる盤面。
メカがBANのマーロックロビーで《刻み刈り獲らん》です。35コインはそこまで重くはなくて魅力的です。ただ、《儀式用ダガー》を選択。
- 「マーロックとエレメンタルを5体使用する」で、これは即座に達成できます。そうすると《海の荒くれ》2体が毎ターン+4/+4となって強くて体力を守れます。
- 《商大公ガリーウィックス》であれば、トリプルからグレード5「発見」をしてヒーローパワーを有効に使えたら勝てて、そのために必要なのは体力を守ること。このヒーローは長引けば勝てるコントロールタイプで、勝ちパターンになるまで体力を守れるかどうかがポイント。速攻の《儀式用ダガー》ならばそれができます。
- 対して《刻み刈り獲らん》はヒーローパワーと二重の勝ち筋になっていてオーバーキルで、リスクがあるだけかもしれません。
こんな風に勝ち筋とテンポのバランスを取ってプレイしています。勝ち筋に一直線に行くわけではなく、それに必要なテンポは補給します。
《厨房の悪夢ノミ》で《献身の英雄》を育てる
エレメンタルが巨大になっている場合、負け筋はマーロックや《マンティッドの女王》などの「猛毒」系統です。だからそれに強くなるように、《ミニオン団子》で《献身の英雄》を育てます。早い段階から置いている《献身の英雄》を売らずにずっと置いたままにします。マーロックロビーだと最終的にこうなるのが最初から分かっているからです。