レート11000に到達するために必要な知識やテクニックのまとめです。ビッグデーモンが流行している環境なので、それとの向き合い方について特に詳しく説明します。
ビッグデーモンを積極的に組まなくてもレートは上がる
レート10000帯の戦績です。種族の分類は難しいですが、ある程度特定の種族に特化していたらそちらに分類しています。混成部隊にはうまく組めなかったり、何もできずに死んだゲームも含まれています。ヒーロー《ティリオン・フォードリング》で無種族のミニオンを集める部隊も混成に分類してあります。
303戦中125戦と、これまで通り基本的にはメカを使っています。メカは酒場グレードを上げなくても早い段階から強さを持つので大失敗しない安定感があります。獣・悪魔・断末魔などは勝率が高いですが、それはうまくキーミニオンが手に入った時にそこにカテゴライズされているので当然です。それらは狙って組んでいるわけではなく、キーミニオンが集まってきた時に自然と進んでいるだけです。マーロックはリスクが大きいので組みません。
ハイリスクハイリターンのビッグデーモンを組んでくる人が多い環境ですが、積極的にそれを狙って組んではいません。それでもレートは上がりますから。具体的には1ターン目に《憤怒の織屋》が売られていても買わないことがほとんどで、よりスタッツの良いグレード1のミニオンを買って普通にプレイしています。
そこそこのメカ部隊を組めば、ビッグデーモンには勝てずに優勝できなかったとしても3〜6位程度で安定して大負けしないのでレートは維持できて、たまに良い引きをするのでその分で上がります。複数のビッグデーモンがいて自分の部隊がそれらより弱かったとしても、自分は自傷をしておらず、しかもビッグデーモンから受けるダメージは大きくないのでしばらくは延命できます。その間にビッグデーモン同士は体力を減らして潰し合ったり他のプレイヤーを倒したりするので2〜3位に滑り込むという流れです。
《自己増殖型メナス》を「超電磁」した大きな《コバルトの守護者》を作れれば、何度もリフレッシュが成功すると勝てることもあります。リスクを犯していないのに勝ち目が出るのは素晴らしいことです。
《憤怒の織屋》を積極的に買うのは、《大悪党ラファーム》《ティリオン・フォードリング》のような2ターン目にヒーローパワーを有効に使えるヒーローを使っている時のみです。
そういった動きをするプレイヤーを見てみると、下位に沈んでいることもありますが優勝していることもあります。最終的にそれをした2人のプレイヤーの決勝戦になったりもします。なので良いか悪いかは分かりません。ここで書いたのは「ビッグデーモンを積極的に組まなくてもレートは上がる」ことのみです。
マシンガン型の悪魔部隊が強い
悪魔部隊ではビッグ型が目立っていますが、マシンガン型の悪魔部隊もかなり強く、上位を多く取れました。今までは下位を避けるのが強みのようなアーキタイプでしたが《禁固番》が加わって序盤の強さが際立つようになり、《ソウル・ジャグラー》のトリプルと《ヴォイドロード》だけで上位を狙えるレベルになります。大きなスタッツを持つビッグデーモンやマーロックなど無理な相手はいるのですが、それらはどんな部隊を使っていてもほぼ勝てないのであまり問題ではなく、多くのプレイヤーが使うメカ部隊を壊滅させる破壊力が光ります。「聖なる盾」頼みで体力の低いメカ部隊に対して効果は抜群です。
簡単に勝てるヒーローを使う
ヒーローで特に強かったのは、《ティリオン・フォードリング》《無限のトキ》です。この2つはヒーローパワーを使っているだけで勝ちやすいので簡単なゲームができます。《ティリオン・フォードリング》はビッグデーモンに繋がることもあり、非常に安定して強いです。《A.F.ケイ》もビッグデーモンを組んで即勝てるパターンを持っているので強力でした。
それ以外では《希望の終焉ヨグ=サロン》《エドウィン・ヴァンクリーフ》などのおなじみの上位ヒーローは変わらず強いです。ただし《ダンシン・ダリル》は今まで通りの普通に踊るプレイでは勝率が悪かったです。なのでなるべくピックせず、ピックしたとしてもまるで普通のヒーローであるかのようにプレイしていました。
レートが上がりにくいので時間はかかる
レート9000〜10000のときは勝率60%で179戦でしたが、レート10000〜11000では勝率64%で303戦です。かなり上がりにくく、単独4位では少し下がり、単独3位でも10〜20の雀の涙程度しか上がりません。1位か2位を取れてやっとレートが上がります。もちろん負ければ大きくレートは落ちます。
勝ち越しているにも関わらずレートは少しずつ下がったりして、真面目に上げようとするとあまり楽しくなくなるので、生活の一部としてゆっくり遊び続けました。バトルグラウンドは毎日プレイすることで筋トレのように思考スピードが鍛えられるので、休まずにプレイすることだけはしていました。