相手のグレード早上げに簡単に釣られない方が良い

テクニック

グレードの早上げは引きが悪いときに行うことであって、無理に相手に合わせる必要はありません。あとは、獣ではレートが増えないので他にピボットする必要があることや《デナスリアス陛下》についても書きます。

相手のグレード早上げに簡単に釣られない方が良い

5コイン目に相手がグレード3にすぐに上げたからといって、簡単に釣られて一緒に上げない方が良いです。早上げすると自らの首を絞める不利な状況なりやすいですから(メカキルボアロビーは例外)。ひとたびグレード3に上げたら半端なミニオンでは妥協できなくなり、6コイン目にグレード4に上げることになるかもしれませんし。

相手は引きが悪い不利な状況で、何とか助かる道を探して一緒に上げる提案をしているだけです。もし自分の引きが悪くないなら、引きの悪い相手と同じリスクを背負う理由がありません。パッと早く上げられると釣られますが騙されてはいけません。早上げは自分の引きが悪いときにするべきであって、あまり相手は関係ありません。

8位になるのは、普段とは違う変わったことをするときです。もしいつも通りのグレード2を回す堅実なやり方ができるのなら、そこから無理に外れない方が良いです。

6コイン目にグレード4に上げる他ない場合、どうしようもない盤面になります。リソースが足りておらずペアもなく、将来性がありません。盤面が埋まるまでに時間がかかり、体力的に大きく不利です。

クエストも達成しづらいです。盤面にミニオンがいませんし、コインの循環もしにくいからです。買って配置する、を繰り返すのみでプレイの選択肢が少ないです。達成の遅いクエストは、それを使う価値がなくなります。《儀式用ダガー》《小さな子分》のような成長するタイプだとするとスタートの早さが大切ですし、バリュータイプだと遅すぎてテンポ不足で死にかけるからです。つまりクエストは達成しづらく、使いにくくなるわけです。

来たテンポのあるミニオンを延命のために買い集めるだけなので、わけの分からない盤面になります。

獣は、そのままではレートが増えないので何かにピボットする

8、9コイン目あたりから《母熊》が来たりして獣に進む場合、その段階では盤面が強いですがその後が問題です。そのままでは中盤以降は大きく成長する部隊に勝てなくなって3~5位程度になることが多く、レートが増えません。トークン型なら有利トレードを繰り返されますし、《インゴウインコ》《巨狼ゴルドリン》型なら横薙ぎ攻撃や「疾風」に弱いです。いずれにせよパワー不足です。

中盤に獣に進んでいる時点でテンポはあって、8位を取るような負けはないはずです。つまりその段階である程度レートが減らないことは保証されていて、そこからはいかにレートを増やすかが目標になります。そのためには何かにピボットすること。

  • 《乗りカエル》コンボ。これなら巨大な相手とも張り合えます。
  • APM海賊。《ホガァァァ船長》《二本牙のトニー》を秘密裏に集めます。
  • マーロック。

《デナスリアス陛下》はクエストを使えなければ8位

軽い《儀式用ダガー》《アニマの賄賂》《血まみれの手》などが出れば良いですが、重いクエストが出てそれを早くに達成できなかった場合、ヒーローパワーなしになってどうしようもない盤面になって負けます。もし重めのクエストが出た場合は、グレード1や2に長く留まって早急に達成する方が良さそうです。

「味方のミニオンの攻撃力と体力を25回強化する」で《共に行く友》のキルボア。こういう重いクエストなら、《タフタスク》ではなく《ロードボア》を取ったり、《ユレール》のために種族を最大に増やしたりして限界まで達成を早めるべき。