高速展開のバディ環境では、テンポを重視しよう

メタ

バディ環境の特徴と、それに合うヒーローや方向性、注意点を紹介します。展開が速いのでテンポ重視にするのが大事で、そこを詳しく書きます。

バタバタとプレイヤーが死んでいく高速展開

バディの影響でとんでもなく強い盤面を作るプレイヤーが現れ、それに弱いプレイヤーは淘汰されます。加えてヒーロー全体的に体力が少なくて脆いです。結果として、ダメージキャップがなくなる10ゴールド目あたりにすぐに2人くらい死にます。そこを耐える人が多い場合は、その次で3~4人一気に死にます。その次はもうトップ3になったり。非常に展開が速くて、あっという間に終わることが多いです。

ぶん回ってロビーを荒らすのは、こういうヒーロー達。

それほど速いので、何か特定の部隊を組み上げる時間はほとんどありませんぐちゃぐちゃでもテンポを出す動きが必要なことが多く、強さのピークをより前に持ってこないといけません。ゆっくりと将来のためにやっていては、その争う時間帯を耐えられません。

アグロタイプのヒーローは、争う時間帯を乗り切りやすい

ぶん回るタイプのヒーローでない場合、そのぶん回り対決で勝負するのは厳しいです。そうなると、淘汰される時間帯まで高く体力を保てる、強さのピークが早めに来るアグロタイプのヒーローが候補になります。

ロビーの全員がテンポ重視で、誰も巨大に成長するような良い方向性の部隊を組んでいないこともあります。その場合、淘汰される時間帯以降も戦えます。

テンポ型の部隊の強さが際立つ

展開が速すぎて、APM海賊や《厨房の悪夢ノミ》のような巨大に成長する部隊は間に合いづらいです。本来、そういう成長型はテンポ型の部隊を追い抜いていくはずですが、その追い抜くポイントに達するまでにテンポで削り切られやすいですし、ぶん回っているより巨大なプレイヤーに倒されたりもします。こんな風に成長型は最初に体力を支払うのに、その先払いとメリットが釣り合っていません。リスクが大きく中途半端ではダメで、やるのならぶん回っている側でないと危険です。

そういうわけで、相対的にテンポ型部隊の評価が高いです。《オメガ・バスター》《フェルストンパー》などのトークンでごちゃごちゃとした手数の多い部隊です。これだと体力を守れて淘汰される時間帯を粘りやすく、運が良ければその後も戦えます。強い方向性のプレイヤーがいないときもありますから。

低グレードでやることがあるラインに誘導する

早い段階からテンポを出したいので、グレード4あたりで何かやることがあるように動きを誘導すると安定度が上がります。例えば、《ドクター・ブームボックス》を集めて《ケンゴーの弟子》《タイタス・リーヴェンデア》を狙ったり。《花火マニア》のゴールデンを作ってひたすらグレード4を回したり。そういうテンポ型にいけるようにいけるように導きます。低グレードでがりがり回せる状態に持っていくゲームを増やすのが安定する方法かもしれません、ぶん回れることは稀ですから。

逆に、テンポ不足であるにも関わらずグレード4に受けがない状態になっていると危険です。そうするとテンポや方向性を求めてグレード5や6にポンと上げるしかなくなります。それだとそこで大ダメージを受けて、淘汰される時間帯で強い相手と当たったら死にます。また、高グレードを活かす間もないほどテンポ型のプレイヤー達に削り切られたりもします。

時間が不足するので、アドリブ力が必要

バディのせいで考える要素が多く、判断とアクションが多いです。だから時間不足になることが多くて、全てを大きな間違いなくこなすのは難しいです。特に《テス・グレイメイン》や《スキャブス・カッターバター》がいると、バディが行ったり来たりするカオスな状態になって、初めての状況になりやすいです。そういう状態なので、初めての状況を素早くアドリブで処理する機会が多いです。

適当にやるしかないですが、その中でもよりテンポを重視することを忘れないようにします。カオスな状態だと、リソースは溢れていることが多いです。半面、体力は一度失うと取り戻せませんし、淘汰される時間帯で体力が低いと危険ですから。