【シーズン2 Day1 レビュー】速攻型のクエストが使いやすい

クエスト

シーズン2初日のクエスト・環境・新ヒーローやミニオンのレビューです。クエストを選ぶ際の注意点や達成のコツ、強い報酬などを重点的に紹介します。

クエスト

まず達成できるかが大切

報酬よりも、達成できるかどうか・どのくらいで達成できるかが重要です。達成できなければ他のプレイヤーが報酬を使っている中、報酬なしで戦うことになってそれは厳しいです。与えられたリソースを有効に使えていないことになりますし。クエストは達成して使わないといけません。ヒーローを選んだらそのヒーローパワーは有効に使わないといけないのと同じです。

メカ・キルボアロビーの《ヴァーデン・ドーングラスプ》で5コイン目にグレード3に上げたゲームです。盤面にメカ・キルボア関連のミニオンはおらず酒場にもそれらはありませんでしたが、このクエストは良い方向性で狙っているメカ・キルボア部隊に進むのにぴったりの良いクエストだったのでピックしました。

ただし酒場にメカ・キルボアがおらず、1ロールしてもダメだったために6コイン目は海賊である《老練略奪屋》を買うことになりました。

その後は盤面のテンポを維持するためにどんどん深く海賊に進むことになり、結局クエストに価値がなくなりました。そのゲームはクエストを無視して全く使わずに戦うことになり、有効に報酬を使っている相手に負けました。

実は、他のクエストの選択肢に《賓客の招待》「ミニオンを4体買う。」+《刻み刈り獲らん》という達成が容易であるけれども使いにくそうな報酬のクエストがありました。こちらにしておけば良かったかもしれません。まず達成できないと意味がないです。

どういうクエストが達成しやすいかというと、条件が緩いか、条件が厳しいのであればクエスト選択時にすでにクエストの一部を達成できる算段を付けられるものです。つまり手札か酒場にそのクエストを達成するためのカードがある場合です。

クエスト達成のためのコツ

5コイン目にミニオンを手札に抱えられるなら抱えておく

ミニオンを召喚・使用するタイプのクエストが出たときのために、それらを手札に抱えておけば受けになります。

《ウレメンタル》《貝殻収集家》《ナーガ傭兵》のような「呪文錬成」で数を稼げます。

《面通しの準備》のポイント

「断末魔」などによって戦闘中に召喚されるミニオンもカウントされます。手札からプレイするミニオンだけではありません。なので数稼ぎのために「断末魔」ミニオンを盤面に置いておく価値は高まります。戦闘中にクエストを達成すると即座に報酬が起動するので、もし《明らかな凶器》のような報酬を選んでいたなら、「断末魔」はなるべく左に配置します。また、グレードを先行してあげているような弱いプレイヤーとの戦闘では、死にやすいミニオンを左に置いて有利トレードをしない悪い配置にあえてすることで数を稼ぎます

強い報酬

あまり重くなく達成しやすいクエストを出す報酬が良いかもしれません。あまり重いと先に達成して報酬を使っている相手からダメージを受け続けてリスクが高いです。テンポで劣っていればあっという間に死ぬのでゆっくりやっている余裕がないです。そういう人が8位になっている印象です。バディ環境の時に多くのグレード4バディが弱かったのと同じです。

《明らかな凶器》

非常に軽い報酬で速攻型で強いです。テンポの維持を容易にできてグレードをどんどん上げていけます。《デスウィング》のような感じ。「断末魔」などの中身も高い戦闘力になるので、《自己増殖型メナス》などを仕込んでいれば盤面は見た目以上に強いです。手数が多くなるグレード1回しとも相性が良さそうです。《ヴォルジン》ならスタッツを入れ替えて少しずつ攻撃力を高めていったりもできて相性が良いです。

《細部に宿る悪魔》

軽くてテンポのある速攻型でとても使いやすいです。早い段階で達成できて、《軍団の監督者》が手に入ればしばらく戦闘で負けることはありません。

《邪悪な双子》

よく使われる報酬で、これを取っている人がトップ4で高い体力を保っているところをよく見ます。《ブラン・ブロンズビアード》《商大公ガリーウィックス》のようなスタッツを大きくするミニオンやヒーローと相性が良さそうです。

《共に行く友》

重めですが強力なバリューを持つ強い報酬。

《盗んだ黄金》

重いですが、強烈なコンボ部隊を組めます。即座にテンポを出せるのが良い点。《バロン・リーヴェンデア》系統です。《インゴウインコ》《巨狼ゴルドリン》《オメガバスター》など。

《失敬したランプ》

重いですが決まると強い報酬。早い段階で《アッゲム・ソーンカース》のようなグレード5のトリプルなど本来あり得ないミニオンを作れます。間に合うか際どいラインのようで、間に合わずに死んでいるところも見ます。《ミルハウス・マナストーム》でトリプルを25個組んでいるところも見ました、相性が良さそうです。

微妙だった報酬

《シオターのパラソル》

「隠れ身」は主に《バロン・リーヴェンデア》《愛鳥家》のようなシステムミニオンを守るのに有効な効果ですが、クエスト選択の段階では有効に使えるかが不明です。毎ターン体力+8というのは使い道のわからない意味不明な報酬よりは堅実ですがインパクトには欠けます。

慣れていないと配置を間違いやすいので注意です。「挑発」を右に置くと目的のシステムミニオンに効果がかかりませんし、「挑発」も役割を果たしません。

《隠された別の死体》

何度もクエストを達成するのは難しく、見た目よりも使いにくいです。また、瞬間的にパワーのある報酬と比べるとインパクトに欠けます。

《血まみれの手》

軽くはない割に効果はそれほど大きくなく、しかも手札にミニオンを抱えていないといけないという条件付きで使いにくいです。手札に抱えられるほどコインに余裕があるとは限りませんし、大きくしたいような強いミニオンであればすでに盤面に出しているかもしれません。この手札に抱えておくのを慣れていないと忘れるので注意です。

環境の変化

求められる部隊のレベルは高い

「ダークムーンの景品」ロビーよりもさらに求められる部隊の強さレベルは高いです。ぶん回っていて普通で、本来あり得ないようなグレード5ミニオンのトリプルなどもどんどん登場します。強い動きをしないとダメで、ちょっとした《愛鳥家》や《筆頭家老エグゼクタス》のようなテンポ部隊で粘る作戦などは通用しにくいです。

「猛毒」マーロックをすぐに作れて便利

《毒々フィン》が復帰して即座に「猛毒」を容易できるようになりました。5体の「猛毒」+トリプル《献身の英雄》+《バロン・リーヴェンデア》系統の部隊を組みやすいです。そういった専門の部隊でなくても少数のミニオンを育てるタイプの部隊で気軽に「猛毒」を作ってトレードになるミニオンで盤面を埋められて便利です。《大暴走リロイ》《マンティッドの女王》はグレードが高いですからね。

キルボアはパワーダウン

《妙ちくりんな薬剤師》が削除されて《死霊術師》とのコンボがなくなり、爆発的なスタッツの強化はできなくなりました。《闇睨の長老》部隊や《宝石割ルボア》《地響き使い》《ハジキロボ》部隊の弱体化です。

新ヒーロー・新ミニオン

《マーロック・ホームズ》

地味ですが使いやすく悪くないヒーロー。

《デナスリアス陛下》

8位になっているところをよく見ました。そうでなくても5、6位で死んでいたりします。

《茶人シオター》

3体をバフすれば効率は1コインで+3/+3です。効率が良いわけではないですがひどくもなく、早い段階から連打していればそれなりに強いです。