【シーズン2 Day5 レビュー】クエスト次第ではグレード上げを遅らせても問題ない

クエスト

環境の特徴とプレイの指針、クエストに応じたグレード上げやクエストを達成しやすいヒーロー、そしてクエストを使った強いコンボを紹介します。

環境の特徴とプレイの指針

クエストでブーストがかかって、全体的にプレイヤーが作る部隊の強さレベルが上がっています。環境としては速く、そういった完成度の高い部隊を早い段階で組むプレイヤーがそうではないプレイヤーを圧倒します。以前よりもワンテンポ早い8~10コイン目あたりにスパイクが来ます。

クエストの存在感が大きく、クエスト自体が方向性になることもあります。いかにクエストを有効活用するかがプレイとしては大切です。

  • クエスト選択でしくじらないこと。
  • 達成可能でなるべく軽いクエストを選択します。
  • かつ、役に立つ報酬。どうしようもない報酬は簡単に達成できても意味がないです。
  • クエストに応じたプランを考えます。

クエスト次第では、グレード上げを遅らせても良い

クエストはテンポにしてもバリューにしても高いパワーを持っているので、グレード上げを遅らせてでもクエスト達成を優先するのもありです。つまり高いテンポで盤面を安定させてから、もしくはバリューを自動的に得ていくシステムを完成させてから、グレード上げは後から一気に追い上げれば良いのです。

例えば《儀式用ダガー》であれば早くに達成して盤面に「断末魔」を揃える必要があります。酒場から買うミニオンのグレードはあまり関係なく、「断末魔」であれば割と何でも良いです。それよりも成長するスタートの早さが重要。そこでグレード2などの低グレードに留まって先に盤面を作るのもありです。

《被害者の亡霊》であれば高いバリューがあります。先にシステムを完成させた方が、そのシステムを活用できる時間が長くなるのでグレード2などに留まって達成を優先するのもありです。

クエストを達成しやすいヒーロー

簡単なクエストは何らかのミニオンを手に入れたり使ったりするものです。

そういったクエストと相性が良いのは、ヒーローパワーで何らかのカードを入手するタイプのヒーローです。こういったヒーローは評価が高まります。かつクエストの難易度補正で有利になるために装甲がある方が良いです。

《野良猫》を使ってトリプルを組む一連の動きは、大量のカードを手札に加えて大量のミニオンを使用できます。
カードとコインを大量に出し入れできます。この環境で感触が良いヒーロー。

《チップ欲しガール》はクエストと相性が悪い

6コイン目からはひたすら1コイン余らせた状態でグレード上げを繰り返すだけになります。そこでミニオンを買ったり使用したりといった手札や盤面に変化があるプレイにならないからです。達成できそうなのは《殺人凶器の発見》《時系列の整理》くらいで、選択肢の幅が狭くなります。

また、《チップ欲しガール》カーブの場合は9コイン目にトリプルからグレード6「発見」になりやすいですが、その動きが環境に合っていません。クエスト報酬を使ったスパイクの方がグレード6ミニオンのパワーよりも大きく早いので、それをしているプレイヤーから大きなダメージを受けて苦しい展開になります。《チップ欲しガール》のスタッツはクエスト報酬のスパイクに耐えられるほど大きくないです。

クエストを使った強いコンボ

《不気味な仮面》+《クトゥーン》

ヒーローパワーが+12/+12程度だとしてそれがクエストで2倍になると+24/+24。その程度でもゲームが長引けば1位を取れるぐらいのスタッツになります。100/100超えのミニオンが複数程度。

《青緑虎のサファイア》+《腹減りフェルバット》

使いにくい報酬で、これくらいしか目ぼしいコンボがないので悪魔がBANされていないかを確認して決め打ちするのもありかもしれません。ちなみに《腹減りフェルバット》は上に出てきた《不気味な仮面》とも当然相性は抜群で、クエスト報酬の受けが広いミニオンです。

《青緑虎のサファイア》+《厨房の悪夢ノミ》もしくは《閃光のライトスポーン》

酒場をバフするという意味では一応シナジーしています。

《刻み刈り獲らん》+《偏食鬼》+《アランナ・スターシーカー》

マーロックがいないと使いにくい報酬。《ミナジェリのジャグ》のようなバフミニオンを盤面にキープするのは手間がかかって大変です。そんな中、《偏食鬼》は本体が成長していくので盤面にキープするのが容易で相性が良いです。そして《アランナ・スターシーカー》は低グレードのミニオンを決め打ちで集めるタイプのヒーローでこのプランに合っています。

《儀式用ダガー》+《貪り喰らうものミュターヌス》

《儀式用ダガー》は、早い段階で「断末魔」を揃えて、ペアがあればトリプルでスタッツを合体させられるのが理想。《貪り喰らうものミュターヌス》は食べられるのでトリプルがなくてもスタッツをまとめられて便利です。「断末魔」を揃えるためにグレード2などの低グレードに長く留まる傾向があります。

《アニマの賄賂》+《ダンシン・ダリル》

この報酬自体が、ヒーローを《ダンシン・ダリル》化させる報酬です。当然《ダンシン・ダリル》と相性抜群です。酒場のバフしたいミニオン以外のミニオンを全て買い、その後大量にミニオンを売ってバフを集中させてから買います。この動きを繰り返すためにグレードはほぼ上げません。ただこの報酬の場合、盤面にいるミニオンのスタッツが全く失われない点が帽子に変わってしまう《ダンシン・ダリル》とは異なっていて便利です。なのでスタッツの大きなミニオンを売っても問題がありません。また踊る対象以外のミニオンが酒場に残っている状態(複数のミニオンが酒場にいる)で踊り始めてバフがばらけたとしても、結局そのバフを吸ってしまったミニオンを売れば良いのであって、問題がありません。

普通にプレイしていても、頃合いを見て《錆きの聖者》のような強いミニオンが出たらそれで踊って盤面のスタッツをそれと入れ替えられます。そうやって盤面のスタッツをかき集めて数体のミニオンに集中させてそれらではスタッツ競争で勝てるようにします。残りは《大暴走リロイ》《マンティッドの女王》《献身の英雄》のようなマンツーマンでトレードできる即戦力で埋めます。

《失敬したランプ》+《厨房の悪夢ノミ》

決まれば爆発的な速度で成長して、誰も止められないほど強いです。

《秘密の罪石》+《スキャブス・カッターバター》

《殺人凶器の発見》+《ヴォルジン》

ヒーローパワーで簡単に達成できます。回数のカウントは、「1体のミニオンの攻撃力もしくは体力が強化された時に1回」です。1体のミニオンの攻撃力と体力の両方を強化してもカウントは1回ですし、片方だけでも構いません。要注意なのが、入れ替えるミニオンのスタッツは、一方がもう一方よりも完全に大きい場合は1回しかカウントされないことです。例えば3/3と2/2を入れ替えた場合、2/2のミニオンが強化される分の1回のカウントだけです。そこで2/3と3/2のような一方が一方よりも完全に大きくないミニオン同士を入れ替えたなら、どちらも強化されたことになって2回カウントを稼げます。

《ネザードレイク》+《チビドラ密輸人》+《アランナ・スターシーカー》もしくは《イセラ》

クエストは関係ないですが強いミニオンのコンボです。2体揃えばターン終了時にすべてのドラゴンが+1/+1となって《チャールガ》と同じ効果で早い段階であれば強いです。これらをたくさん集められる《アランナ・スターシーカー》や《イセラ》で狙いやすいです。