他人を観察して真似すれば、負けっぱなしにはならない

その他

良いやり方はプレイヤーの間を循環しています。他人を観察してそのやり方を真似すれば、正体不明のやり方で負かされ続けるということはありません。また自分でやり方を探す場合、環境を理解すること以外では、あるやり方をやってみて負けるまで続けるマニュアル的な方法があります。そういった負けっぱなしにならない方法(特に新しくよく分からない環境を手探りでプレイする時)について書きます。

他のプレイヤーを観察して真似する

ヒーロー選択

他のプレイヤーは良いものをよく知っています。現実でもお得な商品にはどこで情報を聞きつけるのか行列ができますがそれと同じ。より良いものは頻繁に使われ、良くないものはほとんど見なくなります。ですので自分で分かっていなくとも良さそうなものを見つけるのは難しくありません。人についていけば良いです。

どういった流れで進めているか

観察していればそのプレイヤーがどういう風にして勝ったり負けたりしているかある程度分かります。それで良いやり方を知れたら真似します。特に変わった動きをしていたり気になったりするプレイヤーがいたら、それを観察します。

《炎の王ラグナロス》でここでグレードを上げるんだ。それ大丈夫なの?気になるからちょっと見てみよう。


と言った感じでスコアボードを見ている時などに目星をつけておいて、その後勝ったのか負けたのか見てみます。強い部隊を組んで勝っていれば、どういう動きでそれを作ったのかその流れがある程度検討が付きます(あっさり死んでいればそれはダメなんだと分かります)。もし最初からチェックしていなければ、強い部隊が突然現れて不思議な負け方をした、というだけで終わってしまって疑問が残ります

自分の対戦相手であればより詳しく分かります。例えば8コイン目で自分がグレード4に上げて相手はグレード3に留まって大ダメージを与えてきたとします。それで自分は8位になったとして、その時に8コイン目のターンの相手がどうなっているか確認します。8コイン目に将来性がなくテンポはある盤面だったのに結局トップ4を確保していたなら、「自分はあそこで将来を断たれた。将来性を重視する相手の体力を削ることでもトップ4を取れるのかも。」などと推測できます。

最終構成や配置

決勝戦あたりで自分を倒してくるプレイヤーは、そのプレイヤーの全力のとっておきの部隊・配置です。相手はどういう部隊・配置で1位を取るのか、その秘策を隠されたままゲームが終わることはありません、最後に見せてくれます。それでうまくやられて負けたなら、それをそっくりそのまま真似して他のプレイヤーにそのバトンを渡すように返します。それで自分が勝てるなら良いし、負けるならその相手は自分が最初に負けた秘策への対策を見せてくれます。こんな風に自分で秘策や対策を開発しなくても受けた秘策を真似して対策も他の人に任して回していけば負け続けることはありません。そのバトンが自分で止まってしまっていない限りは。

例えば、「聖なる盾」持ちの巨大な《タレクゴサ》と《赤のナディーナ》部隊の相手が最終戦で突然《タレクゴサ》に「挑発」を付与してきた場合です。こちらが「猛毒」を後ろに置いていたらそびえ立つ「挑発」にどんどんアタッカーが吸われて負けますね。そういうプレイ、突然予想外の「挑発」付与はありなんだと分かったらそれを自分も真似してみるのです。

負けるまでそのやり方を続ける、負けたら止める

本来、現在の環境はどうなっていてどういう理由でどういうやり方が良いのか、理解できるのが理想です。それができれば初めて出くわす事柄にも対応できて応用が効きます。ただそうなるのは環境末期だったりして、環境初期ではよく分かりません。そういったときは、「あるやり方をやってみてそれで勝てている限りは続ける・負けたら止める」という方法である程度良いやり方を探せます。ケース一つ一つを手作業で確かめていくマニュアル的な方法です。そうやって個々のケースのデータが集まってきたら、そこからうまくいくケース・うまくいかないケースそれぞれの共通点を見つけることで環境の理解にもつなげられます。

例えば、ヒーロー《ダンシン・ダリル》の強さが十分か分からない、もしくは弱そうに感じるとします。なら使ってみてその環境で十分かチェックします。それでなぜか勝てたなら理由が分からなくても負けるまでは使い続けます。仕組みを理解できていなくてもある程度正しい選択をできていることになります。なんだかよく分からないけど勝てる、環境が理解できるまではとりあえずそれで良いのです。