《秘密の罪石》は、重くてムラが大きい

クエスト

《秘密の罪石》はムラが大きいこと、《帳簿の改竄》の遅すぎるパターン、それ以外にも《ロード・バロフ》《ブラン・ブロンズビアード》のTipsなどについて書きます。

《秘密の罪石》は、重くてムラが大きい

「ミニオンを12体買う」は重すぎます。普通のカーブでプレイしていれば10コイン目でも達成できず、12コインあたりになります。この時間帯まで生き残れていれば既にトップ4になっているくらいの遅さです。つまり長い時間クエストなしで戦うことになり、達成するまでに死んでいてもおかしくありません。スパイクするまで生き残れるか次第というムラの大きいクエスト報酬。

この段階でクエストを使えていないのは遅すぎです。

有効に使うには強い「発見」をする必要があります。特定のヒーローパワーを除いて、「発見」方法は4つしかありません。

  • トリプル報酬
  • 《哨蛸オルゴゾア
  • 《原始フィンの見張り番》
  • 《礁の探検家》

強い動きは、トリプル報酬からグレード6「発見」、それでさらにトリプルを組んでループする動き。《哨蛸オルゴゾア》も強力。いずれにせよグレード5に上げていないといけません。理想としては達成すると同時にトリプルを組んでスパイクすることです。

スパイクするターンは極端に時間が不足するので注意。手札のスペースも問題になって、慣れていないと間に合いません。トリプルからのループは一度止まってしまうともう回らなくなったりするので、スパイクするターンのタイムアウトは致命的です。

《帳簿の改竄》の遅すぎるパターン

《デナスリアス陛下》

ヒーローパワーのクエストで「味方の断末魔を9回発動させる」《帳簿の改竄》のメカなしでは遅すぎです。9回なら、「断末魔」を配置し始めてから3回は戦闘しないと達成できません。グレード2に上げてから「断末魔」を買い始めると、5・6・7コインと3回戦って7コイン目の終了時に達成です。ということは8コイン目にグレード3を並べている相手に大ダメージを受けます。優先的に「断末魔」を買うしかないので弱いミニオンを買うこともあり、それで盤面が弱くなるかもしれません。

そこから《帳簿の改竄》を育て始めるのは遅く、しかもメカがないとスパイクできません。だから序盤の劣勢を覆せず、ぶん回っている相手に当たれば負けます遅い上に将来性がないなら、良い所がありません

ハイレベルなロビーでは、なかなか他のプレイヤーは死にません。そうすると成長速度の勝負となり、中途半端な部隊では対抗できずに負けます。

  • 方向性が間に合っている。
  • 成長速度で張り合えるポテンシャルがある。

この両方を満たさないとハイレベルなロビーでは勝てません。まず、間に合っていない体力が尽き果てるラインに進路を取ってはいけません。まず生き残れる進路を取る、これは強制。それに応じて方向性を決めます。逆では死んでしまいます。

《菌術師フラァグル》

「ミニオンを18体召喚する」でこのセットアップだと間に合いません。もしクエストを達成しようとして弱い頭数のあるミニオンを並べたりすれば、ダメージを受けすぎます。こんな風に間に合わなそうなクエストを無理に進めようとすると即死しかねず、リスクが高すぎてそれはできません。だからこうなるとクエストのことは忘れて普通にヒーローパワーを活かしてプレイし、それでテンポを出す他ありません。

クエストが間に合うか間に合わないかはデリケートで、ここを見極めるのが大切。引きにもよりますがそもそもピックが悪い場合もあります。こうなるのであればクエスト選択の段階で少なくとも達成できるものを選択しておけば良いです。

弱い《刻み刈り獲らん》と遅い《アッゲム・ソーンカース》の例

  • 《刻み刈り獲らん》と悪魔のコンボは強くないです。
  • 《アッゲム・ソーンカース》はグレード5に上げてから買って使うと、遅すぎて強くないです。

全体的にサイズが足りていません。

弱いクエスト報酬は、達成の早さがポイント

《細部に宿る悪魔》《別人格》《青緑虎のサファイア》のような微妙なクエストを使う場合、少なくとも早くに達成できないといけません。その即効性を見込んで妥協してピックするわけですからね。弱いクエストで達成が遅いなら、それはクエストなしで戦っているということで盤面は弱いです。

《ロード・バロフ》は、見た目よりも悪い

《刻み刈り獲らん》+悪魔のコンボは組んで良いことがなく、どうしようもない盤面になって受けがなくなって負けます。《刻み刈り獲らん》をマーロックがいないときに取るとこういう良くない方向に行きやすいので注意。

良さそうに見えるヒーローですが不安定で、ひどく劣勢になることがよくあります。使われているところをあまり見ませんし、勝っている印象もありません。もしヒーロー選択でBANの悪くない《ダンシン・ダリル》がいたりすれば、そちらの方が良さそうです。

ターン中にやることを全て終わらせてからヒーローパワーを使います。その時に選択するウィンドウを閉じてぼんやり盤面を見ているとうっかり制限時間がなくなっていることがあるので注意。少なくとも選択のウィンドウを開いたまま考えないとギリギリすぎると間に合いません。

ヒーロー《ブラン・ブロンズビアード》は、獣・ナーガ・エレメンタルがBANだと厳しい

グレード1をどれだけ回しても「雄叫び」を引けない場合があります。《野良猫》《貝殻収集家》《入替異常体》がないとコインを温存できません。さらに「雄叫び」を探すためにリロールすると、深刻なコイン不足になります。そうするとグレード3~4でマーロックを回す普通の動きまで辿り着けません。体力を削られ、余裕がないまま延命を図るだけになります。