シーズン4の新ミニオンレビュー【キルボア編】

ミニオン

シーズン4でのキルボアの一覧と新ミニオンのレビューです。退場するミニオンの一覧とその影響や、全体の印象についても書きます。コンセプトは《血の宝石》の効果を永続的にバフすること。ただ手動型の成長ミニオンが不足していて、新しいコンセプトでスタッツ勝負に挑むのは難しそうです。

新ミニオン4体
退場ミニオン5体
バトルグラウンド シーズン4が始まるぞ!
バトルグラウンド シーズン4では「バトルグラウンド」モード全体が大きく変わり、新ヒーローに新キーワード、55種類以上の新ミニオンがやってくるんだ!

グレード1

グレード2

「断末魔」:《血の宝石》1個を得る。

グレード2に移動し、スタッツが3/2に小さくなって「雄叫び」が消えます

グレード3

《Moon-Bacon Jazzer》・・・じっくり熟成するジャズ奏者

「雄叫び」:この対戦中、自分の《血の宝石》は追加で体力+1を付与する。

退場する《巨猪アッガマガーン》の片割れその1。「雄叫び」による使い切りで、永続的に《血の宝石》の効果をバフ。

グレード4

《血の宝石》のバフミニオン追加で、効果はアップします。
「猛毒」が「毒袋」に変更。

《Prickly Piper》・・・トゲトゲのパイプ奏者

「断末魔」:この対戦中、自分の《血の宝石》は追加で攻撃力+1を付与する。

退場する《巨猪アッガマガーン》の片割れその2。「断末魔」で毎ターン繰り返し使えて、永続的に《血の宝石》の効果をバフ。《ネルビアンの王アヌバラク》に近いです。それと同じように《タイタス・リーヴェンデア》で倍増させられますが、アンデッドほど頭数が多くなくて「聖なる盾」が2種いるのみなので攻撃力が上がってもそれを活かしにくいです。

グレード5

《茶人シオター》が退場して、唯一の混成部隊専用の手動型の成長ミニオン。

《Bongo Bopper》・・・ボンゴ使いのボップ奏者(ボップはジャズジャンルの1つ)

ターン終了時、《血の宝石》1個を得て、さらにこのミニオンに2個使用する。

毎ターン自身を含めて+3/+3程度成長します。買ってすぐに8/8相当→次のターンは11/11相当、という感じ。《血の宝石》の効果のバフが済んでいれば戦力になりそうです。

グレード6

自分のターンの終了時、自身を除く味方のミニオン全てに《血の宝石》を使用する。

自身を除くように弱体化。《血の宝石》のバフミニオン追加で、有効性が上がります。

《Bristlebach》・・・ブリストルバッハ

「仇討(1)」:味方のキルボア全てに《血の宝石》を1個ずつ使用する。

戦闘フェイズの効果なので、使用された《血の宝石》は戦闘フェイズ限定で、雇用フェイズに入ったら消えます。退場する《闇睨の長老》とは全く違う、戦闘フェイズ限定のテンポミニオンで、成長ミニオンではありません。

「仇討(1)」で《愛鳥家》のように即効性のあるテンポです。《血の宝石》の効果をバフできていたらパワーアップ。問題はキルボアには「仇討」のための頭数の多いミニオンが全くいない点で、「蘇り」《ガストコイラー》などの他種族のサポートが必要でしょう。それらはキルボアではないのでこれで強化できませんが。

退場するミニオン

  • 《ブリストルバックの無頼漢》が消えて《荊使い》がグレード2に移動したことで、グレード3の強いテンポがなくなりました。だから5ゴールド目にグレード3に早上げするとき、キルボアがいても頼りにはなりません
  • 《ブリストルバックの無頼漢》に《血の宝石》の貯蓄しておいて後々アタッカーに移す動きは強かったですが、なくなります。
  • 《巨猪アッガマガーン》が消えて、《アッゲム・ソーンカース》で混成部隊を組むときの種族候補が減ります。ちなみに《洞窟ヒドラ》も消えて、残る良い獣は《シンランナー・ブランキー》です。
  • 《闇睨の長老》が消えて、手動型の全体バフミニオンを失います

全体の印象

「雄叫び」:この対戦中、自分の《血の宝石》は追加で体力+1を付与する。
「断末魔」:この対戦中、自分の《血の宝石》は追加で攻撃力+1を付与する。

新しいコンセプトは、これらで《血の宝石》の効果を永続的にバフしてそれを活かすこと。

プレイベントによれば、これは見た目以上に強いテンポを出せます。手作業で《血の宝石》を買い集めて1体巨大なミニオンを作ったりできます。全体バフまでしなくても強いです。

雇用フェイズに成長してスタッツ勝負に挑むのは難しそう

というのは、《血の宝石》を全体に使って成長する手動型のシステムミニオンがいないからです。つまり退場する《闇睨の長老》のような1ターンに繰り返し効果が発動するミニオンです。

自分のターンの終了時、自身を除く味方のミニオン全てに《血の宝石》を使用する。

《宝石の運び屋》は「雄叫び」による単発ですし、《チャールガ》は1ターン1回です。したがってどこかで別の軸に移り変わる必要がありそうです。

戦闘フェイズでテンポを出す《Bristlebach》部隊

「仇討(1)」:味方のキルボア全てに《血の宝石》を1個ずつ使用する。

《血の宝石》の効果バフを活かす別の方針です。《ガストコイラー》などの頭数のある「仇討」要員を添えます。場合によっては《フェルストンパー》軸のような破壊力になるかもしれません。

これら以外でキルボアを使う主な用途は、

  • 混成部隊。《アッゲム・ソーンカース》+《巨猪の預言者》。これは手動型ですね。
  • 育てにくいミニオンを《血の宝石》で育てるサポート。