種族専用ヒーローであっても、その種族に拘らなくても良い

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《アズシャラ女王》のような種族専用ヒーローであっても、必ずしもその種族に拘る必要はないことについて、特に《アズシャラ女王》に関して詳しく書きます。あとは《アズシャラ女王》でヒーローパワー起動を目的としたクエストをピックする必要はあまりないこと、《ミルハウス・マナストーム》、種族専用ヒーロー、装甲なしヒーロー、《犯人の特定》の注意点を紹介します。

種族専用ヒーローであっても、その種族に拘らなくても良い

《アズシャラ女王》《海賊パッチーズ》《ミリフィセント・マナストーム》のようなタイプでも、全く関係のない種族に進む方が良い場合もあります。《アズシャラ女王》でマーロック、《海賊パッチーズ》でキルボアなど。来ているミニオンでテンポが最大になるようにプレイするのが鉄則。だから来ていない専用種族で戦うよりも、来ている関係のない種族で戦う方が強ければそうなることもあります。そもそもクエストがある以上、ヒーローパワーはそれほど重要でもありません。例えば《共に行く友》を達成できるなら、そちらの種族に進む方が良さそうです。

《アズシャラ女王》の場合、《潮の貴婦人アジッサ》の最も強い形に進むというよりはナーガをサポートに使うことになりやすいです。つまり《生物飼育者》+横薙ぎ攻撃や「猛毒」マーロックなどです。なぜなら《潮の貴婦人アジッサ》に進めるのはグレード5でトリプルから「発見」する場合であって、確率としては低いからです。十分なテンポがある場合にグレード6に上げてヒーローパワーから入手する方法だと遅く、すぐに2体来ない限り間に合いません。こんな風に簡単には進めません。

それより、グレード6に上げる必要がなく大量のナーガを活かせる《生物飼育者》の方が堅実。体力に余裕があるとしてもグレード6に上げた場合は良いミニオンが来なければすぐに削られますし。強化対象は《錆きの聖者》などのメカもありです、自由にテンポを出せれば問題ありません。また、巨大な《溶岩に潜むもの》や《晩暮の暴れん坊》がいたりするので、その少数の巨大なミニオンの残りを「猛毒」で埋めて《グロースケイル》でサポートするのも良いです。

《アズシャラ女王》でヒーローパワー起動のためのクエストは遅すぎる

ヒーローパワーを起動するためにピックするクエストは、それが「25コイン消費する」《血まみれの手》などの軽いものであっても遅くてあまり意味がないです。というのも、普通にやっていたら8~9コイン目あたりにヒーローパワーは起動できて、それはクエストを達成するターンとそれほど違いがないからです。8~9コイン目よりも早くクエストを達成してヒーローパワーの起動を早めるというのは難しいですし、そのためだけにクエストをピックするとそれは腐ってしまうかもしれません。

ちなみに《献身の英雄》が大きすぎる場合は「挑発」を付与しないと割れません。普通は《トンネル爆破係》を警戒するために付与しない方が良いですが大きくなると別。

《ミルハウス・マナストーム》はグレード4にスタックすると負けやすい

海賊・エレメンタルがいるときに使うヒーローです。長めにグレード1に滞在して、トリプルからグレード5を「発見」して《厨房の悪夢ノミ》《チビラグ》《ホガァァァ船長》などの相性の良いミニオンを狙います。この「発見」に失敗して、どうしようもない盤面になるパターンはよくあります。グレード5に上げるほど強くなく、グレード5に受けもない盤面。かといってグレード4を回しても十分な成長速度にはなりません。そうなるとどのみち負けます。BANが良いとしても不安定なヒーロー。

《キュレーター》の《儀式用ダガー》、《リッチキング》の《錆きの聖者》無限リフレッシュに負け。メカキルボアロビーの場合は特に、こういうすっきりしたスタッツだけの部隊は弱いです。そしてこのヒーローでメカキルボアは組みにくく、こういう状況によくなります。パーツを集めるのが苦手で、手当たり次第にミニオンを買ってその物量でスタッツを大きくする流れになりやすいですからね。

装甲なしヒーローは負けやすい

《ヴォルジン》の《邪悪な双子》《洞窟ヒドラ》に負け。

《大悪党ラファーム》や《森番オム》は7位でポンと負けるようなゲームが多いです。序盤に大きく体力を削られてそれが響く流れ。クエストは重く、序盤の足かせが大きすぎます。装甲なしの欠点が大きい割に、それを補完する強さをヒーローパワーで出せるかは不安定です。こういった装甲なしの多くのヒーローよりかは《ロード・ジャラクサス》のような大量の装甲がある適当なヒーローの方が良いかもしれません。大量の装甲を持つタイプは良い流れに進みやすいのとは逆に、装甲なしのタイプは苦しい展開がお決まりです。

《犯人の特定》では、あまり手を抜かなくても良いかも

引き分けは珍しいので、達成するには体力が犠牲になるクエスト。クエストは使わないと不利になり、選んだ時点で体力を削られることが確定するので、装甲の多いヒーローでないと使いにくいです。もっとも使いにくいクエストで、2回なら使えますがそれを超えると厳しいです。

できれば僅差で負けたいので手を抜きますが、そのさじ加減が難しいです。達成が遅れると致命的になる場合、万が一を考えて多めに手を抜く必要があります。ただ実際は、よっぽど強くない限りは手を抜かずに普通にやっても問題ないです。というのも、思っているより相手の盤面は強いことが普通ですから。大体は必要以上に手を抜いて余計なダメージを受けます。