《リッチのバズィアル》の特徴とコインカーブ

ヒーロー

ヒーローの特徴

強いこともありますがリスクもあって、全体的な強さは普通です。

  • ヒーローパワーを使えるのはゲーム開始から連続で3~4回程度。低グレードにいる相手が対処できない高グレードミニオンで強い盤面を作るロケットスタートが強み。
  • 序盤からヒーローパワーを連打して大ダメージを受けますが、強い盤面を作れたら他のプレイヤーに大ダメージを与えて回ってロビーの展開を速められます。自分一人が12ダメージ受ける代わりに多くの他プレイヤーに12~15ダメージを与えて回るのは《ディアブロ》のような使用感。
  • 回り始めたら手が付けられないほど強いです。一般的に7~9コイン目あたりで大きくテンポでリードするとプレイの選択肢が広がって有利で、それを築けたりします。
  • グレード3~4の引きが悪いとそうはならず、低い体力のせいで戦闘で負けられる余裕がなくそのまま死ぬこともあります。

悪魔がいて《カスラナティール》を引ければ、ヒーローパワーが使い放題になって強いです。

コインカーブ

大まかに2通りあります。

4コイン目にグレード3に上げるパターン

3コイン目ヒーローパワー、5コインでグレード2に上げ。
4コイン目ヒーローパワー、6コインでグレード3に上げ。
5コイン目ヒーローパワー、1リロール、2体買い。もしくは7コインでグレード4に上げ。

早い段階で理不尽な強い盤面を作る、このヒーローらしさが出やすい最もよくあるカーブ。5コイン目に1コイン損するのがデメリット。5コイン目にグレード4に上げるのはグレード3の引きが悪かったり、死体がいてチャンスがあったりするときです。

良く回るよりも苦しい展開になることが多い印象。というのも、グレード3の引きに強く依存していて、それは普通のヒーローで5コイン目にグレード3に上げるのが良くない理由と同じだからです。1リロールありますが、それでもダメなときもあります。そうすると体力が低すぎて、ぶん回っている相手に当たるとそのまま死んでしまいます。

8~9コイン目に《母熊》《白いクロコリスク》《ベビークラッシュ》などを対処不能のテンポを出されることはあります。そこで普通のヒーローなら15ダメージ受けてまだ生きているかもしれませんが、このヒーローにはそれほど余裕がなかったりします。

4コイン目にグレード2に留まるパターン

3コイン目ヒーローパワー、5コインでグレード2に上げ。
4コイン目ヒーローパワー、2体買い。
5コイン目5コインでグレード3に上げ。

4コイン目に良いグレード2を2体引いたときに、グレード3に上げずにそれらを買うカーブ。嵩にかかって攻めるこのヒーローらしさがあまり出ないマイルドなカーブ。5コイン目にちょうど5コインでグレード3に上げられて無駄がないのがメリット。あまり行う機会はありませんが、勝ちやすく良い印象。

《コックのクッキー》《ゲイルウィング》などでもそうですが、グレード早上げのヒーローでそうせずに低グレードに留まるやり方は安定感があって勝ちやすいです。リスクが低いからです。つまり早上げと違って引きによる影響を強く受けませんし、グレード2の強いテンポで体力を守れ、そこで稼いだ余裕は将来バリューに還元できて無駄にはならないからです。